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【横浜店】JVC LX-UH1 今から間に合うDIYで大画面が出来るプロジェクターです。

横浜店 渡邉です。

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では、本題です。
実は最近
「今から家で大画面できますでしょうか?」
と言うご質問が増えてきました。
このご質問には昨今の事情もあり、色々な背景が絡んでいる方も多いものと想像するしかありませんが、頂いた以上、もちろんご質問への回答を考えます。
しかし、今から弊社のシステムが動くというのは時間的にも物理的に難しい状況です。
一方、今回のご質問が切実な問題であることも事実であり、現実味のある方法のご提示が必要かと考えました。
そんなわけで今回は「今から間に合うDIYで大画面が出来るプロジェクター」をご紹介します。

今回選定したのはJVC LX-UH1です。
JVC LX-UH1
https://www.jvc.com/jp/projector/lineup/lx-uh1/
こちらの機種はJVCがライトユーザー向けに作りだしたDLP型4K対応プロジェクターです。
いわゆる「日本プロデュース」と言う事になります。

ところで今回JVC LX-UH1を「今から間に合うDIYで大画面が出来るプロジェクター」として選定した理由はいくつか存在します。
特に大きな特徴として4K(HDR・HLG)対応の映像入力とズーム・シフトを用いた柔軟な調整能力です。

まずは4K(HDR・HLG)対応です。

現実問題として、既存の低価格プロジェクターでも4K・HDR対応の商品はいくつも存在しています。
いわゆる「DLP-4K」の商品です。

DLPは「デジタル・ミラー・デバイス(DMD)」を用いたプロジェクターシステムの総称です。
基本構造は人間の髪の毛の太さの1/5 以下の直径で構成されたマイクロミラーを光源に向かって傾ける(ON)または光源から遠ざける方向に傾ける(OFF)ことで明・暗の諧調を表示するものです。
構造上、OFFにしたときは真っ黒にできます。
今回の機種は「0.47型単板式DLP+カラーホイール」と呼ばれる手法で、1枚のDMDに投射される光源とミラーの間に回転するカラーフィルター「カラーホイール」を挟むことでRGBを瞬間的に切り替え、レンズに向けて反射させる方法で色彩を表現しています。
現在発売されている小さなプロジェクターのほとんどは解像度を問わずこの単板式DLP方式がベースです。
余談ですが、現在、海外の各メーカーが発売している激安ハイビジョンプロジェクターのほとんどは、古いハイビジョン用のコアユニットに色々と色かき集めてなんとなく作り上げたものです。
正直な所色やコントラストの調整もなされておらず基本的に「映るだけ」のモデルでしかありません。
もちろん4K・HDR対応もないモデルになりますので、仮に購入した都市モで2-3年のスパンで考えた段階でお得感はほぼ無くなるものと思います。


それらの機種に比べLX-UH1はDLP-4K用コアユニットを用いてこそいますが、ちゃんと日本市場も織り込んでいます。
それがHDMIでの標準入力方式であるHDR10方式だけでなく、既存の放送に合わせた放送用に作りだされた別の4K方式「HLG」への対応です。

BS4K/CS4K放送は、地上波やBS/CS110度で用いられているSDRの拡張方式となる「HLG」と言う方式を採用しており、HLGへの対応がないと色域やコントラスト幅がしっかり出ず、地上波と同じ拡張前の方式であるSDRになってしまいます。
実際にはレコーダーの方で対応できれば問題は少ないのですが、自動的に対応できるのは大きなポイントです。
この「HLG」に対応しているプロジェクターは、フル4Kクラスの高額機器を除けば一部の機種のみとなります。


もちろんHDR対応のレコーダーやFirestick TV4K、AmazonTV 4Kなどを繋げば配信なども通常のHDR10に対応出来るところも大きなポイントです。
LX-UH1はちゃんと4K解像度やコントラストを出す事が出来るプロジェクターとなります。
そしてもう一つの大事な点は「映像位置の調整能力」です。

