【ヘッドホン横浜】ウルトラハイエンドなRIVIERA社のヘッドホンアンプ「AIC10-Bal」です!

ヘッドホン横浜 渡邉です。

2025スプリングフェスタ、開催中です!

2025スプリングフェスタ 【2025 3月14日(金)~4月29日(木)】
そしてホームシアタファクトリーの各商品はリーズナブルで高性能な機材をご用意しています。
アバックプロデュースの「ホームシアターファクトリー」各商品は、アバック各店舗・通販でも発売中です。
お部屋の香りに拘ったシアターアロマ、スポットライトとサイズ互換のボックス付き埋め込みスピーカー、大型のプロジェクターも吊り下げ可能な金具からアウトドア「岩」スピーカーまでいろいろあります。
本題です。
とある日、こんな箱が届きました。
箱には「RIVIERA」の文字。
日本語では「リビエラ(海岸)」ですが、箱の中身は……。
はい、なんとイタリアの高級オーディオメーカー「RIVIERA」社の製品です。
箱から出しました……重い!
こちらがイタリアの超高級オーディオメーカーRIVIERA社のヘッドホンアンプ「AIC10-Bal」です!
とんでもないものが来ました。
RIVIERA AIC10-Bal
https://zephyrn.com/riviera-aic10_bal/
お値段はなんと374万円!
何なのそのメーカー?となる方もおなじみの無い方もいらっしゃるかと思いますので、まずはRIVIERA社のご紹介から。
Riviera Audio Laboratoriesは2017年に設立されたハイエンドオーディオ専門のメーカーです。
Bjs – 投稿者自身による著作物Camera Canon EOS 300V with Canon Zoom Lens EF 28-90mmScan from the film negative, CC0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=542122による
社名にもなっている「RIVIERA」はこの会社がイタリアのナポリ、ティレニア海を望む美しい街を拠点としている事から名付けられました。
ティレニア海は崖に沿って街が構成されており、それ故「RIVIERA(海岸)」と言う地域を意識してこの社名になっています。
RIVIERAの個性は「ファイン・アート」。
ここ25年間程、RIVIERAはハイエンドオーディオは技術上の完璧さとは無関係な競争が繰り広げられ、行き詰り始めていると考えておりました。
現実問題、各メーカーの最終目標はすでに測定機器の限界まで達して久しい状況となっており、差別化のために電子トランデューサーを介して音楽を再生するという「純粋でない」オーディオアンプの動作はオーディオアンプの真の機能を忘れてしまったかのように思えます。
しかし、私たちRIVIERAは違う考え方です。
RIVIERA社で最も大切にしている点は「まずオーディオアンプは最高の忠実度で信号を再生しなければならない」という「オーディオの原点」です。
脳工学やニューロテクノロジー、そしてロボティクスなどは人間の五感を研究する事と言い換える事が出来るかもしれません。
特に知能と聴覚はオーディオにとって無視できない領域であり、RIVIERAでは人間の聴覚の作用、蝸牛の中で発生する倍音や人間の耳の歪みなどの研究資料から、人間の耳(蝸牛)と脳そのものでそれらの倍音をキャンセルし、純粋な音として知覚するシステムが出来ていることに注目しました。
RIVIERA社ではこれらの倍音や歪みを補正し「完全に純粋な音」として知覚される事についてより正しく理解しつつ、人間の耳に似た歪みスペクトルを生成、THD レベルが比較的高い場合でも、非常に透明でクリーンな結果になると考え、音そのものを電子測定機器ではなく人間の耳そのもののディストーションに対して再生の性質を作り上げています。
それは誰もに好まれるような製品ではありませんが、RIVIERA社は設計思想を頑固なまでに守り、他のオーディオとは全く違う方向で製品を追求しています。
完成された製品は結果的に、そして必然的にRIVIERAの独自の個性となって現れているのです。
他人の意見ではなく、自分の主張を持つ知的な人々にふさわしいオーディオ機器、それがRIVIERAの製品です。
RIVIERAの製品はImage hifi 2024やDutch Audio Event 2024、Munich High-End 2024、世界各国で開催されるハイエンドオーディオショーに出展しており
RIVIERA社のご紹介と特徴はこのような所です。
「完全に純粋な音」「音そのものを電子測定機器ではなく人間の耳そのもののディストーションに対して再生の性質を作り上げる」と言うキーワードは気になります。
実際に試してみましょう。
まずはフロントから。
インプットに対するアウトプット、インプットセレクター、そして電源とボリューム。



ちゃんと日本仕様の100vになっている事は好感が持てます。(110Vではない所が特に好感持てます)
入力はバランスが1系統、アンバランスが2系統、スピーカー端子もあります。
アンプ出力は10-10W/8 ohmとなり、ブックシェルフ系であれば問題なく鳴らす事も出来ます。
で……中身です。
海外のサイトから写真を拝借しました。

