【アバック横浜】話題の新機種 JMGO N1 Ultimateの「ホームシアター屋さん的目線」でご紹介をさせて頂きます。

2025.5.11:試聴希望の方にご注意点です。

当店の展示はあくまで「販売の為」の展示となっており、購入の最終確認をしたいお客様を優先しますので
「他機種との比較などではなく実物を見て勉強する為に」
「実物を見たいだけで購入は他店でするので試聴だけ希望」
のご予約はお断りいたします。
なお、店舗での価格はJMGO様の新規登録者10%引きと同じ¥397,980→¥358,000で販売しております。(2025.5.11現在)
また、弊社通販を含め・他店購入の商品について店舗での電話等サポートは出来ませんのであらかじめご容赦ください。
2025.5.23追記:最近TVS REGZAのよく似たプロジェクターが発売されておりますが


TVS REGZAのプロジェクターはJMGOでは製造していない商品であり、弊社での扱い予定はありません。
一見、システムは差がないような印象ですが、大きな違いとしてはRLC-V7RPROで明るさが上位モデルで3000lm、RLC-V7Rで2000lm、(N1Ultimateで3300lm、N1PROで2350lm)と少し暗く、代わりにUSBポートが1つ増え、RLC-V7R PROの台座部分スピーカー配置と出力が大きくなっている事が違いです。
後は金具関係が使えませんので、ポールに乗せたり天吊りをしたりと言う方法が取れない据え置き専用の機材になっています。
実機の展示も見させていただきましたが、価格的に見てもN1Ultimateにはちょっとかなわないかなと思います。
アバック横浜 渡邉です。

まずは宣伝を。
2025サマーフェスタ、開催中でございます。
リンク先のページ、最後の方に具体的な機種や情報が載っておりますので、リンクをご参照ください。
今回は長すぎて宣伝部分だけでは載せられないです……。

https://corp.avac.co.jp/summer_2025
「ホームシアターファクトリー」各商品は、「ホームシアターファクトリー仙台」やアバック各店舗・Amazonや通販でも発売中です。
お部屋の香りに拘ったシアターアロマ、スポットライトとサイズ互換のボックス付き埋め込みスピーカー、大型のプロジェクターも吊り下げ可能な金具からアウトドア「岩」スピーカーまでいろいろあります。
本題です。
先日、JMGOの最新機種「N1S Ultimete」が到着しました。
実機の展示準備は終わりすでに120インチでのN1Ultraとの比較投射が可能になっています。
(2025.5.25:N1Ultraは生産終了の為撤収しています)

前回と同じですが、こちらの機種に関してはYoutuberの皆様もすでにレビューをしていますので、今回も「ホームシアター専門店的目線」での解説をしたいと思います。
JMGO N1S Ultimete
https://jmgo.jp/products/jmgo-n1s-ultimate-4k
3300lmというミドルクラスビジネスプロジェクター並みの光量と三原色LEDを用いた、既存のDLP系機材とは一世代前に進んだテクノロジーを持っています。