プロジェクターのセットアップで手こずる最大のポイントは「画角合わせ」と呼ばれる機材の投射位置を補正し、決めた所に映し出す作業です。

昨年話題になりましたViewsonic X10-4Kはこの設置作業の部分を良い意味で簡略化しています。

X10-4Kの場合「投射距離が100インチでは1.77m、120インチでは2.2m」と距離を固定しています。
その結果一般的なプロジェクターの設置方法となる「自宅の環境に合わせて設置する」方法ではなく「機材に自宅を合わせる」方法を取っています。
レンズ部分を固定して設置方法を割り切る事で、設置の簡易性とコストダウンに成功しました。


割り切った性能は強みですが、逆に言えば「機材に自宅を合わせる事」が出来ないご邸宅は設置が出来ないというジレンマを抱える事になります。

この辺りは「Poppin Aladin」なども同じ傾向があり、シーリングの位置が確定してしまう状況では、設置位置や大きさは自動的に確定してしまいます。
やはり「機材に自宅を合わせる必要がある機材」と言う事になります。
この問題を解消するには「自宅の環境に合わせる機能を持つこと」しか方法は無く、方法としては上下左右に投射位置を調整するレンズシフト、距離の柔軟性を図るズームレンズを装備する必要がありますが、レンズなどの光学系と言うものは仕組みが確定している故にごまかしがきかず、ズームレンズでレンズ枚数が増えたり、シフトに対応した補正を行うとそのまま価格に反映してしまいます。

LX-UH1が優れている機能はこの画像調整部分です。
投射位置や投射距離の調整を行うための光学部機能は低価格機より一回り上の物を持っています。

この「レンズシフト」、実はかなり重要な点です。
プロジェクターを設置する際、レンズシフトのない機材は映像を上下に動かすときは図のように機械そのものを上下に傾けます。


また、プロジェクターの設置条件により、レンズとスクリーンが正対出来ないケースも多くあります。
この場合、プロジェクターの方向を左右に向けることになります。
このような「プロジェクターそのものの角度を変える場合」正面から投射する前提で投影されている映像は歪みます。そのままでは正確な比率の映像にはなりません。
もちろん、レンズシフトのない機種は、もともと本体の角度を変えることが前提になっていますので調整機能はありますが、なかなか思うようにはできません。
なにより強制的に歪みを解消しますので、若干ですが質が下がります。
結局、設置してから本体の方向をあーでもないこーでもないと調整する事になります。
これに対してLX-UH1の場合「レンズシフト」で正確な比率を保ったまま映像の位置を動かせます。
また、レンズシフト以外にも縦方向に台形補正があることから、調整時間は格段に短く済みます。
特に必要に応じてプロジェクターを置いたり蓮したりする方や、天井吊りで設置を行う方、機械に不得手なかたでも比較的簡単に4Kプロジェクターを楽しむことが可能になります。
壁面に映したいというご要望にもお応えしやすいですね。
LX-UH1の場合、左右調整なしの条件ですが、実に画面の±60%範囲まで上下シフトが可能で、高価格帯のプロジェクターに近いレベルの調整が可能です。
ズームレンズは1.6倍を搭載しています。
それでは実際にやってみます。
まずは投射距離の調整です。
LX-UH1は1.6倍のズームレンズを持ち合わせており、100インチの場合投射距離の幅はレンズから壁までの距離が最短3mから最長4.8mとなります。

80インチ 幅1.77m、高さ1m 投射距離2.4mから3.84m
90インチ 幅1.99m 高さ1.12m 投射距離2.7mから4.32m
100インチ 幅2.21m、高さ1.25m 投射距離3.0mから4.8m
120インチ 幅2.66m、高さ1.49m 投射距離3.6mから5.76m
最大は200インチとなります。
実際には先に壁の幅を測ってから投射距離表で概ねの長さを調べ、実際に当てはめていくことをお勧めします。
プロジェクターと言う機材は光学機器になりますので、この辺り以外に理詰めとなります。
次に投射位置の調整です。
まず、上下方向の調整は台の上などに機材を置く時、少し上の方向に投射が必要な場合、高い台の上に置く時には下方向に調整の必要がある場合、それぞれに映像自体を上下に移動できます。