Hybrid design (Triode, BJT, Mosfet)、Pure “Class A”とある通り、ECC802真空管とトランジスタのA級ハイブリッドアンプです。
なんと言うか欧米のハイエンドアンプとは違う「密度」「みっしり感」、そして「アナログ魂」というか「イタリア感」といいますか、敢えて言いますが「紅の豚」の中に出て来る電装機械の様な「見た目も考えつつ、出来るだけ質実剛健且つキッチリ動作する電装品を作ろう」と言う「イタリアの職人魂」を感じる構造に見えます。あくまで主観なのですが……。
スペックとしては
Headphone Integrated Amplifier
Power 2x10W/8 ohm
Zero Feedback
Pure “Class A”
Hybrid design (Triode, BJT, Mosfet)
1 Balanced line input (XLR)
2 Line Input (RCA)
Balanced and ¼ inch unbalanced headphone connectors
Switchable loudspeakers output
Dimensions: 26×43.5×14.5h cm. Weight: 14.4 Kg.
純A級、コネクタはバランス・アンバランスとスピーカーアウトも装備。
大きさに見合わない重さは妥協のない構造という所でしょうか。
では、実機をヘッドホン横浜にセッテイングします。

このヘッドホン、非常に高い性能なのですが、感度93dB, インピーダンス16Ωとヘッドホン横浜の機材の中では一番鳴らしずらい機材であり、今回の重厚な機材とマッチするのではないかと思いました。

稼働させるヘッドホンはHIFIMANのISVARNAもご用意しております。
ISUVARNAの音はこんな感じです。
なおHIFIMAN「SUSVARA Unveiled」で実際に聴いてみたのはDSDのホルストの「惑星(組曲)」から火星と木星
ジョバンニ・アレヴィ「 Monolocale 7.30 a.m. 」「 Yuzen」
YOASOBI「勇者」
あえてアイドルマスターから数曲、星街すいせい「ビビデバ」などなどです。
全体的に感じたのは素直さとしっとりとしつつ濃い音色、そして質量感でした。
音そのものは「如何にそのままを耳まで届けるか」という極端な音色付けの無いものなのですが、音の彩度は高くちゃんと領域を表現出来ています。
それでいて真空管とトランジスタのハイブリットらしく「アナログ感」のある柔らかさと重厚感、音の濃さを感じました。
結果としてどの曲を聴いても同じように感じたのですが「ヘッドホンの音を聞いている」と言うより「スピーカーそのものを耳に当てている」様な感覚を抱くアナログ的な質量感があり、ホルストの「木星」はまるでレコードで聴いているかのような重厚感を感じつつ音そのものは古臭さではなく素直さを感じましたし、ジョバンニ・アレヴィのピアノはキータッチの瞬間の音と言うよりその後の余韻の響きが実演奏に比べても甘く柔らかく、心地の良い音になっています。
YOASOBIの「勇者」は全体的な「濃さ」と弦楽器のはじけるような音がかなり前に出て来ているんですが、ikuraさんの声はあくまでも鋭さのないアナログで温かい声と言う感じになり、真空管・トランジスタのClass:Aの繊細さも同時に感じています。
そして敢えて聞いたアイマスのボーカルは聞きやすいだけでなくエレクトリカルらしい音にありがちな余計な「尖り」がない繊細な音で聴く事が出来ました。そしてやはりエレクトリカルな「ビビデバ」は星街すいせいさんの曲がアナログレコード盤になった様な「エレクトリ感は残りつつアナログの安心感」があるような音になっていました。
敢えて弱点と言えそうなのは極端に澄んだ音は結果的に厚みのある音になるので空気感を前面に押した音は少し印象が違うのではないかと思います。
これをHiFiMANのSUSVARAでやるわけですから、おそらく元々のアナログ部分のパワーサプライが相当しっかりしており、すべての音に余裕をもって鳴らす事の出来る構造が一番の要因なのではと思います。
正直な所、この感覚、特に音の濃さやいい意味でのアナログ感は実際に聴いてみないとわからないかな?と思う部分もあります
(文章能力不足をお許しください)
以上が短時間ですが聞かせて頂いたRIVIERA社のヘッドホンアンプ「AIC10-Bal」のインプレッションです。
こちらの機材、4月の頭まで機材をお借り出来る事になりました。
月末の3月28日から4月6日まではフェア形式でお聞き頂く事が可能です。
詳細については別途告知の予定になりますのでご注目ください。
なお、今回の主役はヘッドホンアンプと言う事で、もちろんご自身のヘッドホンの持ち込みも歓迎です。
機材そのものは到着しておりますので、ご試聴については事前ご予約者の場合のみ承ります。
(高価な機材、且つ真空管内蔵機材につき、事前準備がございますので飛び込みはご遠慮ください)
では、ご連絡・ご相談をお待ちしております。
なお、今回ご紹介の商品は地方の皆様も通販サイトからの購入だけでなく、アバック横浜へのメール・お電話で機材設置も含めご相談の上で購入が可能です。
支払方法は振込やクレジットカード、Webクレジットとなります。
お問い合わせはこちらから。
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弊社は2023年8月25日をもちまして創業40周年を迎えることができました。
この節目を迎えることができましたのも、これまでご愛顧いただいた皆様からの
多大なるご支援の賜物であり、ここに改めて深く感謝と御礼を申し上げます。
ハイエンドヘッドホンに特化した試聴型セレクトショップ「ヘッドホン横浜店」、機材は順調に増えております。
展示機器は下記リンクからご確認ください。
アバックヘッドホン横浜店|ホームシアターとオーディオの専門店 – 株式会社アバック (avac.co.jp)
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