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【アバック横浜】Paradigm Founderで7.0.4chサラウンドシステム構築!サブウーファー?必要ありません!

アバック横浜 渡邉です。

2025スプリングフェスタ、開催中です!

2025スプリングフェスタ 【2025 3月14日(金)~4月29日(木)】

そしてホームシアタファクトリーの各商品はリーズナブルで高性能な機材をご用意しています。


アバックプロデュースの「ホームシアターファクトリー」各商品は、アバック各店舗・通販でも発売中です。
お部屋の香りに拘ったシアターアロマスポットライトとサイズ互換のボックス付き埋め込みスピーカー大型のプロジェクターも吊り下げ可能な金具からアウトドア「岩」スピーカーまでいろいろあります。
本題です。

さて今回はタイトルの通り「サブウーファー?必要ありません!」の実力を持つ、Paradigm Founderシリーズでサラウンドを組んでおります。

しかも今回はフロントに「サブウーファー要らず」のFounder 120Hを準備しました。
そんなわけでまずはFounder 120Hをご紹介。
Paradigm Founder 120H

Paradigm Founder 120H
https://pdn.co.jp/paradigm/founder120H.html#award
店舗の展示はこのような感じ。

Paradigm Founder 120Hは3ウェイ・5ドライバー「ハイブリッド」バスレフ・フロア型というちょっと特殊なシステムです。
よく見て頂くとACコンセントとパワーランプが光っており、パワードであることが分かります。
写真左側にあるUSB-CがARC(音場調整)端子です。
左・右とそれぞれ測定に際しPCから接続します。
さらにスピーカー端子はHIとLOに分かれた4端子ですので、スコーカーとツィーター部分にもBi-Ampが掛けられる使用になっています。
「左」のシールが貼ってあるのはパワードかつ調整機能を搭載している故に左右のスピーカーが区別されている事が理由です。


その正体とは「部分的にパワードスピーカー」と言う物で、スピーカーのウーファー部のみDSP制御のパワーアンプで駆動し、中高音部は既存のパッシブタイプで駆動します。
それ故「ハイブリッド」と言う呼称を使用しています。

では、なんで「ハイブリッド」なのか?

それは本物のリアル低音再生には”力業”が必要だからです。
現実問題として空間全体にリアルな低音再生と余韻を作り出すには小さなサブウーファーでは瞬間の出力があっても空間全体が埋まりません。

実際KEFのKC62の様な1KW RMSクラスのサブウーファーを使っても、ウーファー部分の大きさが関係して出力の割に比較的狭い範囲でしか効果を発揮できません。
(但しKC62はLSXⅡやLS50META、LS60META(KC92)の様なデスクトップニアや狭い部屋で鳴らす2CHシステムを志向しているため、用途が異なります)
これをちゃんとサブウーファーで実現しようとすると上位機種ではkW単位の出力を持つハイエンドのウーファーが必要となります。

他方、スピーカー本体でもJBLの38cmウーファーなどはズーンと空間全体が響いてくれるのですが、普通のスピーカーシステムでは「ひっぱたく強さ」が足りません。
ちゃんと駆動するにはちゃんとしたパワーアンプを用意するか、スピーカーにプラスしてアクティブでキッチリとしたサブウーファーを入れ込む事になります。


今回ご紹介するFounder 120Hは片スピーカーあたりDSP制御で1000W(RMS)のパワーアンプでウーファーを直接駆動しています。
ウーファー部はART™エッジ・超ロングストローク 215mmCARBON-X™ ユニボディ・コーン型x3基を専用のパワーアンプで駆動しているわけです。

なお、高音部分はアルミニウム・マグネシウム・セラミック(AL-MAC™)高域ドライバー

中音部分はParadigmを象徴するPPA™音響レンズを搭載したアルミニウム・マグネシウム(AL-MAG™)中域ドライバー

を採用しています。
しかし、直系215mm×3基(合計645mm相当)のウーファー部を片肺1000W、左右で2000W(2KW)で駆動する……まずは2ch実際の音です。
音のリファレンスシリーズからYoutube使用可能音源で再生してみます。

重厚な低音がお楽しみいただけたでしょうか。
そして映像の下にあるサブウーファーには電源が入っていません。
これが「サブウーファー要らず」と呼ばれる所以です。
これ、すごいです。でも、Founder 120Hの機能はそれだけではありません。
Founder 120Hにはアクティブスピーカーらしく部屋を測定して低音域のレスポンスを調整するルームコレクションシステム「ARC Genesis」を採用しています。

https://pdn.co.jp/paradigm/arc.html
あくまでアンプの駆動次第である高中音域に対して、積極的にコントロールの効く低音領域を制御する事により、アンプが重要な中域と高域にエネルギーを集中できるようにしつつ「理想の音」を実現します。
ちなみにこれがアバック横浜・120インチスクリーン使用時の修正データです。

30Hzの部分がターゲットカーブからは外れており、少し高音の2KHzが伸びています。
ARCの効果でほぼ補正カーブで修正出来ています。
昨今音響測定自体はステレオ系の様々な機種で実現していますが、アンプの影響も及ぶハイブリッドで実現しているのは初めて見ます。
音色は音色、スピーカーのパフォーマンスはパフォーマンスなのでしょう。
以上が今回展示の目玉「Founder 120H」のご紹介でした。

さて、今回はParadigm Founderでなんと7ch揃えております。

正直な所B&WとかKEFではよくマルチを行うのですが、ParadigmのFounderで7ch構成はそうそうできません。
※全体写真
それでも元々みっしりとよく「詰まった」音は特徴的であり、さらに「サブウーファー要らすのFounder 120Hをメインにしてりますので、実際の音は重厚感と量感があり、全体で押し出すJBLの様な感覚もある普段なかなか聞けない音になっております。
しかし、なんでもっと早くシステム展示をしなかったのか……いろいろ事情はありますが店舗としてはかなり反省しております。

そしてもうひとつ、システム展示を行わせて頂く理由は「値上げ」が迫っている事です。

【アバックClassic馬車道】 paradigmスピーカー5/1受注分より価格改定!プレス発表になりました!

