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【横浜店】DENON AVC-A1H DENONのフラッグシップアンプが発表です!AVアンプでできる事すべてを網羅したモンスターを超えた「旗艦アンプ」です。(2023.2.24:イベント情報更新)

2023.2.24情報更新:お披露目イベントの日時が決定しました!

DENON「AVC-A1H」、 marantz「AV10 / AMP10」お披露目試聴会【3月18日(土)~4月2日(日)】

横浜店のイベント日程は3月18日、19日となります。

3月18日(
【完全予約制】定員8名
⓵13:00~14:00「AVC-A1H」
②15:00~16:00「AV10 / AMP10」
【解説員】アバックスタッフ

3月19日(
【完全予約制】定員8名
⓵13:00~14:00「AV10 / AMP10」
②15:00~16:00「AVC-A1H」
【解説員】アバックスタッフ
ご予約お問い合わせはこちらから。
ご予約フォーム

ご注意:メール・お電話共、ご予約については人数集計・情報確認の上、ご予約確定の返信をもって成立いたします。

横浜店 渡邉です。

以前よりお問い合わせの多かったDENONの新型AVプリパワーアンプ
「AVC-A1H」ですが、昨日のMarantz AV10/AMP10に引き続き、こちらも情報解禁・予約を開始します!

DENON 15.4 Ch 8K AV Amplifier AVC-A1H
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-avreceiver_ap/avca1h
なお、Marantzの新型機「AV10」と「AMP10」のブログはこちら。

【横浜店】Marantz AV10/AMP10情報解禁です!現時点で最も贅沢に作りこまれた16chAVプリアンプとパワーアンプとなります。

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20230214

では早速ご紹介いたします。
AVC-A1HD 15.4 チャネル ホーム シアター プリアンプ/プロセッサ AVC-A1H

DENONのAVについては日本市場における本道であり1996年のAVP-A1からスタートし、現在は最安のAVR-X570BTからモンスターとの異名を持つAVC-X8500HAまで様々なラインナップが展開されております。
今回のAVC-A1Hについてはモンスターアンプの異名を持つ13.2ch AVアンプである「AVC-X8500H」

DACの変更、HDMI基板などにより実質的に「AVC-X8600H」と言ってよい性能変化をもたらした「AVC-X8500HA」

 

そしてDENON110周年記念として開発された「AVC-A110」

この実質3つのアンプを踏まえ、これらのアンプよりさらに「上」を目指した真の「旗艦モデル」として開発されました。
その質感、構造、そして現時点で最高の技術を用いたハイエンドアンプとなります。
それでは各機能のご紹介です。
最大の特徴はAVC-X8500HAを上回る15.4chのアンプを内蔵したことです。

この15ch、Dolby Atomsの最大チャンネルが9.1.6の15chであることに起因しています。
「Dolbyの提示する最高のDolby Atomsをこの1台ですべて賄う」
セパレートアンプであれば機構的には楽に到達可能な条件ですが、あえてこのシステムを一体型で賄うというDENONエンジニアチームの到達点がここにありました。
15chを一体アンプで再現、それだけでもハードルは高いものですが、DENON開発チームは伝統とノウハウを最大限に生かすハード構成「クラスAB」のリニアパワーアンプを選びました。


昨日発表されたMarantzのAMP10はClass:Dの回路を使用しています。
これに対してDENONのチームは過去のノウハウを最大限利用できるアナログ回路を選択しました。
設計こそ難しいのですが、シンプルで素直な特性を狙いつつ移送回転が少なく安定性が高いことから作動1段のクラスABのリニアパワーアンプを採用しており、アンプの定格出力は (8Ω、20Hz ~ 20kHz、THD 0.05%、2ch駆動) 150W+150W、実用最大出力 (JEITA: 6Ω、1kHz、THD 10%、1ch駆動) 260Wとなります。
これら新規に開発したアンプユニットはDENON伝統のモノリスコンストラクションにレイアウトされ、15chの実現にまた一歩近づきました。

また電源周りについてもトランスは強化されるどころ市場ではフィットするものが存在しない為、カスタムで作成されています。
写真を見ていただくとそれほど大きいようには思えませんが、その重さは実に11.5Kg

