ショップ
ブログ

【横浜店】Radius RA-VT11 シンプルかつモダン。ガラス越しの仄かな7本の光で見栄えも良い真空管アンプをご紹介します。

横浜店 渡邉です。

今回は真空管アンプでお買い得な商品があり、展示を開始しました。
Radius RA-VT11です。

Radius RA-VT11

https://www.radius.co.jp/products/ra-vt11/
開封動画はこちら。

構造は非常にシンプルです。
出力段回路形式 クラスAB、プッシュプル駆動
使用真空管 6L6G×4、2C51×4
定格出力 15W+15W (8 Ω)、15W+15W (4 Ω)
全高調波歪率 0.1% 以下(1kHz)
周波数特性 20Hz ~ 40000Hz (-1dB、AL-LCH11前提)
S/N比 94dB
入力端子 RCA端子(ステレオ×4系統)
入力感度 300mV
負荷インピーダンス 8Ω、4Ω
となっております。

メインのシステムははABのプッシュプル駆動を採用し、真空管は出力段に6L6Gを4本、入力段とドライバー菅には2C51を4本採用しています。
正直な所、出力段がいわゆるST菅の6L6Gというのは若干珍しいのですが、低電圧で厚みのある音を狙っているのだと思います。

余談ですが真空管アンプの常で6L6Gや2C51であれば、メーカーの保証外且つ構造的・且つ個人責任で他の真空管に入れ替えることも可能ですが、まずはしばらく本来の音を楽しんでから交換を考えてみてください。
菅の交換は趣味の世界ですがあくまで中級者以上です。

そして外観はとてもシンプルかつモダン。
最近のアンプと組み合わせても違和感なく、特に触れちゃいけない真空管部分は安全性に配慮されています。
8本の真空管は正面はガラス、側面・天面はアルミで覆われており、内部の真空管から放たれる柔らかい光は「管のアンプ」であることを強く感じさせ、見栄えも素晴らしいです。
それでいて初めて真空管アンプを使う方にも配慮がなされております。


スイッチ関係もシンプルそのもの。
電源、ボリューム、4つの入力系統のインプットセレクターだけです。
接続はアンバランスのRCAのみ4系統です。

 


同軸デジタルや光デジタルなどの入力(PHONOもありません)は持たず、あくまでアナログに拘ることで「ロスレス」「ハイレゾ」とは対極にありますが、RA-VT11、実はは40KHzまで再生可能な真空管アンプとなりますので、同社で開発・販売しているLightning直接接続のDAC「AL-LCH11」と、変換ケーブル「RA-MCF11K」と組み合わせてお使い頂く事を念頭に置いています。

構造上はLightning接続のDAC+アナログ出力になりますので実質的には他の物でも問題はなく、AirplayやBluetooth、Andoroidも工夫次第で問題はないと思いますが……。

また、レコード+真空管はとても乙な組み合わせですがMCはフォノイコライザーをお忘れなく。
で、今回はあえてストリーマーのBluesound NODEを組み合わせてみました。

スピーカーはB&W 702S2 Signitureですが、15W+15Wの出力は、極端に音量を上げない限り、必要十分に駆動しています。
いろいろと聞いてみましたが、繊細と収まりの良さが特徴である702S2をして、 RA-VT11を通すと完全なデジタル音源のNODEの音であってもくるっと丸まった高音とズンと響く低音に変わります。
また、シンセサイザーなどは本来の曲中で小気味よく流れるはずのビートのスタッカートがどうしてか嫌味なく流れるように響いて収まります。
デジタルそのものの曲に敢えてアナログらしい部分をつけてくれるのはいかにも真空管という「味」です。

今回のRadius Radius RA-VT11はAB級プッシュプル、出力段4本,入力段とドライバーで4本と8本の真空管で構成される真空管アンプとしては本体の発売時期もあってか、かなりリーズナブルな商品となっております。(真空管アンプの構造はここ最近ほとんど変わっていないのもまた事実だからこそなのですが……)
どちらかと言えば趣味性の強いアンプになりますのでメインアンプとは別として考えていただき、純粋な「玉」サウンドを楽しんでいただければと思います。
今回はありがたいことにメーカー様から展示機を貸し出して頂いております。
ご予約の上、お好きなCDやUSBに記録した音源をもってご来訪ください。

地方の皆様は通販での販売も行っております。
RA-VT11 radius [ラディウス] ハイレゾ対応 真空管アンプ 下取り査定額20%アップ実施中!
https://www.avac.co.jp/buy/products/detail/16962

では、ご連絡・ご相談をお待ちしております。

さて、当店では現在来店に事前予約を取らせて頂いております。
来訪をお考えのお客様は是非事前予約をお願い致します。
なお、連絡なし飛び込みの場合、店舗の人員状況に寄りお断りせざるを得ない場合がございます。
最後に実際のご相談方法についてですが、一番簡単なのはメールです。
お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。
横浜店 スタッフ紹介はこちらからとなります。
★★★横浜店では定期的な換気を行いながら感染予防対策を徹底しております★★★
★★三密とお客様同士の重複を避ける為 事前のご予約をオススメしております★★

ご来店予約は上記のナバーをクリックください!
先程のStorm AudioやGenelecのパワードスピーカーサラウンドなど、横浜店のみが持ち合わせておりますプレミアムシアターのご案内をさせて頂きます。

アバック横浜店では今回ご紹介したプレミアムシアターROOM1を含めROOM3まで全く違う3つの極上シアターが稼働中です。

パワードスピーカーで構成された5.1.4ch構成による圧倒的なパワーが部屋を埋め尽くすRoom1。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room1 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220218
ROOM2は「音楽とデイライトシアターの融合」をテーマに7.1.4CHをベースにピュアオーディオを直列繋ぎでシステムを組み込んだ上質なお部屋。

【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room2 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220104
そしてRoom3は民生ホームシアター最高峰の一角「StormAudio ISP MK3」を使用し、Monitoraudioの11.1.4CHシステムを構築しております。
【横浜店】プレミアム・シアターROOM3稼働開始。Storm Audioの常設設置を開始しました!
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20211213

 

関連記事一覧

最新記事