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【横浜店】「マルチパーパススピーカー」DALI ALTECO C1について(2021.5.15:展示開始につき、旧ブログから変更・更新)

横浜店 渡邉です。

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こちらのブログは旧ブログから現状を踏まえた修正を行った上、新ブログに転載をしております。
旧ブログからこちらに転送されたお客様。
現在はこちらのブログで情報を更新しておりますので、こちらも一緒にお楽しみいただければと考えております。
転載は徐々に増やしていく予定でございます。
本題です。
今回は
【横浜店】天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?(2019.9.10更新)の補完エントリーとしてDALIのALTECO C1を独立したブログとして作成することにしました。
当該ブログから転送されたお客様はこちらから戻ることができます。
【横浜店】天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?(2019.9.10更新)
では、DALI ALTECO C1の解説です。
DALI ALTECO C1

https://dm-importaudio.jp/dali/l3/l4/Vcms4_00000887.html

最初の印象は「独特の形」または「これ、イネーブルドスピーカーですか?」という形をしています。
このような傾斜のついた形は、本来DolbyAtomsの「イネーブルドスピーカー(天井に反射させるためな斜め上を向いています)」として用いられるので当然の印象だと思います。
しかし今回のALTECOの場合
「この形状ならイネーブルドスピーカー以外にも使えるのではないか?」
と言う発想から、あえてイネーブルドスピーカーとしての呼称や認証を行わず、いわゆる「マルチパーパス」(多目的の・万能の)と呼ばれるタイプとしたスピーカーです。
DALIとしては7つの使い方を提案しています。
その1、フロントスピーカーの上に置いたDolbyAtoms用のイネーブルドスピーカーとして

こちらは一番スタンダードな使い方です。
本来「イネーブルドスピーカー」と呼称する場合、スピーカーの周波数を制限する必要があるのですが、あえて制限を掛けずに通常のスピーカーとして扱う事により「イネーブルドスピーカーとしても」使う事が出来るというスタンスになっています。
この使い方の場合、通常は天井の高さが2.4mから2.7mを想定しており、最大4.3mの高さでも理論上は対応可能です。

その2、フロントスピーカーの上に壁掛けしてフロント・ハイトスピーカーとして

こちらはかなり幅の広い使い方です。
先程のイネーブルドスピーカーとしての使い方では対応できない吹き抜け天井や、傾斜天井などで壁の方向にスピーカーを設置する場合に便利なシステムです。
構造的に下を向いていますので天吊りスピーカーで角度を付ける事と同じ下向き20度以上の角度も付き、すべてのシステムに対しアンプで修正可能な範囲で対応できます。
現実的な問題としてDolbyatomsやDTS:Xだけでなく、Auro3DやIMAX Enhancedに必要なハイトスピーカー(プレゼンススピーカー)としても対応可能な柔軟かつ最適な配置となります。
実はこのハイトでの使用を行う場合、ALTECO C1に取り付けられた「スイッチ」が効果を発揮します。


スピーカー横にある「UP」と「DOWN」と書いてあるものです。


このスイッチ、スイッチを切り替える事により、
さらに25度下に音を出すことも可能です。
これは実際の設置にかかわってきますが、いわゆる「天吊り」の場合、アームやブラケットを用いて下に向けて角度を付けます。


Altecoの場合イネーブルドスピーカーとしての使用を「上下をひっくり返す」事により同じ機能を持たせることが可能です。
もっとも個人的には「天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?」でも書かせて頂きましたが、AltecoC1を2セット使用し5.1.4CHとすることで、サウンドシステム的にDolbyAtoms・DTS:X、Auro3D、IMAX Enhancedの各システム要件に共通して対応可能なスピーカーとして使用できる点も大きいかと思います。


その3、横壁面に壁掛け設置し、7.1chのサラウンド(サイド)スピーカーとして
その4、後方壁面に壁掛け設置し、サラウンドバック用、またはリアハイトスピーカーとして