余談ですが、607 S2 Anniversary Edition 607S2AE/MRのペアが9.8Kg、お米一袋で10Kg……大きさと重量が見合っておりません。
その他、コンデンサー周りはAVC-X8500HAが80V/22,000uFに対して80V/33,000uF、モノリスコンストラクション周りの導電板は厚さ4mmとAVC-X8500HAの倍。
プリント基板は4層に強化され、放熱を強化するため銅製の放熱板も厚みが二倍。
基板銅箔の厚みもAVC-X8500HAの倍。
(この辺りはAVC-A110から受け継がれていますね)
これらのアナログデバイスを収める3重構造の新規開発シャーシーにセットされ、フットのインシュレーターは鋳鉄製と、重さが必要なものはすべて一回り上のグレードになっています。

そして15.4chを処理するデジタル系の部分についても拡張されています。
DSPは今回のモデルからアナログデバイセズのGriffin Lite XP DSP(2Core 1Ghz)を採用しており、AVC-X8500HAで使用されていたアナログデバイスのGriffin Lite 2基使用から、Griffin Lite XP DSP1基に変更されています。
演算速度もGriffin Liteの2.51割増しの2,000 MIPS。(この辺りはここ最近の機種である程度共通化しているのだと思います)
余裕のあるシステムで15.4chのプロセッシングとAURO-3Dの13.1chを実現しています。


プリ部はこちらもDENON機種ではおなじみの「D.D.S.C.-HD32」を投入しています。
DSPを始め、各回路は複合デバイスを使わずそれぞれに専用デバイスを用いてディスクリート化しており、この辺りもDENONらしい拘りを感じます、
ディスクリート化の場合、面積こそ大きくなりますがより理想的な配置を設計することが可能ですので、デバイスレイアウトを最適化しつつ、シンプルな信号経路を両立できます。
DACは2ch 32Bitの製品を10個使用(ブランドわかりませんでした……)
HDMI周りもHDMI2.1対応の入力が7つすべてで対応しており、HEOSユニットも最新のものとなっております。
こちらは背面写真ですが、先日発表されたAVR-X4800Hと違い、コンポーネント、コンポジットが全廃されています。
また、AVR-X3800Hから搭載が始まった4chのサブウーファー駆動は今回からRCAに加えXLRも搭載。
B&WやMonitoraudioの上位のサブウーファーのパフォーマンスをより発揮しやすくなりました。
もちろんBassマネージメント、サブウーファーの指向性設定も搭載されており、4基のサブウーファーの出力にスピーカーの低音部分を載せて試聴ポイントにより近い部分までサブウーファー出力を「引き寄せる」ことも可能です。
プリアウトは17.4ch分と言う事になり、出力オーバーの部分についてはトップミドル と センターハイト&トップサラウンドの自動切換えに対応しています。
DACは2ch 32Bitの製品を10個使用(ブランドわかりませんでした……)
HDMI周りもHDMI2.1対応の入力が7つすべてで対応しており、HEOSユニットも最新のものとなっております。
これらのデジタル系のシステム更新でDolby Atmos / DTS:X・DTS:X pro / Auro3D/IMAX Enhanced、そして360Audioと現行のフォーマットすべてにそれぞれに対応し、各フォーマットで理想的なシステムを組むことができます。
なお、今回からDolby AtomsとAuro 3Dのフォーマットの共存が可能となり、Auro 3Dのアップミックス使用時にDolby Atomsの「トップスピーカー」で使用することも可能になりました。
もちろん、カスタムモードのような自由なアンプアサイン、そしてプリアンプモードについても今回からチャンネルを指定出来る様になっています。
この辺りは比較的地味なアップデートですが、ホームシアターのデザインを行うインストーラーの立場、そしてオーディオ+シアターなどの組み合わせを考える既存ユーザーの皆様にも設定の幅が広がることは大きなメリットとなります。

