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【横浜店】JVCプロジェクターの買い替え、最終進化形のDLA-X590Rと最新システムのDLA-V5、どっちがいいでしょうか?

横浜店 渡邉です。

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今回は既存のプロジェクターを使い続けられたお客様、特にJVC系の機材をお使いのお客様へのご案内も含めたエントリーとなります。
JVC系の機種をお持ちのお客様(もちろんそれ以外でも結構です)「WOWOWも始まるし、そろそろ4Kに」とお考えのお客様は
JVC DLA-X590RとDLA-V5の二つの選択肢があるかと思います。
ちなみにこちらが弊社では横浜店のみのDLA-X590R展示機です。

もちろん最新機種であるDLA-V5もあります。

こちらは最新の機種となりだいぶ外観が違います。
DLA-X590RはDLA-V系の一つ前のモデルとなり、DLA-V系へのモデルチェンジまではこの筐体でした。
最初にこの筐体を採用したのはDLA-X3/X7/X30です。

以後長い間、筐体は変わらず、DLA-X系列の機種として長い間そのままに性能を向上させてきました。
この「筐体が変わらない」と言う点は、民生用としても業務用としてもとても都合の良いものです。
「外観やレンズなどが変わらない」と言う事は「設置方法も変わらない」と言う事になり、言い方を変えれば「本体だけを変えれば機能の向上を図ることができる」と言う事に繋がります。
逆に難点としては「投射距離や設置方法が決まっているシステム」では、機材のリプレイスを行うには大きさや重さなどの制約があります。

そして二年前、全面モデルチェンジを行った現行のDLA-V系列が発売されました。
全機種フル4Kを搭載し、最上位のDLA-V9Rに至ってはE-Shift 8Kにまで進化し、4K映像に対して究極の情報量を提供できるようになりました。
その結果として、既存の機種であるDLA-X990Rは生産を終えましたが、DLA-X590Rは業務用機種の需要が続いていた事から、生産は継続されていました。

現在、業務用ラインナップからDLA-X系の商品は無くなり、DLA-V系の機種は発売されてからそろそろ二年が経過します。
もちろんDLA-X590Rは現在も入手可能ですが、そういつまでも生産されるとは限りません。
この話の裏側には、業務用のDLA-V系列の機種も徐々に発売され、静々とリプレイスが始まっているという事実があります。

このまま置き換えが進めば、いずれ「生産終了」になるかもしれません。
さて、既存ユーザーの皆様にはここで問題が出ます。
DLA-X系列の機材はおそらくこれが最後です。
結果として生産完了後は既存のお客様にはDLA-V5/V7/V9Rへの買い替えをお勧めする事になりますが、DLA-V系列は以前ご紹介ブログの通り
大口径レンズの「DLA-V9R」を念頭に置いており、筐体は全体的に少し大きくなります。

この変更は「今回は機材を変えると『今回は』設置条件が変わる」事を示唆しています。
投射距離や投射位置などが決まっている皆様も、この設置条件の問題から逃げる事が出来ません。
今までは「大きさの面や設置条件などが何も変わらなかったので変えなかった」という状況が続いておりましたが、
今回は「そのまま機材更新する」と言うわけには行かない、と言う事です。


このような考え方から更新機材を選定すると、昨年販売させて頂いたDLA-X990RA、DLA-X系としては究極の機材となった「赤い」DLA-20LTDなどの
特別な価値を持つ機材を除けば、リプレイスとして考えられる機種はDLA-X590R以外なくなります。
別の条件として考えられる中古機ですが、こちらは最低でも4K・HDR対応、HDCP2.2対応はしたいところです。
しかしこれらの機種に対応しているDLA-X750R/550R以降の機種は、現時点で必要十分な性能を持つことから機材を手放す方も少なく、機材の絶対数が少ないものと思います。
そのような点から考えると「DLA-X590R」は現在新品で入手可能な「そのまま更新できる」DLA-X系の最終進化形と言っても良いかと思います。
そんなわけで「DLA-X系列、最後にして最終進化形な」DLA-X590Rは更新の最右翼となります。