まずは外観から……変化なし。
しいて言えばUltimateの方はレンズ部分に「4K」の文字が入っているかなと言うぐらいでしょうか。
ちなみにこちらがN1S Ultra
N1S Ultuimateがこちら「4k」の文字が追加されています。
側面、背面も変化ありません。
本体裏面右側がHDMI1(eARC:音声出力対応)となりは普通のHDMI、後は3.5mmヘッドホンポートとUSB端子になります。
リモコンにも差がありません。
起動も見て見ましたがソフトウェア「Google TV」も変化なし。
起動も見て見ましたがソフトウェア「Google TV」も変化なし。
本当に中身で差が出ていると言う事になります。
こうなると比較映像しかありませんのでどんどん載せてゆきます。
Iphone16 HD60コマ HDRはかかっておりませんがちょっと赤みが強いようですので少し抑えめで考えてください。
使用素材は「4K Greatview」です。
その1,日本の一本桜
こちらがN1S Ultimate。
こちらがN1S Ultra。
その2,日本三大火祭り
こちらがN1S Ultimate。
こちらがN1S Ultra。
その3,冬の釧路湿原
こちらがN1S Ultimate。
こちらがN1S Ultra。
最後その4、東京空撮の途中、夕方から夜にかけてのシーン。
こちらがN1S Ultimate。
こちらがN1S Ultra。
動画の画は参考レベルとして見て頂ければと思いますが、Youtuberの皆さんは参照した限り「明るい」「すごい」という表現と「昼間でも使えるプロジェクター」などの感想を書かれておりました。
正直その通りだと思います。
そこで私達「玄人」であるホームシアター屋さんの目線と言う事になるの、まず「肌感の評価」としてはN1S UltimateはN1S ultraと比較して光量自体の変化の結果若干元の色に青みが強くなり、それが一本桜や東京空撮で出ているのかなという印象を受けました。
ただ色の変化は悪い印象の物ではなく、むしろ「元の画面を塗り潰している」と言う点でN1S Ultimateの画は実際の比較以上に所謂「ハイエンド機」と同じ様な画の印象です。
もちろんVictorなどのフル4Kレーザーのハイエンド機と比べれば精細感など差ははっきりあるのですが、「普通に見ている分には問題はない」極端な話「両方を見ていなければ大きな差は感じずらい」と思えるレベルになっています。

この辺は以前からも何回か書いておりますが「発色」や「コントラスト」と言う物は「白」がしっかりしている事で「黒」が目立つというと言うある意味「視覚の差」が基準になります。
現実的な話をすれば白はスクリーンで実現できますが、レーザー光源の制御で理論上は光源を止める事で「真っ黒」は実現……できません。
映像を映し出す元スクリーンの色が出るだけ、この場合、ちょっとでも光があればぼやっとした白いスクリーンが暗い場所に映る事になります。
本当に「黒」を出すには白のピークを上げ見かけ上の「白黒の差」を認識させるか黒の発色で「限りなく黒に近いグレー」を出力する必要があります。
前者の例としてはゴールデンウィークに店舗に到着するEPSON EH-QL3000です。

こちらの機種、最大輝度は6000lmと強力で白レベルは「眩しい」と言えるレベルであり、ここまで白ピークが高いと「もはや黒が気にならない」画になってゆきます。
後者の例はVICTORのDLA-V900R/800R系の機種です。

実はこのクラスの機種は元々「深い黒」を出す事特徴で、暗室と言う条件の中では辺りが暗い分「白が気にならない真っ黒」な画を出す事が出来ます。

これに対し、JMGOの機種は特徴ともいえる三原色LEDの効果で画作りが「有機EL」の様な色表現が出来る点が最初のN1の発売当初から他の機種とは一線を画す性能となっています。



そしてN1UltraやUltimeteの最大輝度はここ最近の超短焦点プロジェクター並みの数字となっており、画の作りとしては先程お話した前者「白のピークが高くて黒の沈み込みが気になりにくい」と言う物になります。
この映像は窓を開けて外光を入れた状態で先程と同じ「4K Great View」を流しておりますが、このレベルであれば地上波やBS、配信レベルであれば十分みられるレベルだと思います。
壁面への投射を行う場合は壁紙の反射率が下がりますが、少し暗くすれば問題はないと思います。
この辺りはYoutuberの皆様と同じ意見です。
そして一通り使用して気になったのはサウンド、と言うより外部スピーカー接続時の挙動です。
説明書には下記の通り記載があります。
・スピーカー
プロジェクター本体のスピーカーから音を出すか選択することができます。 ※外部スピーカーを繋いだ状態でプロジェクターからも音を出す(サブウーファーのような)ことはできません。
映像で見て頂いた方が分かるかと思います。
HDMIからの外部入力がなされている時は本体のスピーカーから音が出ないようです。
ただこのあたり本体のみであればもちろん内蔵スピーカーにありませんし、よくよく考えると基本的にHDMIのeARCを使用する場合は「内部のソフトで流されている音声を出力します」ので現実的な接続先はサウンドバーやAVアンプになります。
そう考えると実用上はあまり問題がないかなとは思います。
ではJMGO N1Ultimateの「ホームシアター屋さん的」最終的な評価になります。