このようにAVC-A1Hは単にチャンネルが15chに増えただけではなく、振動や放熱、導電などアナログオーディオとして「大きく・重く」というアナログ的な部分を強化しつつ積み重ね、デジタル部分のアップデートも確実に行うことによって、実際の音に良い影響を及ぼすアナログ、性能の向上をもたらすデジタル双方で理想的な機材構成となっています。
但し、結果として本体重量は実に32.0kg!
702S31本分、607S24本分、米袋3つで30kgのラインですが、これがが434x498x195の大きさに詰まっているわけです。
オーディオ的な側面から見れば標準的と言えなくもないのですが、正直な所一人で持つ重量ではありません。
お二人以上で取り扱っていただくか弊社で有料設置を承ります。
可能な限り弊社に依頼をしていただくことをお勧めします。

そして肝心の音ですが……これは明らかに「DENON」の音でした。
比較という点でいえばDACを変更した「AVC-X8500HA」の様にパイオニアのSC-LX系の様な澄んだ音とは明らかに違います。
全体的に高音が大きく伸びる事はなく、個人的印象として「AVR-4520」や「AVC-X8500H」を素直に大きく拡張した厚みのある中・低音が前に出てきたような印象です。
また「AVC-A110」とはどう違うのか?というお問い合わせが多くなると思いますが、これは「全く別の物」と考えていただいてよろしいかと思います。
AKのDACにやりたい放題のオーディオパーツを組み込んで実現した柔らかく厚みと太さを感じる音と比べると、AVC-A1Hは音の輪郭がはっきりしておりそれでいて静謐さを感じます。
なんといえばいいのか、低音のブーストがかかるような音に無理なビビりや濁りがなく「静謐さ」という言葉を「解像度の高い音」と考えることもできるかなと思います。
これに関しては「どっちが良い・悪い」ではなく、好みの問題かなという印象を持ちました。

最後に本体の「色」と「価格」ですが……。

お気づきでしょうか?一部の写真ではすでに使っておりますが、今回なんと本体色にシルバーがございます。
昔から海外では発売されていた色ですが、ついに今回日本でも選べるようになりました。

リビングシアターなど、シルバーであえてアンプを見せるという作り方も可能かと思います。
そしてお値段……¥990,000(税込)
当初の海外発表のお値段よりはお安くなり、100万円は切ってくれました。
実売、展示棟については近日中にご連絡が可能かと思います。
DENON AVC-A1Hは本日よりご予約を開始します。
ご相談はこちらから。(横浜店のアドレスです)
yokohama@avac.co.jp
納期はおおむね3月末からとなりますので、ご相談はお早めにお願いいたします。

では、ご連絡・ご相談をお待ちしております。

さて、当店では現在来店に事前予約を取らせて頂いております。
来訪をお考えのお客様は是非事前予約をお願い致します。
なお、連絡なし飛び込みの場合、店舗の人員状況に寄りお断りせざるを得ない場合がございます。
最後に実際のご相談方法についてですが、一番簡単なのはメールです。
お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。
横浜店 スタッフ紹介はこちらからとなります。
★★★横浜店では定期的な換気を行いながら感染予防対策を徹底しております★★★
★★三密とお客様同士の重複を避ける為 事前のご予約をオススメしております★★

ご来店予約は上記のナバーをクリックください!
先程のStorm AudioやGenelecのパワードスピーカーサラウンドなど、横浜店のみが持ち合わせておりますプレミアムシアターのご案内をさせて頂きます。

アバック横浜店では今回ご紹介したプレミアムシアターROOM1を含めROOM3まで全く違う3つの極上シアターが稼働中です。

パワードスピーカーで構成された5.1.4ch構成による圧倒的なパワーが部屋を埋め尽くすRoom1。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room1 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220218
ROOM2は「音楽とデイライトシアターの融合」をテーマに7.1.4CHをベースにピュアオーディオを直列繋ぎでシステムを組み込んだ上質なお部屋。

【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room2 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220104
そしてRoom3は民生ホームシアター最高峰の一角「StormAudio ISP MK3」を使用し、Monitoraudioの11.1.4CHシステムを構築しております。
【横浜店】プレミアム・シアターROOM3稼働開始。Storm Audioの常設設置を開始しました!
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20211213

 

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