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【横浜店】LUXMANの新世代アンプL-507Z展示開始しました。大きな変化についてご紹介します。

横浜店 渡邉です。

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本題です。

先日、当店でもLUXMANの新製品「L507Z」の展示が始まりました。


少し柔らかめ、どんなスピーカーでもそつなくこなすLUXMANのAB級アンプの新型となります。

クラスとしてはL-507UX2の上位でL-509Xの会と言う所でしょうか。
ただし今回のL507Zは、動作自体は既存の物と同じシステムですが、中核部分に過去のシステムからの構造的変化が大きく、全体的に一世代先のシステムを搭載している、と言う印象です。
外観の変化は後でお話するとして、まずは大きく変更された中身から。
最初に増幅帰還回路です。
今まで使用されていたODNF Ver.4.0は、今回のL507Zから幅帰還エンジンLIFES Version 1.0に更新されています。

ODNF Ver.4.0はアンプ回路の初段をパラレル化、2段目をダーリントン接続、さらに誤差検出回路の初段を3パラレル化、そして出力段は3パラレル・プッシュプル構成を採用しています。
但し、改良を繰り返したODMF Ver.4.0回路は大型化の傾向がありました。

これに対して今回のLIFES Version 1.0は回路設計そのものをゼロベースから見直しています。
数々の改良を施された回路全体を内包しつつシンプルに再構築し、装備される各素子の見直しを進めた事で性能を改善しながら素子のパラレル数削減に成功しつつ、増幅時の歪を半分以下に低減しました。
このような形で同じ機能を「再構築」すると言う事は、新しい回路や素子が出て来る電子機器ではよくあるお話ですが、ピュアオーディオアンプとして考えた場合、既存のODMFは改良をほぼやりつくしたと言う事なのでしょう。
今回の「再構築」はODMFの「改良」をすべて内包しつつ、更なる性能向上を狙う事が出来ます。
出力段は3段ダーリントン3パラレル・プッシュプル構成を採用し、AB級110W+110W(8Ω)、220W+220W(4Ω)の完全なパワ
ーリニアリティ性能を獲得。セパレート型パワーアンプに匹敵する大出力によって、エネルギー感あふれる自然で伸びやかなサウンドを実現し、あらゆる特性のスピーカーシステムを力強くドライブします。

写真は同時期に発売されたパワーアンプM-10XのLIFES Version 1.0です。
構成こそ変わっておりますが、コアの構造は同じものを採用しています。
LIFES Version 1.0は「Luxman Integrated Feedback Engine System」の名前の通り、既存の技術を内包しつつ「よりよい再構成」を行った、今後のLUAMAN各種アンプのコアにして新しい「始祖」になるシステムだと思います。
今後の新機種への搭載が楽しみです。

次に外観からも変わった点があります。
一番目立つ「顔」ともいえるインジケーターです。


今回は白。
L-590AX2のアンバーでもなく、L507UX2のブルーでもない、L509Xから採用された見やすさ優先のホワイトのランプがメーターを照らします。
標準の状態ではかなり離れた所からでも見やすいのが特徴です。
また、メーターの間に新たに設置されたアッテネート量表示用7セグメントLEDも新設され、リスニングポジションからも現在の⾳量位置を確認できる用に変化しています。
所謂「顔」の部分が変わったL507Xは既存のLUXMANからは「変わった」と言う印象を持ちます。
なお、メーター、アッテネート用のLEDはすべてリモコンから明るさの調整・消灯が可能です。

そしてあともう二つ本体正面の「顔」部分に変化があります。
最初はミュートボタン。

LUXMANのアンプには正面に各種操作ボタンやトグルが並んでいます。
MM/MC対応フォノアンプ回路(新開発)を内蔵。音質調節に便利なトーンコントロールやラウドネス、LRバランス調節、プリとパワーを分離するセパレート機能……ここまでは既存の物と同じなのですが、今回はそのとなりに「ミュートボタン」を新設しています。
電話が来た、どなたかが訪ねてきたなど、視聴中に音量を落とさなくてはならないケースはよくあるお話ですがミュートボタンの搭載によりその都度音量を下げる動作を行わなくても一時的に音を止める事が出来ます。
勿論リモコンにも「MUTE」のボタンは搭載されており、電子ボリュームを搭載した故に追加できた機能です。

