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【横浜店】アバックオリジナルスピーカー「AV-SP520T」です。天吊り・壁付け・壁掛けに天付けまでなんでもござれの商品です。

横浜店 渡邉です。

まずはご案内。
今お持ちの機材からの買い替えで「下取りUP」が適応されます。


また、下取商品については「買替の為の下取」「弊社購入の商品」などの条件により買取の数字が上がります。
商品購入と同時の下取がお勧めです。
なお、現在機材関係は入手に「想像以上に」時間が掛かっております。
お早目の相談をお願い致します。

さて、本題です。

天吊りスピーカーに壁掛けスピーカー。
ホームシアターのスピーカー設置には所謂「置き設置」と呼ばれる設置方法に対して天井に設置するのが「天吊り」、壁に掛けるのが「壁掛け」と言う方法として確立しております。
この辺りは「天吊りスピーカー・壁掛けスピーカーってどうですか?」と言うブログで過去に書かせて頂いております。

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/202100807

日本の場合、海外とは住宅事情が変わっており、ホームシアターの設置は海外で主流である専用室ではなく、リビングなど普通の生活空間にホームシアターを設置するケースが多くなっています。
特にリビングダイニングの場合は複数の部屋が仕切りなしで繋がっていますので、面積や投射距離を取るために全体の一部を区切るような形でシアターを作成する事が多い一方、大きな一部屋では壁から壁までの距離が遠くなる事で壁掛けと言う設置方法はやりずらくなります。
その結果、専用室ではスピーカーの設置を理想の形にする傾向があり床置きが主流となりますが、日本の場合生活空間であるリビングに置き設置ではどうしても生活導線に掛かってしまい、スピーカーの選定で天井吊りや壁掛けを設置方法として選択する事も多くなる傾向となる訳です。

また、現在のサラウンドシステムが所謂「イマーシブオーディオ」を主流としている状況から、単に5CHだけでなく音の中間層である「ミドルレイヤー」として使用するためのスピーカーとして利用するケースも増えてきました。

垂直方向にスピーカーが必要なDolbyAtomsだけの時期は捨てに過ぎており、後発のフォーマットであるDTS:Xやチャネル型と呼ばれる従来と同じ「チャネル型」でイマーシブオーディオを組むIMAX ENHANCED、そしてとくに音楽に特化したAuro3Dでは最低スピーカー構成数として必須となる9ch分の「ポイント」としてスピーカーの上の(Hight)のスピーカーであるハイトスピーカー(ヤマハさんで言うプレゼンススピーカー)の場合、30度の角度場であればDolbyatomsと設定範囲が共用できることから、フォーマット対応の自在性を考え、埋め込みスピーカーではなく天吊りや壁掛けでスピーカーを設置する事が増えてきました。

このような状況では置き以外のスピーカーが増えてきてもおかしくないのですが、実際のご邸宅では結果ととして天吊りと言うケースが多く、世界的なスタンスで見た場合、壁掛けスピーカーは多くても天吊りスピーカーは余りポピュラーではありません。(海外のリビングシアターではスピーカーを天井から突き出す形天吊り型ではなく、音質を犠牲にしても見栄えをよくする埋め込みのケースが多くあります)

天吊りスピーカーとしては現時点ではデンソーテン様のEclipceが真っ先に上がり、それ以外でもJBL l52classic、GaroAccosticsやJBLの一部が該当します。
しかし、かつてこのようなケースで真っ先に後方に上がる機材があったのですが残念ながら原材料の生産中止などの事情により、数年前に生産終了してしまいました。
その後は現在まで手元にある商品で対応をさせて頂いておりましたが、我々の頭にの中には常に「あれ、もう一度何とかならないかな?」と言う思いがずっとありました。
今回、そんな現場側の声を反映しつつ、現在の状況に合わせて昇華した機材が、本日発表されたアバックオリジナルスピーカー「AV-SP520T」となります

比較的リーズナブルに天吊り・壁掛けを実現可能なスピーカーとなります。
まずは外観。


高さ約20cm、幅は21.3cm、厚みは11.5cmとスクエア且つフラットなデザインで、極端な主張はありませんが、存在感がないわけでもない、と言うものです。
一番の特徴は標準で回転するブラケットが付属している事です。

実はこのブラケット、現場側の要望を受け入れて頂いております。
実際、とても便利です。
当たり前ですが回転ブラケット装着時は縦置きの場合は左右に、横置きの場合は上下に角度を付ける事が出来ます。
 
応用ですがブラケットを土台に角度を付ける事もできます。(ニアスピーカーなどで意外に便利です)

このブラケット、横置き且つ壁掛けの場合、そのままハイトスピーカーの角度を付ける事もできます。
寸法的にはブラケットが垂直の状態でスピーカー本体+ブラケットは厚さ140mm。
ブラケットを先に取り付けた後で本体を取り付ける事も可能で、調整が容易になっています。
このままでも「AV-SP520T」は「機構的」には壁設置や天井設置が可能となりますが、実際の工事を行うには壁の強度や天井の強度がありますので、弊社などの専門業者に依頼をお願いします。

