【横浜店】今年こそ!「ホームシアター・アップグレード」のおすすめ(2024.12.1情報更新)

アバック横浜 渡邉です。

アバックプロデュースの「ホームシアターファクトリー」各商品は、アバック各店舗・通販でも発売中です。
ホームシアターファクトリー 製品一覧
https://hometheater-factory.com/products-list/
お部屋の香りに拘ったシアターアロマ、スポットライトとサイズ互換のボックス付き埋め込みスピーカー、大型のプロジェクターも吊り下げ可能な金具からアウトドア「岩」スピーカーまでいろいろあります。
こちらも合わせてご参照ください。
では、本題です。
先日
機材の修理・機材更新についてというブログを書かせて頂いたところ、こんなご質問を多く頂きました。
「今のシアター設備を更新したいんだけどどうすればいい?」
考えてみれば当然のご質問です。
いままで「プロジェクターの寿命」や「4Kお勧めです!」と書いてきた手前、「今のホームシアターの更新=ホームシアターのアップグレード」をどうするか。
4K/8K化した段階で「解像度自体が変わる」という大きな変化が起こりますので、今までの小さな機材更新と言うわけにはいきません。
今回はこの問題について回答させて頂ければと考えております。
ホームシアターの機材更新は、機材状況によりかなり変わります。
今回は
8Kや4K・UHD-BD、4K-BS/CS放送、NETFLIXやひかりTV 4Kなどの4K関係にフル対応するようにアップグレードする。
と言う前提で考えさせて頂きます。
今回のアップグレードでは一番大きく変わる点は二つ。
解像度と著作権保護です。
この点から、お手持ちの機材について
「変えなくてはいけない物」
「できれば買い替えて頂きたいもの」
「無理に変える必要のないもの」
が見えてきます。今回はその点について書かせていただきます。
まず「無理に変える必要のないもの」ですが
これは5.1CHまたは7.1CHのスピーカー本体( 後述のDolbyATOMS、DTS:X、Auro3Dへの対応方法によって変わります。 )サブウーファー、スピーカーケーブルなどが挙げられます。
これらの機材は故障しない限り、無理に変える必要はありません。
次に「できれば買い替えて頂きたいもの」ですが
これはスクリーンです。
ハイビジョン用のスクリーンはそれなりにきめが細かいのですが、4K用スクリーンはさらに機め細かく、色温度の高い部分が伸びてさらに美しい色になりますので、本当は替えて頂きたい商品です。
もっとも「スクリーンは変えなくても8K/4Kが見られない」と言う事はありません。
ただ、特にロールスクリーンは消耗品ですので、スクリーンの皺が気になり始めたり発色・明るさにご不満があった場合は迷わずお買い換えをお勧めします。
また、最近のプロジェクターは1500lm以上の明るさを持っています。
いわゆるマットスクリーンと呼ばれる普通のスクリーンでも十分映像を楽しめますので、以前のスクリーンがシルバーやパールだったりした場合はこれも買い替えを強くお勧めします。
最後にサウンドスクリーンですが、現在は「8Kレベルまで対応」しているスクリーンも存在しています。
こちらはきめの細かさがかなり違います。実際の絵で見てわかるレベルで差が出る状況です。
サウンドスクリーンの場合は高価な商品ですが「スピーカーの後ろから音が出る」という得難い効果が
ありますので、買い替えの効果はあるかと思います。
なお、システムを超短焦点プロジェクターベースのシステムに更新をご希望の場合はだいぶ状況が異なります。
基本的には本体とスクリーンの両方が更新対象です。
超短焦点対応のパネルスクリーンまたは一部の「超短焦点」対応ロールスクリーン(サイドテンション)への買い替えが必要です。
もうワンランク上になると「音の出る超単焦点用パネルスクリーン」なんてものもあります。
<参考>【アバック横浜】超単焦点スクリーン+内蔵『スピーカー』で完全なテレビに!Bloomsbury Lab Liberty Wideパネルスクリーンです!