更に視点を右に向けると……ヘッドホン端子が2つに増えてます。

こちらが今回新搭載された「4.4mヘッドフォン端子」です。
PHONES-2とされたφ6.3mmの標準端⼦に加え、新たにLRセパレーションや定位感が向上するグラウンド配線左右独立(アンバランス・アンプによるグラウンド分離接続)のφ4.4mm端⼦を増設しました。
この「グラウンド配線左右独立」は実質的に「疑似バランス接続」と言っても良い接続方法です。
じゃあ、バランスとの違いは?と言う事になりますが、これはアンプの数と言って良いかと思います。
グランド配線独立の場合、駆動するアンプはあくまでも2台ですが、本来混在して戻ってくるはずのグランドはそれぞれ分割・分離して戻ってきます。
これに対してバランス接続の場合は左右のチャンネルの+/-それぞれにアンプが接続され、4台のアンプで正相と逆相で音声信号が出力され、それぞれのGNDを分けつつパワーを上げる事が可能になります。

バランス接続は所謂ポタアンやポータブルプレーヤーなどでもう一段駆動力やセパレーションを上げるためには無くてはならない機能ですが、L507Zの様に元々パワーの面で心配のない据え置き型プリパワーアンプでは無理にバランスとする必要もなく、アンプの搭載数を増やす理由もない事から、純粋に音を楽しむ方法としてこの方法が取られたものだと思います。
なお、グランド配線独立ヘッドホン端子を使用する場合、ヘッドホンはバランス接続の4極(左チャンネルの+/-、右チャンネルの+/-で構成されるもの)、直径は44mm(こちらはポータブルプレーヤーでは比較的ポピュラーな端子です)を使用します。
こちらをPHONES-1の4.4mm端子に接続する事で、それぞれのチャンネルから出力されたグランド(GND)は左右に混ざることなくそれぞれのGND回路に回されることで定位感や分離感が増すというバランス接続と同じ恩恵が受けられるかと思います。


今まで通常タイプのケーブルを使いヘッドホンでお聞きになっていたお客様は、今回の機材を機にリケーブル(ケーブル部分の買い替え)でバランス接続の配線を準備し、PHONE-1に挿して頂く事で空間表現性やそれぞれの音の分離が一回り大きくなった音をお楽しみ頂く事が可能です。
すでにポータブルアンプでバランス接続のヘッドホンをお持ちの方は念の為極性を確認の上、使用してみてください。
なお、お使いのヘッドホンのバランス対応、リケーブルについては事前に各メーカーにお問い合わせください。

他にも上質なブラスターホワイト仕上げの極厚フロントパネルに精緻なアルミ・ヘアライン仕上げのトップパネルを組み合わせたスクエアな筐体フォルムは、プリメインアンプの上位グレードにだけ採用されてきた贅沢なエクステリアデザインを受け継いでおり、上部の大型ベンチレーションにより放熱にも配慮がされております。

このほかボリュームには、音質劣化が少なくスムーズな音量調節を実現する、88ステップのアンプ回路一体型・電子制御アッテネーター新LECUA1000を採用。
プリアンプ回路の出力には、次段を強力にドライブする上級機仕様のディスクリート・バッファー回路を搭載しました。

また、音楽の起伏に応じた瞬時の電流供給と電圧の安定性が要求される電源部には、レギュレーションのEI型カスタム電源トランスと新開発の⼤容量ブロックコンデンサー(10,000μF×8本)を組み合わせた、ラックスマン伝統のハイイナーシャ(⾼慣性)電源を構築しています。

既存のシステムの良いところを残しつつ、外観と中身は一世代新しくなったL507X。

横浜店でも視聴が可能な状態になっております。
事前のご連絡を頂ければ、来週行われるB&Wマルチでも対応は可能です。

来訪は今の所ご予約制となりますので、事前にご連絡の上、感染症対策をしっかり行い、ご予約・ご来訪ください。

https://corp.avac.co.jp/contents/reservation_form
それではみなさまのお問い合わせ・ご予約を心よりお待ちしております

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株式会社アバック横浜店
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ホームシアター施工例 https://corp.avac.co.jp/blog/
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