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【横浜店】好評につき10/22まで延長!「2チャンネルシアター用機種比較試聴会」ご紹介します。方法はいろいろ。

横浜店 渡邉です。

2本のスピーカーで楽しむホームシアターの新しい形 2チャンネルシアター用機種比較試聴会【~22日(日)好評につき延長】

今回はご質問の回答がベースのお話からスタートします。
実は普段からホームシアターのスピーカー構成についてはいろいろとご質問を頂くのですが、最近頂くご要望として多いのが

「2チャンネルまでで音をよくするだけでいいんだけど」

というご要望です。
「ステレオのシステム持ってるから2chでいい。良いステレオの音をテレビでも鳴らしたい」
「立体音響いらいない。サラウンドも必要ないかな」
「スピーカーがたくさんで部屋がごちゃごちゃして嫌だ」
「お金がかかりすぎる!そこまではできない……」
「まず2チャンネルでベースシステム作ってから徐々に本数を上げて行けば」
「将来的に拡張するつもりだからアンプはAVアンプでもいいんだけど、とりあえず2本でいいかな」
「テレビのほとんどは2chベースだから別にいいや」
こんなお答えも多く返ってきます。
当店はサラウンドがメインですが、お客様のご要望に合わせて知恵を絞るのは店舗の使命です
そんなわけで今回はご相談も増えてきた「2chで行こう!最新版」を書くことにしました。
現状に合わせ少しずつ書いていたのですが、イベントの準備も進行しておりましたので、こちらに合わせます。

2本のスピーカーで楽しむホームシアターの新しい形 2チャンネルシアター用機種比較試聴会【10月7日(土)~15日(日)】

です。
今回のフェアではあえて「サラウンド」ではなく「2ch」で一般的な放送を楽しむ方法のご提示と複数機種からの比較試聴の機会をご提示させて頂きます。
いろいろ機種をそろえておりますが、今回はその成り立ちからご紹介します。


これからご紹介する機材はすべて「2Chでいかにテレビの音を良くするか?」という機材です。
普通に考えればテレビの音を良くするためにはサウンドバーや光デジタルで繋げるという方法でした。
が、実は少し前から「2Chで、というよりテレビのステレオ音声を『もっと』いい音で聞きたい」というご要望は「現実的な結果」としてかなり前から実例が出ておりました。
いろいろと吟味の上、特にコストパフォーマンスが良かった具体例且つ『実例』がこちら。

Marantz NR1711(生産終了)です。
この機種は厚みが少なく、比較的コンパクトな筐体の中に7.2Chまたは5.1.2Chのサラウンドシステムが実現可能、しかもフロントLRのプリアウトまでそろえている「オーディオ的な」部分も多い機材でした。
映像出力が1系統とホームシアター的な目線で見ると難点もありますが、2chの音声を良くするという目的は基本的にテレビとの組み合わせが多いと言う事もあり、コンパクトで「今は2chでいい音を出して将来はサラウンド、いやイマーシブサウンドもかな?」というライトかつ将来像を描いているお客様の考え方に合致していました。
その後アンケートなどの回答結果として出てきたのは「実際にはかなりの数のお客様が2chで運用されていた」と言う事でした。
特に顕著だったのは、2chで運用しつつAVアンプの持つ「ARC(Audio Retuarn Channel)を使用しているケースです。

実際、テレビとの音声接続だけであれば光デジタルで繋ぐ方法もあるのですが

単純故にテレビの音をそのまま出す事しかできません。
その点AVアンプには(こちらはCinema70Sの写真です)