為替レートなど理由はやむを得ないにせよParadigmスピーカー全体で値段が上がるのですが、その上がり方が……。
Founder 120Hでは40万円!Founder100Fで22万円、Founder90Cと80F、ブックシェルフの40Bで10万円、70LCRで8万円とかなりの物になります。
120HだけでなくParadigmのスピーカー、是非聴いて頂き、お手元にお届けしたいなと考える理由になっています。
(この辺りは商売抜きの部分もあります)

と言う事で今回は120H以外にも3種類のParadigm Founderを揃えております。
それぞれの機材をご紹介します。

まずはセンタースピーカーParadigm Founder 90Cです。

Paradigm Founder 90C
https://pdn.co.jp/paradigm/founder90c.html
店舗展示はこのような形。

下のHTM72S3Bと比較するとかなり大きさが違うのが分かります。
基本構成は3ウェイ4ドライバーに2つのパッシブラジエーターを装着した密閉型となります。
Founder 100Fから1個ウーファーを抜いたような形で、サイズは115.3cm x 35.4cm x 44.1cm とそれなりに長くて大きいセンタースピーカーです。
音域はとても豊かで音色が統一されており、パワーパワーの120Fとも十分渡り合います。

そしてサラウンドスピーカーは……こちらは普段使用しているParadigm Founder 80Fを持ってきました。

Paradigm Founder 80F
https://pdn.co.jp/paradigm/founder80f.html
展示はこちら。
隣は703S3Bですが、この大きさでもみっしりとした音で同じぐらい鳴ります。

Founder 80Fについては単体でブログを書いておりますのでこちらをどうぞ。

【横浜店】Paradigm Founder 80F 店頭展示を開始しております。しっとりとした部分の多い、密度が濃く落ち着いた音です。(2024.2.29再展示開始)
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20211016

この大きさと音でもFounderのトールボーイとしては一番小さなスピーカーとなります。
パッシブでも十分に濃度が濃くみっしりとした音はリアでも十分輝いています。

そしてサラウンドバック。

こちらはParadigm Founder70LCRとなります。

Paradigm Founder70LCR
https://pdn.co.jp/paradigm/founder70lcr.html
展示はこちら。
後で書きますがセンタースピーカーをそのまま立てたような印象です……その通りなんですが。

3ウェイ・4ドライバー・密閉型のスピーカーで、LCRの名称が付けられている通りサラウンドにもセンタースピーカーにも使用できる構造になっています。
大きさは20.4cm x 48cm x 31.2cmとまさにセンタースピーカーのそれであり、今回はサラウンドバックとして使用しております。

ただ、実際に鳴らしてみると、どちらかと言えば小気味よさを感じるブックシェルフの40B(展示がありますが今回は使用しておりません)とは音幅ががだいぶ広がっており、普段使用しているB&Wベースのサラウンドバックに比べ「存在感」がだいぶ変わります。

なお、サブウーファーは本当に使用しておりません。(ご希望に応じて対応します)
イマーシブオーディオに関してはフロントハイト・リアハイトには定置のPiega AP1.2を使用しておりますので、システムとしては「7.0.4」chというハイエンドとしてはちょっと変わったシステム構成になっています。

今、8m程離れた作業PCから隣の部屋を見る形で「ボヘミアン・ラブソディ」を聞いているのですが……ベースとドラムスの音(スネアドラムの音がちゃんと地面に響きます)がしっかり出ており、サラウンドの低音で稀に起こる「足している感」がないです。
これはサブウーファー要らないですね、確かに。
次に5.1CHでジョン・ウイリアムズの「スーパーマン」を聞いてみました。
バイオリン系の底から這いあがってくるような音でありながら、スコーカーとツィーターはB&W程ではありませんが綺麗に抜けており、サラウンドにもかかわらず純粋なステレオベースのような音は、ミドルエンド以上のステレオスピーカーの素性がそのままサラウンドになっていて、なんと言えばいいのか「オーディオ感」をちゃんと残した「面で押し出す」サラウンド、と言う印象です。
動画で出せないのが残念ですが……。

今回のParadigm Founderで構成した7.0.4CHシステムはサラウンドシステムで聴くも良し、2chの音を楽しむも良しと、値上げの事を考えなくてもかなり出来のいいシステムになっています。

今回の展示期間は3月1日から3月9日までの9日間、
基本的にご予約を優先いたしますが、サラウンドも2Chも十分聞ける状態で準備しております。
サラウンドでちゃんと聞くには最後のチャンスかもしれません……。

では、ご連絡・ご相談をお待ちしております。

なお、今回ご紹介の商品は地方の皆様も通販サイトからの購入だけでなく、アバック横浜へのメール・お電話で機材設置も含めご相談の上で購入が可能です。
支払方法は振込やクレジットカード、Webクレジットとなります。

お問い合わせはこちらから。

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弊社は2023年8月25日をもちまして創業40周年を迎えることができました。
この節目を迎えることができましたのも、これまでご愛顧いただいた皆様からの
多大なるご支援の賜物であり、ここに改めて深く感謝と御礼を申し上げます。

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TEL  :045-228-9881
メール:yokohama@avac.co.jp
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