この2つは先述した「フロントスピーカーの上に壁掛けしてフロント・ハイトスピーカーとして」の応用です。
壁掛けスピーカーとしてサラウンドやサラウンドバック、リアハイトスピーカーとして使用します。少し脱線しますが、ハイトスピーカーやトップスピーカーは2本より4本が断然お勧めです。上でも音が移動するんですね。
そしてもう一つ。
その5、デスクトップでのニアフィールド・モニターとして


パソコンのモニターの横に設置を行い、画面のすぐ近くで鳴らす方法です。
先日発表されたソニーのSA-Z1(こちらはアクティブの専用機ですが)の様な使い方を提案しています。

クリエイター系の方でディスプレイが大きくて近い使い方の場合、画面の中心線より下から音を出す場合は悪い使い方ではないかと思います。

先程のスイッチ切り替えなども試して頂く事で「床置きなのに真正面に近い音の出し方」もできるのではないかと思います。
ここからは少し苦しいのですが

その6、テレビの横に正面壁面に設置し、フロントスピーカーとして
その7、面壁面に、横向きに設置し、フロント・ワイドスピーカーとして

いずれもテレビのフロントスピーカーとして使用する方法です。
その6はこういうケースがあるんでしょうか……。その7の方が現実的なような気がします。
これらの使用方法は説明書にしっかり載っておりますので、スイッチを設置方法にあわせてご使用ください。

なお、FIGUR 4Eはリアから真下に向けた場合になりますので、ハイトスピーカーの際は「UP」になります。

まさに「マルチパーパス」な使用が可能なALTECO C1ですが、所謂「インウォール」や「インシーリング」とは違い箱がありますので、スピーカーとしてちゃんした形を取っておりますので、音質面でも問題はありません。


また、ネットを掛けるとあまり目立たないのも特徴です。
ホームシアターでいわゆる「イマーシブオーディオ」を行う際、音質や各種フォーマット、そして価格のバランスにこだわったシステムとしてお勧めできます。
色も黒とウッドだけでなく白もありますので、先日生産の終わったLINNのUNIKの代用にも使用可能かと思います。

難点はあくまで壁掛けであること、そしてちゃんとした形をしている故出っ張ってしまう事です。

埋め込みスピーカーのシンプルさとは離れてしまいますが、各種システムへの適応性やAuro3Dなど音楽フォーマットも含めた将来性を鑑み「オーディオも良くしたい」と言うご要望に応えたシステムの構築にはお勧めできる商品です。
2021.5.15更新:横浜店に常設させて頂く事になりました!

開封動画はこちら。

実機をよく見ておりますと端子がプッシュ型になりますので、太いケーブルは難しいと思います。


背面には壁面壁掛け用のネジ等で保持を行う穴が2つ。
壁掛け設置の場合は、金具などの設置方法にもよりますが荷重の掛かり方が下方向に固まりますので、設置条件は同じかむしろ厳しいものとお考えください。

最後に、天吊り・壁掛け設置の条件についてですが

建物の工法など条件によってかなり変わります。このため
新築の場合は建築部分が密接にかかわりますので、事前のご相談
既築の場合は下見の段階でそのまま設置可能か・補強等が必要かの概ねの判断をさせて頂き、工事費用のご提示から(配線方法を含みます。)工事の流れになります。
新築でインストーラーが入った場合は、別途補強方法などを指示させて頂きます。

天吊り、壁掛けは最初のご相談が早い程、事前のアドバイスで設置条件が良くなります。ご新築の場合は早めの相談を、既築・リフォームの場合は下見のご相談をお願い致します。

電話・メールでのご相談も大歓迎です。
なお、お問い合わせはメール・お電話でも可能です。
メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!
https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html
お電話はこちら
045-228-9881 (営業時間 11:00~20:00まで)
※水曜は定休日になります。
FAXの場合はこちら
045-228-7283
(24時間受付:定休日の場合は翌営業日以降の対応)
となります。
ご連絡・ご相談をお待ちしております。

なお、ご来訪については事前にご相談・ご予約の上での来訪をお受けする形になります。
感染症対策をしっかり行い、ご予約・ご来訪ください。


https://corp.avac.co.jp/contents/reservation_form
それではみなさまのお問い合わせ・ご予約を心よりお待ちしております

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株式会社アバック横浜店
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