今は2CH。しかし将来7CHや5chフロントBi-Amp、果てはイマーシブサウンドの5.1.2chまでの音声出力に対応できるだけでなく、複数のHDMI機器を切り替えて出力できる「HDMIセレクター」機能、サラウンドなどのマルチチャンネル音声をダウンコンバートして出力する機能、Bluetooth、AirPlay2、ネットワークオーディオ
、そしてアナログ音声入力も備わっており、大体の事はこれ一台でできます。
それでいて小さい筐体は機能面でも利便性の点でも理にかなっており、優れた機材と言うことが分かります。
……が、全体の比率から利用用途を考えると「7chは将来的にも必要なく、2chで十分」という方もいらっしゃいます。。
そこでD&Mは「AVアンプベースの2chステレオアンプ」開発に掛かります。
出来上がったのが「HDMIセレクター内蔵Hi-Fi ステレオアンプ」Marantz NR1200です。
https://www.marantz.com/ja-jp/product/av-receivers/nr1200

筐体ベースはNR1711をほぼそのまま利用し、HDMIの入出力機構はそのままに内蔵アンプの数を2つに抑えた分品質を上げ、フルディスクリート75W出力としています。
NR1711のHDMI入力切替、プリアウト、ネットワーク機能などNR1711で便利な点を2chで可能な範囲で維持しつつ、価格が同じ分2chのクオリティを上げています。

またスピーカー出力はAとBの2系統となっており、条件付きですがA+Bの疑似Bi-Amp(実際にはBi-Wireling)も可能で2Ch再生品質を上げています。
現在はほぼ販売終了となっておりますがいろいろな意味で「ちょうどいい」機材と言う事でよく販売をさせていただきました。
おそらくこのNR1200が現在の「AVベースで2chの音をよくする」潮流の始祖に当たる機種ではないかと思います。

そして現在、いろいろなメーカーからAV・ピュアオーディオ双方のスタンスからテレビとの親和性と2chクオリティを上げるためのアンプが発売されています。
今回ご紹介した7chAVアンプNR1711の後継機はCinema70Sと言うモデルになりますが

つい先日2ch用の兄弟機としてStereo70Sがつい先日発売になりました。


こちらもベースとなるCinema70Sの利便性を重視しながら2Chとしてクオリティと価格のバランスを取った機種です。

そしてD&Mからはほかにも「アプローチ」を変えた機種が出始めています。
それは「ピュアオーディオからの延長線上のテレビ接続」という考え方です。
で、ピュアオーディオアンプですがHDMIに対応したModel40nです。

この機種は

写真はModel40nの内部ですが、右側のシールド部分にHEOSユニットが搭載されています。

裏面を見て頂くと左側の上部分にネットワークとHDMIがまとまっているのが分かります。
「ピュアオーディオアンプにHEOS基盤を追加搭載する事でHDMIやBluetoothなどにまとめて対応できるようにする」という考え方です。
よく見て頂くと音質に影響するデジタルインターフェイス部分はちゃんとシールドされているのがピュアオーディオらしい部分です。
このように、昨今のオーディオは機材コンセプトのレベルから「オーディオだけどAVに半歩踏み込んだ」という方向に変わりつつあります。
言われてみれば当然なのですが、ベースとなる音源がディスクから配信に変わっていく状況の中、利便性と親和性、スペースとやりたいことを集めて行けば「これはピュアじゃない」という方もいらっしゃるかと思いますが、AV寄りにしてもピュア寄りにしても半歩ずつ踏み込んだ結果「利便性」の点で圧倒的に有利になります。
機材も一台で済みますから。

そして他メーカー様でも同じような機材は発売され始めております。
今回はこれらの機種も展示と貸出でご用意してみました。
まずヤマハ様。
ヤマハ様からは「オーディオの延長線上」であるR-N2000Aが発売されており、こちらはすでに展示済み、ブログでも取り上げさせていただきました。
【横浜店】YAMAHA R-N2000A展示開始しました。YPAO-R.S.Cは音の「フォーカス」を一回り上げてくれます。(2023.06.01:情報更新)
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20230528

R-N2000AはAVアンプでも使用されている「YAPO」を使い、音場を纏める能力を持っています。
積極的ではない、それでいてより良い2ch音声を狙っているなかなかの意欲作です。