https://corp.avac.co.jp/shopblog/20240311
そして「変えなくてはいけないもの」ですが
それ以外の映像伝送系全部……になってしまうのですが、具体的にはスピーカー以外のプロジェクター本体、最大の問題になりそうな長尺HDMIケーブル、そして著作権保護システムに対応した新しいAVアンプと言う事になります。
まず、プロジェクター本体はほとんどの場合大きさや重さが変わります。
特にハイエンドのDLA-V系の機種はかなり大きくなっていますので、場合によっては環境自体の再構成、またはDLA-Z7、DLA-Z5系の機材にが必要です。
このことから投射距離がギリギリの場合、スクリーンサイズが変わることがあります。
また、機材の重さが変わることで天井補強の関係が変わることもあります、いずれにせよ下見が必要です。
次に先程書かせて頂いた長尺HDMIケーブルですが、これも更新が必須になります。
こちらはかなりの「導入の壁」になりますので、別エントリーでご紹介します。こちらをどうぞ。
【横浜店】ホームシアター・アップグレードの「壁」:HDMIケーブルについて(8K対応)
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210914
もう一つ。プロジェクターの接続にコンポーネントやD端子を使用していらっしゃる皆様です。
プロジェクターの導入時期によっては、HDMIではなくD端子やコンポーネントでの接続をされていケースも多いかと思います。
この接続状態は、AVアンプ側も同じ方法になっている事がほとんどであり、AVアンプ側の更新も必須となります。
なお、現在のプロジェクターではHDMI以外の方法はすべてNGです。
配線脳更新は事前の配管の状況を確認し、隠蔽配管での入れ替えが出来るかどうかの確認が必要です。
次に問題になるのは「テレビ」です。
テレビの場合、解像度と表現能力が問題になります。
特にテレビとプロジェクターを併用する2wayシアターの場合、解像度が低い(ハイビジョン)のテレビとUHD対応プロジェクターの場合、光HDMIなど各機材との適合が厳しく、解像度があっていないと表示装置の切り替えが理由でHDMI出力で不具合を起こす可能性が高い事がわかっています。この事からテレビに関しては4Kクラス以上の製品への更新を強くお勧めしております。
仮にテレビ変更が成されないまま、プロジェクターのみUHD化する場合、システム全体に対して動作の保証が出来かねる状況です。
また、システムそのものは高い解像度に合わせなくてはいけませんので、後述のコンポーネント、RCAのアップコンバートなどの要件も解像度を上げて表示します。
結果としてAVアンプの交換は必須となります。
現在では100インチクラスのテレビや音の出る超単焦点スクリーンなど「現在のテレビの代わりになりうる」選択肢も出て来ておりますので、この辺りはご相談です。
(搬入経路と言う問題はあるのですが……)
最後はAVアンプですが
これもHDMIの著作権保護システムが更新されていることから、基本的には入れ替えが前提になります。
特にハイビジョンの機器と4Kの機器が混在している場合、映像・音声共にアンプを通しますので、この時点で機材交換が必須になります。
ただ、昔はアナログ出力関係が充実したDENON AVC-A1HDやPioneer SC-LX90などの名機があり、今も使用されている方も多いかと思います。
これらの設備を生かしたい場合は、8K/4Kソースを用いた場合、映像と音声を完全に分離して、音声のみ(ハイビジョンのソースはそのままでも構いません。)アンプで処理する必要があります。
このあたりは配線自体がかなり複雑になり、またいろいろと制限も出ますので、ご相談をお願いします。
基本的にはセパレートタイプの機材に機材更新になるものとお考えください。
映像送出機器に関しては、HDMI・ハイビジョンのものは、今回8K/4K対応で更新したアンプであればほとんど問題ありません。
D端子はコンポーネント変換(出力解像度に制限があります。)S端子はRCA変換で何とか対応が可能です。
こちらについてもケースバイケースで対応させて頂きます。
そして、もうひとつのアップグレード、サウンドシステムです。
今回の機材更新を機に、音響システムをドルビーアトモス/DTS:Xなどへのアップグレード対応(ほとんどの機種に搭載されております。)もお考えいただけるタイミングになるかと思います。
こちらのアップグレードも今までのシステム次第でかなり変わります。
アンプの更新はもちろんですが、スピーカー数そのものもかわりますので、スピーカーの数だけでなく、配線にも見直しが必要です。
しかし、サウンドシステムのアップグレードに有利な設置方法があります。
埋め込み・天吊りで全てシステムを組んで頂いた皆様です。
今まで小さな子供さんが触ってしまうから、床に物を置きたくないからなどの条件で、今までやむを得ず埋め込みや天吊スピーカーのみの5CHシアターにしていたお客様の場合
フロント・センター・リアに置きスピーカーを追加することで……
今までの埋め込みスピーカーをそのままDolbyAtoms/DTS:Xのトップスピーカーへ
今までの天吊りスピーカーはDolbyAtoms/DTS:X、アンプによりますがAuro3D用のハイトスピーカーへ
使用用途を変更する形で使うことが出来ます。
この「ホームシアターアップグレード」で
今までのシステムをDOLBY ATOMS/DTS:X 5.1.4chなどの立体音響に対応したホームシアターシステムにアップグレードが可能になります。
ご参考までに施工写真を加工するとこんな感じです。
埋め込みスピーカーはそのまま、床にスピーカーを追加しております。
逆のケース、今まで置き設置だった場合は、フロントとリアにハイトスピーカーを追加することで対応可能です。
こちらは配線をモール処理すればこちらも極端に難しくはありません。トップスピーカーの追加はなかなか大変ですが、ハイトスピーカーでお考えいただくと意外に簡単に設置できます。
最後の手段は「イネーブルドスピーカー」です。
天井に音を反射させ、DolbyAtomsの効果を作り出します。天井や壁加工の必要がありません。
ただ、これは吹き抜けには使えませんので、その点はご相談ください。
今までご愛用頂いたお客様には、画や音に「こうしたい!」というお考えが出て来ているかと思います。
今回の「放送の8K/4K化」という問題は、「ホームシアターアップグレード」をお考えいただくには、良いきっかけになるかと思います。
今まで書かせて頂いた機器の調査・点検・修理、そして機材更新にはすべて人手がかかり、工事や設置工事なども関わってきます。
まずは早めのご相談をお願い致します。
さて、今回ご紹介の商品は地方の皆様も通販サイトからの購入だけでなく、アバック横浜へのメール・お電話でご相談の上で購入が可能です。
搬入等は別相談になりますが、支払方法は振込やクレジットカード、Webクレジットで対応可能です。
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