ショップ
ブログ

【横浜店】DENON DNP-2000NE展示開始。ネットワークプレーヤーだけでなく・DACのIN・OUT機能も併せ持つ器用で便利な機材です。

横浜店 渡邉です。

リビングシアター用プロジェクターはどれがいい?
「ホームシアター」4Kプロジェクター徹底比較視聴会

期間中は超単焦点+ロールスクリーンを常設しております。

【横浜店】実機確認推奨!「超単焦点プロジェクターはロールスクリーンで使えないのか?」というご疑問に回答させて頂きます。
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20230226

では、本題です。
さて、今回はDENONのネットワークプレーヤー「DNP-2000NE」が展示になりましたのでご紹介します。
ヤマハのネットワークレシーバーR-N2000Aとの比較もしてみようと思います。

DENON DNP-2000NE
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-networkaudioplayers_ap/dnp2000ne
さて、まずは開封動画

機材そのものは……あえてシルバーではなくガンメタルを選んでおります。
DCD-A110と組み合わせるとぴったりです。
次に本体写真。

付属品はリモコン、電池、アンテナ、電源コード、オーディオケーブル、IR用コントロールケーブル。そしてアンテナ2本です。

リモコンがぱっと見AVアンプのように見えるところが既存のプレーヤーとは印象が違います。

色合いも変わっていますね。

次、背面です。
詳細については後で書かせて頂きます。

アナログ出力は

プリアンプ接続時に使用する出力固定のFIX
パワーアンプへの接続時に使用する出力可変のVARIAVLEが存在します。
(VARIAVLEの場合、音量はDNP-2000NE正面のボリュームでコントロールします)
注意事項としては
パワーアンプをFIX→×:スピーカーが壊れます。絶対ダメ。
ここだけは守ってください。
逆にプリアンプをVARIAVLE→〇:純粋な繋ぎ方としてはプリアンプ→FIXですが、外部入力が絡んだ場合は入力音声の調整を行うためにこちらの方が良いケースもあります。
なお、HDMI ARC接続の場合メーカーとしてもVARIAVLEをお勧めしています。

最終的な音量として適切な音量への調整は必要かと思いますので、必要な接続かと思いますが、HDMI ARCでFIXにしても理論上は問題ありませんので、両方お試しいただくことをお勧めします。

オーディオ出力端子の上にはHDMI ARC(PCM)とPMA系アンプとの連携用トリガー、そして有線ネットワーク端子が並んでいます。

あ、もちろん無線LANもありますが、有線の方がより伝送が確実かと思いますのでお店としては有線LAN推奨です。

では、ここからはDNP-2000NEの機能をご紹介します。
ホームページ上では「USB-DAC ネットワークプレーヤー」そして「Hi-Fi デジタルミュージック・ハブ」と2つの機能と記載されています。
実際には「ネットワークプレーヤー」と「USB-DAC」そして「デジタルミュージック・ハブ」で機能的には分かれると思いますので、順番にご案内します。

DNP-2000NEの最初の機能、それはネットワークプレーヤーとしての機能です。

今回の機種についてはHEOSでコントロールしますが

日本の場合はSpotify、AmazonMusic、Turn in、AWA、Sound Cloud等の各種ストリーミングサービスへの対応とネットワークサーバーからの読み込み(ファイル再生はDSDが5.6MHzまで、PCMは192kHz/24bitまで対応)に対応しています。
 
もスちろんマートフォンのAirplay、Bluetoothにも対応しています。
(本体左右のアンテナを立てないと送受信できません、悪しからず)
DSD、WAV、FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応しています。
2つ目の面はDACとしての機能です。

DNP-2000NEは本体の軽さと裏腹にハイレベルな処理系統を搭載しており、ネットワークプレーヤーとしての機能が高性能であるが故に、Digital to Analog変換部分について高性能なシステムを持っています。
これを外部デジタル入力のアナログ化(Digital to Analog)に使用した場合、DACとしても高性能を発揮できます。
まずアナログ波形再現技術は最上位もでるである「Ultra AL32 Processing」を搭載しています。

最大1.536 MHzへのアップサンプリングと32 bitへのビット拡張処理を行った上、独自のビット拡張&データ補間アルゴリズムで元音源の本来あるべきポイントを導き出し、デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元し、本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。
DSP部分はDCD-A110と同じES9018K2Mを左右に二基ずつ搭載(写真の上部分、コンデンサに囲まれた四角い部品です)Ultra AL32 Processingでアップサンプリングされた信号を二分割、方チャンネル当たり2chX2の計4chで処理を行い、4倍の電流出力を得る事が出来ました。
この出力はあくまでプリ出力ですが、パワー部分に至るところまで信号の「アナログとしての強度や厚み」は継続されますので、効果は大きいものと思われます。
最終的なインターフェイスは写真の通りHDMI ARCが1つ、PCとの連携用にUSB TypeB、そしてデジタルの入出力としてオプティカル・コアキシャルの入出力を持つことになりました。
機材の性格としておそらく一番多いであろうPCとの接続にはUSB-TypeB入力を搭載し、プレーヤー時の時よりレベルの高い最大11.2 MHz DSDと384 kHz / 32 bit PCMに対応、特にDSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生とDoP(DSD over PCM Frames)の両方に対応し、PCの性能も加味したセッティングが可能です。
また、PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、DNP-2000NE搭載の超低位相雑音クロック発振器によって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。
光デジタル入力が2系統、同軸デジタル入力が1系統(192kHz/24 bit PCMまで)出力についても光デジタルと同軸デジタルが各1系統装備しています。
テレビ用のHDMI ARCはここ最近はもはや標準装備となって来ましたが、ステレオ故にPCMのみ対応になりますのでテレビの接続時はご注意ください。
無線LANはIEEE 802.11a / b / g / n / ac 準拠(Wi-Fi® 準拠)で無線周波数 2.4GHz / 5GHz対応、セキュリティは WEP 128bitまで、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP)対応。
Bluetoothバージョン 5.0で対応(受信のみ)プロファイル A2DP 1.2、 AVRCP 1.5、周波数帯域/送信出力/通信距離 2.4GHz 帯域 / Class 1 / 約30m (見通し距離)、対応コーデック SBC……ん?、接続性重視と言う事で。
AirplayはともかくBluetoothはメインの使用方法ではないと思いますが、必要なことは十分こなす事が出来そうです。

はい、お待たせしました。
最後ですが実機録音です。

規定いただくとよくわかりますが、KEFである事を差し引いてもかなり低音部分が前に出る印象です。
実はこの後YAMAHAにR-N2000Aにも繋いでみたのですが、LUXMANらしい中温部分のふくらみが少し減りましたが低音の押出しはそのままでした。
機材等の変更もしつつもう少し聞いた上でもう少し品質を上げて行きたいと思いますが、追記等もさせて頂こうと思っております。
さて、ここまで聞いていて何かが……ああ、BluesoundのNODEとほぼ同じような機能を持ち、性能としてはすべての面で上回っています。
お勧めしやすい方としては、今までの機材を変更することなくネットワークやコアキシャル、HDMI等の機材をまとめつつネットワーク機能を追加することをお考えの方、LINNほどではないけれど「もう一回り」性能を目指す方や、国内メーカーとしてのクオリティを求める方、機能的な統一感を求める方にはとても向いた機種になるかと思います。
展示は開始しておりますので、ご予約の上で試聴可能です。

では、ご連絡をお待ちしております。

関連記事一覧

最新記事