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【横浜店】昨今の価格上方改定について、ちょっとだけ。

横浜店 渡邉です。

いよいよ年末に入りました。


https://corp.avac.co.jp/2022audiovisual_11
下取り品の最大30%アップは年末まで実行中です。
さて、本題です。
最近、よくご質問を頂くお話があります。
「価格が上がっているが、今後はまた値段が下がるのか?」
と言うご質問への回答です。

結論から言えば、恐らく「現行シリーズ」の値段は下がらず、むしろ上がる方向になると思います。

理由は複数存在します。
ここ最近の値上げは、短期的な理由として円ドルレートの影響が出ていますが、実際には「それだけ」ではありません。
もっと根本的な問題として「元々日本市場の価格は世界市場の価格に比べ、どちらかと言えば安く設定されていた」事、そして据え付けオーディオ全体の市場縮小に伴う「分母」の低下も理由に上げられます。
何より現在の物流経路や人件費コストの上昇、そして技術進歩による性能の向上は単に円ドルレートの問題だけではありません。
物流についてはどうしようもない現状が終れば、という可能性はゼロではありませんが、日本では先程の事情も含み一度上がった価格を「下げる」という判断はそう簡単には望めないことは明らかです。
値下げについてはAppleのIphoneなどが良くあげられますが、こちらは半ば自動的に且つ世界全体で判断していますのでかなり特殊なケースです。
むしろ、現時点では「また価格を上げる」方向にどんどん傾いております。

さて、ここまで書かせて頂くと「じゃあ、今一番お買い得な方法は?」と言うお話になります。

まずアンプについては新製品や現行品でも技術の進歩と性能・価格のバランスを原価レベルから考慮する事も可能であり、過去のモデルと現在のモデルを比較しても極端な価格差が生じているわけではありません。

但し、CEDIAを見る限り性能を追いかける傾向もありますので、来年以降は上位機異種で高額なものが増えそうな空気がありますが……。
問題はスピーカーです。
今年は今回のB&W800シリーズと700シリーズ、そしてKEFのREFERENCEと以外は大きなモデルチェンジが行われておらず、どちらかと言えば若干の新機種とプラスの価格変更がほとんどでした。
逆に言えば、これからの同一シリーズフルモデルチェンジは販売価格が一気に上がることを示唆している事になります。
諸条件に寄り価格アップの実例として挙げられるのは今回のB&W800シリーズ、そして今年モデルチェンジによる「同一モデルのモデルチェンジ」を行った実例になりそうなのがB&W 700S3シリーズです。

B&W 700 Series3
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/speakers/loudspeakers/700-series
今回のSeries3は全体のレベルが明らかに一回り上がりました。
スピーカー自体のレベルとしてはどちらかと言えば800寄りになっており、要求アンプレベルも含め全体的に底上げされています。
結果、700 Series3の位置付けは「600の上位機種」ではなく「800のちょっと下の機種」という位置付けに変わっており、それ故、全体の価格もガツンと上がりました。
この辺り、実は800 D3の時も同じことがありましたが、この時も価格上昇の最大要因は25%以上変化した円ドルレートでした。
今回の700 Series3上位機種の価格帯は、ざっと見る限り800 Series2の中位モデル並みの価格です。
この傾向はおそらくこれからもしばらくは続く事になるかと思います。

その点で考えれば「旧モデル」は狙い所になります。
以前のブログでも紹介しておりますが、現状の「旧モデル」でお勧めは「B&W 700 Series2」です。

発売は円高の影響前で比較的抑えられており、700シリーズと言う事を考えて見ても性能は十分な物であり、S3の性能が底上げされたため要求性能も高くなっている事から「今までの700」の性能で駆動できるのはこのモデルが最後です。
現在の状況から見れば、ご要望の機種と残り在庫が合えばと言う条件ですが、十分お勧めできます。
下記のブログから新機種と旧機種のリンクを張っておりますので、ご覧ください。