応用事例として、防音工事を行ったお部屋には防音性能が低下してしまう事から、原則埋め込みスピーカーの設置は事実上難しいのですが、こちらのスピーカーは天井貼り付けも可能で、おそらく現時点で最適な商品となります。

もちろんブラケットは取り外しが可能であり、外した穴に対して専用のカバーも付属しています。

外した状態の場合は天吊り背面のネジ穴を使用する事で天吊りスピーカーに変更する事も可能です。
ネジ穴は60mmピッチとなりますので、現時点ではJBLのMTC-U1とYAMAHA/ SPM50Sの接続が可能となります。
 

特にJBL MTC-U1は少し高価ですが天吊り、壁掛けだけでなく延長アームなどにも対応しており、他のブラケットに比べてもかなり余裕のある設置が可能となります。

下の写真の様に4312M2やl52classicという大きめのスピーカーの天吊りにも対応しております。


ブラケットのみで設置可能か、天吊り金具を使用するかと言う判断については、どのようになるかと言う問題がありますので、それぞれ購入前の相談をお願いします。

さて、今回ご紹介した「AV-SP520T」天吊り、壁掛けの両方に手軽に使用できるスピーカーです。
最後にスペックをご紹介します。

形式・ユニット構成・・・・BASSREFLEX type / 13cm Coaxial
定格インピーダンス・・・・4Ω
定格周波数範囲・・・・・・150Hz~20kHz
クロスオーバー周波数・・・2kHz
出力音圧レベル・・・・・・84±2db(W/m)
定格??・・・・・・・・・20W
最大入力?・・・・・・・・・40W
寸法(W×H×D)・・・・・198 × 213 × 115mm
/ 198 × 232 × 140mm(専用金具取付時)
質量・・・・・・・・・・・1.9kg(専用ブラケット:0.8kg)
本体カラー・・・・・・・・ホワイト(W)、ブラック(B)
付属品・・・・・・・・・・専用ブラケット組み換え?カバープレート×2枚/クッションシール(4個1組)
性能的にはローレベルからミドルレベルと言う所で、初めてのシアターから既存機材の更新など、天吊りや壁掛けが絡む案件では最適なスピーカーとしお勧めできそうです。
(ミドルからハイエンドの場合は別のスピーカーを使用する事があります。グレードを上げる場合はご相談ください)
後は実機ですが……

すでに展示を開始しており、店舗には白と黒二色の展示がございます。
ご試聴希望のお客様は事前予約の上ご来訪下さい。
最後に
「色を付けられないの?」「まとめて注文できますか?」
と言うBtoB寄りのご質問もありそうですが、塗装については担当会社からは「概ね可能ではないか」と言う回答を頂いております。
実際の塗装には別途検証が必要になり正式回答や見積りはその後にになりますが、まとまった数のお話も含めご相談ください。
発売は8/25となりますので、事前のお問い合わせは等はアバック横浜店でお受けいたします。
よろしくお願い致します。

なお、当店では現在来店に事前予約を取らせて頂いております。
ご来訪をお考えのお客様は是非事前予約をお願い致します。
なお、連絡なし飛び込みの場合、店舗の人員状況に寄りお断りせざるを得ない場合がございます。
最後に実際のご相談方法についてですが、一番簡単なのはメールです。
お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。
横浜店 スタッフ紹介はこちらからとなります。
★★★横浜店では定期的な換気を行いながら感染予防対策を徹底しております★★★
★★三密とお客様同士の重複を避ける為 事前のご予約をオススメしております★★

ご来店予約は上記のナバーをクリックください!
先程のStorm AudioやGenelecのパワードスピーカーサラウンドなど、横浜店のみが持ち合わせておりますプレミアムシアターのご案内をさせて頂きます。

アバック横浜店では今回ご紹介したプレミアムシアターROOM1を含めROOM3まで全く違う3つの極上シアターが稼働中です。

パワードスピーカーで構成された5.1.2ch構成による圧倒的なパワーが部屋を埋め尽くすRoom1。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room1 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220218ROOM2は「音楽とデイライトシアターの融合」をテーマに7.1.4CHをベースにピュアオーディオを直列繋ぎでシステムを組み込んだ上質なお部屋。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room2 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220104
そしてRoom3は民生ホームシアター最高峰の一角「StormAudio」を使用し、Monitoraudioの11.1.4CHシステムを構築しております。
【横浜店】プレミアム・シアターROOM3稼働開始。Storm Audioの常設設置を開始しました!
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20211213
それぞれ機材準備がありますのでご予約制です。
よろしくお願いします。

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株式会社アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/contents/shop/yokohama.html
ホームシアター施工例 https://corp.avac.co.jp/blog/
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
TEL  :045-228-9881
メール:yokohama@avac.co.jp
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