JMGO N1 Ultimateはジンバルを用いた設置性の柔軟さは既存の機種をそのまま踏襲しており、設置性の良さに変更はありません。
そして最大の特徴である3300lmの光量は壁面やスクリーンを「塗り潰す」力も十分あり、N1Ultraと比較しても「濃い」という満足感は価格差以上ではないかと思います。
正直に言えばこの差は「この価格差ならN1Ultraを買う理由がちょっとないかな」と思える程で「ハイエンドとミドルエンドの境界線」レベルです。
映像に関しては白ピークの高さなどの点は特に暗室ではマニアでもない限り十分すぎる性能を持っており、赤を中心とした有機ELの様な発色も良い性能です。
また、スクリーンの投射に関しては昼間の状況で4K・HDRを綺麗に表示しており、地上波レベルであれば壁面でもおそらく全く問題はなく、使い勝手の良さも考えるとプロジェクタースタートの一台として最適な機種の1つかと思います。
半面、投射距離が固定である事から接地面では制約があり、既存機種からの買い替えは設置構成の変更をするケースが出てくる可能性があります。
通常の使用方法になる置き設置の場合、画像の調整は基本的には大きく映して壁面やスクリーンににまとめる方式で大きさを合わせる事がコツになるかと思います。
また、天井吊りについては投射距離の計算と専用の金具、おそらく短くなる投射距離の変更などがありますので、基本的に弊社での工事、または設計が必要になると思います。
特に既存機種の交換などでお考えの場合、投射距離が特殊なケース、スクリーンサイズが大きいなどの「パワー」や「精細感」そして「フォーカス」などの点でN1Ultimateでど「ご自身の機材更新で求める性能や満足感」がご要望に届かない場合は、プロジェクターと言う機材の性格上「上位機種と中・下位機種では埋められない性能差」もはっきりしておりますので、費用が掛かってもハイエンド機種による通常のシステム構築を前提にお考えいただいた方が良いとも思いました。

ともあれ実機を見られる店舗は少ない中、当店には実機がございます。
基本的にはフリー視聴可能な機材になりますが可能であればご予約いただけると助かります。
但し、当店の展示はあくまで「販売の為」の展示となっており、購入の最終確認をしたいお客様の邪魔になりますので
「他機種との比較などではなく実物を見て勉強する為に」「実物を確認したいだけで購入は他店でするので試聴だけ希望」のご予約はお断りしております。
また、弊社通販を含め・他店購入の商品について店舗での電話等サポートは一切出来ません(JMGO様にメールでの問い合わせとなります)のであらかじめご容赦ください。
では、ご連絡・ご来訪をお待ちしております。
ハイエンドヘッドホンに特化した試聴型セレクトショップ「ヘッドホン横浜店」、機材は順調に増えております。
展示機器は下記リンクからご確認ください。
アバックヘッドホン横浜店|ホームシアターとオーディオの専門店 – 株式会社アバック (avac.co.jp)
圧倒的遮音性、静粛性を備えるだけでなく、調音を施した業界初のルームインルーム視聴室で、
国内外にわたる人気ヘッドホンブランドのトップエンドモデルの性能を余すことなくご体感頂けます。
完全ご予約制となっておりますので、下記バナーよりお申込みください。
アバックは いつでも「下取り」でのお買い物がお得です!!
【詳細はこちらをご覧ください】
下取をご利用でのご購入なら年中お得!
Audio & Visual製品の下取り査定額をいつでも最大30%UPでお引き取り致します!
お目当ての製品も下取り交換でのご購入なら大変お得にお求めいただけます。
【特典①】下取査定を通常査定額より20%UP!!
【特典②】当社購入の下取品の場合、査定額が更に10%UP!!
株式会社アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/contents/shop/yokohama.html
ホームシアター施工例 https://corp.avac.co.jp/blog/
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
TEL :045-228-9881
メール:yokohama@avac.co.jp
******************************************************
キーワード: 3LED、4K、4Kプロジェクター、HDR、JMGO、N1 Ultimate、N1 ultra、アバック、アバック横浜店、お家で映画館、プロジェクター、ホームシアター