【横浜店】B&Wの最新機種700シリーズ3、店頭展示開始しました!旧シリーズの在庫についても記載しております。
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20221003
B&Wの直接リンクが無くなっておりますので、参考用に下記に記載します。
B&W702Signiture(midnightblue metallicのみ在庫有り)
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/speakers/loudspeakers/700-signature
B&W 702S2
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/702-s2
B&W 703S2
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/703-s2
B&w704S2
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/704-s2
B&W 705S2
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/705-s2
B&W 706S2
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/706-s2
B&W 707S2(ほぼ完売)
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/707-s2
B&W HTM71S2
https://www.bowerswilkins.com/ja-jp/product/loudspeakers/htm72-s2

尤も700S2以外の機種でご紹介できる機種がないというのが、ここ最近の状況を物語っているような気がしますが……。

 



但し、メーカーとしても単に価格が上がるだけの状況の中で、単発の大きな価格だけではなく全体の数字が下がる事は本意ではないはずです。
おそらく「値段が下がる」と言う結果が出てくるのは「値段の上がった現行機種」ではなく、写真のような「DALI ZENSOR」の後継となる「DALI OBERON」のような形の新シリーズなど「新しい技術」で「新しく、コストパフォーマンスに優れる製品」を出すと言う形で現行製品自体が変わる形になれば、と言う所だと思います。
年内納品にはあまり時間がありません。
お早目のご相談をお願いします。

あ、そうでした。最後に一つお願いが。
毎年年末のお電話として「動かない!なんとかして!」「すいません、メーカーが閉じていて対応のしようがないです……」というやり取りが必ず発生します。

あまり動かしていない機材のチェックはお早めにお願いします。
仮に故障していた場合今年の修理はもう間に合わないと思いますが、買い替えは可能です。
それでも年末ギリギリになって故障が発覚し、もうどうしようもないという状況は避けられると思います。
特に年末年始の帰省でお子様やお孫さんにシアターを見せたいお客様。


EH-LS12000等、調整能力の高いプロジェクターへの更新や時間的に天吊り工事がダメでもプロジェクターのラック乗せや最悪壁で超短焦点と言う手段もありますので、
機材更新なども含めお早めにご連絡・ご相談ください。
よろしくお願い致します。

なお、当店では現在来店に事前予約を取らせて頂いております。
来訪をお考えのお客様は是非事前予約をお願い致します。
なお、連絡なし飛び込みの場合、店舗の人員状況に寄りお断りせざるを得ない場合がございます。
最後に実際のご相談方法についてですが、一番簡単なのはメールです。
お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。
横浜店 スタッフ紹介はこちらからとなります。
★★★横浜店では定期的な換気を行いながら感染予防対策を徹底しております★★★
★★三密とお客様同士の重複を避ける為 事前のご予約をオススメしております★★

ご来店予約は上記のナバーをクリックください!
先程のStorm AudioやGenelecのパワードスピーカーサラウンドなど、横浜店のみが持ち合わせておりますプレミアムシアターのご案内をさせて頂きます。

アバック横浜店では今回ご紹介したプレミアムシアターROOM1を含めROOM3まで全く違う3つの極上シアターが稼働中です。

パワードスピーカーで構成された5.1.2ch構成による圧倒的なパワーが部屋を埋め尽くすRoom1。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room1 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220218ROOM2は「音楽とデイライトシアターの融合」をテーマに7.1.4CHをベースにピュアオーディオを直列繋ぎでシステムを組み込んだ上質なお部屋。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room2 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220104
そしてRoom3は民生ホームシアター最高峰の一角「StormAudio」を使用し、Monitoraudioの11.1.4CHシステムを構築しております。
【横浜店】プレミアム・シアターROOM3稼働開始。Storm Audioの常設設置を開始しました!
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20211213
(2022.9.25情報追加:Storm Audio ISPMK2の店頭展示品販売を開始しております!

【展示処分品】STORM AUDIO ISP.16MK2+PA16MK2 【03-000037】

それぞれ機材準備がありますのでご予約制です。
よろしくお願いします。

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株式会社アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/contents/shop/yokohama.html
ホームシアター施工例 https://corp.avac.co.jp/blog/
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
TEL  :045-228-9881
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