概ねの大きさを決めたら、シフトで左右の調整を行う事で比較的簡単に設置が終わります。

また、上下方向の台形補正も備えておりますので機材を上下に傾け、シフトで追いつかないレベルとなっても対応が可能です。
色々とやりましたが図だけでは分かりずらいかと思いますので、映像にしてみました。

映像では同型機種のLX-NZ3の明るさをLX-UH1と同じ明るさに調整して作業しています。
そんな最終的な結果は……こんなに変わります。
こちらが使用前、49インチテレビと白い壁です。

テレビを取り外して……。

ラックの長さを図ると2.2m、おおよそ100インチです。

こちらの壁に投射します。
投射距離は概ね3.0mから4.8mです。
こんな感じになります。

部屋を明るくしても壁面への明るさをコントロールすれば、十分試聴が可能です。

画像調整を行う事でカーテンとの境目ギリギリまで広げ、店内の明かりをスクリーンの前以外点灯してみました。
若干ラック幅からはみ出す言ところまで調整しています。
余談ですが反射率が90以上となるスクリーンと組み合わせて投射距離を調整し、暗くすることで150インチも実現できます。

プロジェクター+スクリーンではこんな大画面も夢ではありません。

そうそう忘れてました。もう一つポイントが。
LX-UH1は同クラス機種の中でもレンズシフトやズームが入っている機種としてはとても小さいんです。

既存のDLP系機種とほぼほぼ変わらず、1.6倍ズームやレンズシフト搭載している点は既存プロジェクターの架け替えにも向いている機種です。
Viewsonic X100-4K+が大きいとお考えの方にも向いています。
おお!凄い!と思われるお客様も多いかと思いますが、この機材、弱点もあります。
LX-UH1の弱点は「音が出ない事」です。
この辺りは再生媒体に依存しますが、急ぎで何とかする場合はサウンドバーなどに繋いで頂くと一番簡単に音を出すことが可能です。


レコーダーとプロジェクターの間にサウンドバーを挟む形で対応します。

また、AVアンプなどの機材を用いる事でより本格的なサラウンドの方向に進める事も可能です。

いかがでしょうか?
JVC LX-UH1は4K対応や設置の柔軟性を揃えた使い勝手の良い「4K放送対応」の低価格機ですが、設置性の高さや放送方式への対応で柔軟な性能向上を望める、小さいながらしっかり作り込んだ機種です。


今回はこれからでも十分間に合うJVC LX-UH1をご紹介しました。
この先まだまだいろいろと続くと思いますが、今回のLX-UH1はテレビや配信、Youtubeなど、各種コンテンツを気軽な気分で大画面を作りだす事には最適の機材かと思います。
実は価格も20万を切った¥198,000でご提示可能です
密かにこの点もお勧めできるポイントです。
LX-UH1 JVC [ジェイブイシー] 4K HDR対応 DLPプロジェクター
https://www.avac.co.jp/buy/products/detail/7887

設置に書かせて頂いた通り基本的にD.I.Yになりますが、ご相談に応じる事は可能です。
また、35万円前後になりますがLX-UH1の上位機種として3000lmのレーザー光源搭載の上位機種「LX-NZ3」もございます。

JVC LX-NZ3
https://www.jvc.com/jp/projector/lineup/lx-nz3/
設置性などは変わりませんので、ご予算に余裕があればこちらもご検討下さい。
【横浜店】 JVC LX-NZ3 発売です!(2021.7.12旧ブログより再構成)
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210503
【横浜店】 JVC LX-NZ3 レーザー光源プロジェクター展示開始!(2021.7.12旧ブログより再構成)
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210504
LX-NZ3はLX-UH1との映像比較を行ったYOUTUBEもございます。

 

では、ご相談をお待ちしております。

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