続いて今回の目玉となる「Technics」です。

こちらもピュアオーディオの延長線として構築されたSU-GX70です。


Technicsとしては中間のGland Classの商品ですが、商品の説明にもある通り「音楽だけでなく」世界で広がる音楽・動画配信サービスをはじめ、テレビ、アナログレコードなど、さまざまなソースの音を優れた音質で愉しめるネットワークオーディオアンプと記載され、音楽だけでなくテレビの音も本格的なコンポーネントで聴ける歓びが、リビングで味わえる機材です。
Technicsは高音質フルデジタル技術、いわゆる「D級」アンプシステムとなっており、HDMIとの親和性も高いシステムと言う事もああり、音楽的に理想的な配置を目指して最初からデジタル系統の接続も一体で考えらえていることが分かります。
MarantzのModel40n、ヤマハのR-N2000A、techanicsのSU-GX70。
どの機材も「初めからAV接続を念頭に置いた基盤設計」を行っている事から、片側に接続系統を集める傾向もピュアオーディオとしての機能を維持しつつ、各メーカーのらしさまで盛り込んだ「新しいオーディオの形」を作り出しています。
実際の所、さらに高価なMcintoshやMarkLevinson、Esotericなどハイクラスのアンプではすべてを網羅する関係で別基盤でHDMI関係は標準装備またはオプションと言うケースもありますが、ここでは割愛します。


そして「2chの音を良くする」というアプローチの方法、実ははもう一つ存在します。
それは
「アンプとスピーカー?そんなにいろいろな機会置くとごちゃごちゃになる!」という「さらにシンプル派」のお客様です。
このようなお客様に対する回答は「ワイヤレスHi-Fiスピーカー」となります。

テレビの音を良くするという観点から考えると「メーカー自身の求める音を忠実に出力しつつ、機能と性能に特化する事で価格以上の能力を持つ」アクティブスピーカーは一番理にかなっています。
実例です。

今回は先程のYOUTUBEでご紹介したKEF Ls50Wireless2、そしてもう一回り小型なLSXⅡ、そしてハイエンドステレオスピーカーシステムにも劣らない音を出すLS60Wirelesssをそろえてみました。

KEFのスマートスピーカーはインターフェイス部分をある程度共通化する事で

赤白のRCA、USB-DAC、ネットワークオーディオ、そしてテレビとの接続用にHDMIを搭載しています。
考え方としてはピュアオーディオ寄りの考え方をさらに推し進めたシステムとなります。
【横浜店】KEF LS60Wireless。LS50Wirelessの上位……ではなく、もっと上を目指した意欲的なアクティブスピーカーです!
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20230203

特にLS60Wirelessはブログでも取り上げましたが性能的にははるかに上位機種の「BLADE TWO」(可動システム全体で300万円クラス!)と同じ構造で片肺700Wのハイパワーと言う「ピュアオーディオのスタンスでテレビの音を鳴らす」の域を超え「上位ピュアオーディオレベルの音をそのまま『余裕をもって』テレビでもネットワークでも鳴らす事が出来る」という価格性能比がとんでもない機種になっております。
価格はそれなりですが大画面テレビにも全く負けない性能を持っており、今回の一押しです。

このほか、2chの音を良くする方法は今回展示のフェア機以外も様々な方法がございます。
しかし、店舗のスペース故、ここまでとさせていただきました。
さて、2Chの音、テレビの音を良くしてみたい!というお客様は、まずはメールなどでご相談ください。
特に新築で2chのシステムと言うお客様、弊社の経験が役に立つはずです。
状況に応じてアドバイスや対応させて頂きます。
ご来訪の際はお気に入りの曲をUSB・FLACでお持ち頂くと概ねの機材で再生でき、都合がよろしいかと思います。
では、ご連絡・ご来訪をお待ちしております。

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株式会社アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/contents/shop/yokohama.html
ホームシアター施工例 https://corp.avac.co.jp/blog/
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
TEL  :045-228-9881
メール:yokohama@avac.co.jp
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