もう一つは「最新機種」であり「フル4k」DLA-X直系の後継機であるDLA-V5になります。

この二機種、表記上の性能は変わりません。
コントラストはネイティブ40000:1、ダイナミック400,000:1と変わりません。
光源も高圧水銀ランプ1800lmと変わりません。
ビデオフォーマットは最大3840X2160p 60fpsとこちらも変わりません。
問題は外観・寸法と画そのものです。
「ん?じゃあなんで同じコントラスト40000:1何ですか?」
このご質問への答えは「開口部」と「密度」です。
DLA-X590Rは元々の画素数が1920X1080で0.7インチD-ILAユニット。
これをE-Shift5で3840X2160に解像度を上げています。
所謂「疑似4K」です。
これに対して、DLA-V5はリアル4Kの4096X2160で0.69インチD-ILAユニットです。
E-Shiftなどはありません。
この二機種、ほぼ同じ大きさのユニットで解像度は倍、分割部分縦横2倍で4倍になります。
ここが肝です。
実はプロジェクターの「黒」は漆黒ではありません。
可能な限り漆黒に近い黒を表示する事で「真っ黒」と知覚させています。
DLA-X系のユニットは画素と画素の間の仕切り空間が少なく「荒い」故に1ユニットごとの色密度が増します。
また、比較的輪郭と真黒部分と光の部分を強調する方向で画を組んでいる事も「黒の沈み込み」に繋がっているわけです。
逆に言えば同じ40,000:1であってもDLA-V5はユニットごとの密度は低いですが、それぞれのユニットの色が変化する事で「階調」の変化が繊細です。
この辺りを踏まえて頂き、画をご覧ください。
このような感じです。「GEMINI MAN」から。
こちらがDLA-V5

こちらがDLA-X590Rです。

……だいぶ違いますよね。
実際の映像ではDLA-V5は明るく見えスコープのあたりの精細感が際立ちます。
これに対しDLA-X590Rは立体感が少なくなりますが、色幅と黒が強調されているように見えます。
もう一つご紹介します。JOKERの最初の方です。
このシーンはポストに何もないという状況を示していますが、DLA-V5では奥が見えています。

次にDLA-X590Rですが

黒は黒、光の加減で奥が見えないという映画としての表現はこれもアリです。
この方が「映画らしい」とお考えになる方もいらっしゃると思います。
私個人の意見ですが、価格差と表現方法が違う二機種ですが「どちらもどちらで良い」と思います。
DLA-X590Rの良さが出てくるのはオールドコンテンツです。
「アラビアのロレンス」から


このようなフィルム撮影のオールド系、特にハイビジョンまでのコンテンツでは明らかに590Rの方が見ごたえがあり、明らかに4Kクラス以上のカメラで撮影したテレビの味を
強くしたものではV5の方がクリアに見えます。
画の面はこのような変化ですが、実際の導入で考慮する点はそれだけではありません。
設置の面でも大きく違います。
まずは実寸ですが
こちらがDLA-X590R

こちらがDLA-V5


DLA-V5はDLA-X590Rからは一回り大きくなります。
結果として金具を用いて天吊りをするときに差が生じます。
概ねこのような金具を使用します。こちらはSPCM300(300mmポール、アクリルベース)です

このキクチ科学のSPCMを使用した場合、既存のDLA-Xの金具をそのままの金具使用した場合……


こんな風に取り付け部分が後ろにずれ、本体が前に出てしまいます。
数字としては概ね50mm程度になりますが、結果として投射距離が短くなってしまうのが問題です。
この問題の対策として、金具メーカー様も新しいアタッチメントプレートを出しており、こちらを使用すると

真ん中になります。
逆に言えば後ろに伸びる事になります。
これは「金具を変えてもDLA-X系統の機種をギリギリで取り付けた場合、DLA-V系の機種は後ろに出っ張る」と言う事になります。
さて、ここからは実例です。
こちらの案件はDLA-X500RからDLA-V5への更新になりました。


この案件は下見で投射距離を確認した結果、金具を新型にしても投射距離が短くなる事がわかりました。

実際の作業では金具を外して後ろにずらす加工を行い、距離を稼いでいます。
電源パネルとの位置関係が変わっているのがわかるかと思います。

取り付けが終わりました。
概ね118インチ、120インチにちょっと隙間が出来るくらい状況まで持って行けました。
設置環境にご不安がある場合、下見などで実際の現場を確認し「どこまで出来るか」を調べる事をお勧めします。
今回ご紹介した2機種は価格の問題や性能の方向性などそれぞれ違いますが
「4Kらしさ」「表現や階調などの美しさ」をお考えになるのであればDLA-V5

(余談ですが上位機種のDLA-V7であればコントラスト100,000:1で黒の深さも590Rに近くなります!お勧めです!)
「映像表現」「白は光、黒は影」と言うスタンスの方でであればDLA-X590R
既存の環境がギリギリ、または予算的にと言う事であれば、事前のメールやお電話でのご相談の上で、下見等を入れつつどちらか
こんなところかと思います。
最初の映像でも出しましたが、アバック横浜店ではどちらの機種もそろっております。
実際に試聴してから決めて頂くことも可能ですし、お電話でお話を聞くことも可能です。
是非御一考ください。

アバック横浜店では3密を避ける為に事前予約をオススメしております。

https://corp.avac.co.jp/contents/reservation_form
それではみなさまのお問い合わせ・ご予約を心よりお待ちしております。

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