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【横浜店】速報!ソニープロジェクター新機種VPL-VW875・VPL-VW275発表です! HDRリファレンスモードについても。(2021.4.30更新)

2021.4.30更新
本日、VPL-VW875とVPL-VW275の先行展示機が入荷しました!

詳細はこちらから。

【横浜店】SONY VPL-VW875、VPL-VW275先行展示品が入荷しました!比較映像も入れております!
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210416
現時点ではVPL-VW255、VPL-VW275、VPL-VW775、VPL-VW875の4機種が比較可能です。

横浜店 渡邉です。

今回は速報になります。
ソニーの新型プロジェクターが発表されました。
今回は2機種が発表されております。
事前に販売が終了しており、新機種が噂されておりましたVPL-VW255の後継機種

VPL-VW275
https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW275/
そしてフラッグシップ機種であるVPL-VW855の後継機種

VPL-VW875
https://www.sony.jp/video-projector/products/VPL-VW875/
です!
本日より受注の受付を開始します。
色はVPL-VW275は黒と白、VPL-VW875は黒のみです。

外観上の違いはVPL-VW275は変わらず

VPL-VW875は855ではレンズ周りのシルバーだったのですが、こちらがマットブラックに変更されております。
より落ち着いたデザインになるのかと思います。
ご参考までに前機種VPL-VW255のYoutubeはこちら。

さて、今回の新機種変更点は……ハードウェア的には「外観上はありません」と言う事になります。
両機種ともレンズや筐体そのものは変わっておりません。
元々完成されているVPL-VW275は255の流れを引き継ぎ、良い意味で「枯れた」機種になります。
1500lmの高圧水銀ランプでランプ交換目安は最大6000時間まで伸びております。

そしテVPL-VW875には4Kデジタルシネマの技術を生かした4K解像度専用設計「ARC-F」レンズ搭載されており

レーザー光源である(Z-Phosphor(TM)(*1))の採用により

2,200lm(ルーメン)の高輝度と約20,000時間の長時間使用を実現しています。
では、何が違うか?
実は基盤です。
今回の機種からベース基盤が新しいものに変わっております。
変更の結果両機種に搭載された「コントラストエンハンサー」の上位版である「ダイナミックHDRエンハンサー」は処理能力の関係でソフトウェアでの追加は出来ないものとなっております。
結果、所謂「マイナーチェンジ」よりは少し大きなレベルのモデルチェンジとなります。

HDRエンハンサー
ダイナミックHDRエンハンサーは、従来の「コントラストエンハンサー」の性能を新LSIで引き上げ、検出レベルを高解像度且つより細かく明るさレベルを検出する事で、フレームごとにダイナミックレンジを変化させる事で、明るい所はより明るく表現され、元々優れている黒の部分は信号を調整する事でしっかり落とし込みます。
また、VPL-VW875ではアイリスと光源の両方が調整可能であり、両方を生かした「デュアルコントラストコントロール」を用いる事で暗い所ではアイリスとレーザー光源を使用して光量の調整を行う事でより黒を際立たせます。
2つのコントロールを併用する事により、極端に明るい画面での暗部浮きや暗部を重視し過ぎた場合に生じる全体的な映像の沈みを回避しています。

VPL-VW875でレーザーユニットとアイリスを両方使うとこのような感じになります。

「ダイナミックHDRエンハンサー」は内容としてはJVCの「Frame Adapt HDR」とかなり似通った機能ですが、ソニーの場合オリジナルのPQカーブを維持しながらハイライトを中心にダイナミックレンジを拡大させる所(VPL-VW875はアイリスと光源でさらに変化させます)が差になるかと思います。
なお、SDRの際は「コントラストエンハンサー」が働きますのでこちらも問題はありません。
そしてもう一つ追加されたのが今回のモデルチェンジでVPL-VW系の現行機種すべてに装備された「HDRリファレンスモード」です。

今回はこの点をもう少し踏み込んでお話をさせて頂きます。
但し、この部分は詳しく書き始めるともう一本ブログが書けてしまう程の分量(JVCとやり方比較など)になりますので、申し訳ありませんが端折るところは端折ります。ご容赦ください。
今回ソニーのVPL-VW系全機種に搭載された「HDRリファレンスモード」モードは、元々搭載されている通常の「HDR」と呼ばれる「HDR10」のモードに加えて、所謂「リファレンス」と呼ばれる作品の画質を決める為の「元」になる機材の表現に合わせたモードとなります。
通常、ソニーのプロジェクターでHDRをオートにしておくと「HDR10」モードとなり、最大輝度1,000nitを超えるHDRコンテンツの高階調側の表現を「機材の表現範囲で調整し、豊かに表現する」ように機能します。
これに対し「HDRリファレンス」に変更した場合、現在映像編集用モニターとして広く使われているソニー「BVM-X300」のカラープロファイルに合わせるように動作します。

 

実はこの「映像編集用モニター」またの名を「マスターディスプレイ」と呼ばれる機材はとても重要なファクターであり、それは「HDR10」の規格策定と実際のシステムとの兼ね合いが掛かってきます。
現在「HDR」と呼ばれる規格の中で一般的な「HDR10」と言う基準は、規格の理論値で加減0、上限10,000nitの明るさ表現幅を持っています。
(HDR10+はシーンごとの可変でありHDR10規格の延長線上ですが、基本的にテレビ用の規格になります。HDRエンハンサーやFrame Adapt HDRが機能の代替とお考え下さい)
しかし、現実的に世の中にあるテレビやモニターではUltra HD Premium規格認証のテレビ製品で1000から大きくても1700nit未満が大半、それ以外・それ以前のテレビはほとんどがそれ以下です。


これがPC向けになると数十万レベルの価格帯となるVESA規格「DisplayHDR 1000」が文字通り1000nitとなります。

「じゃあ10,000nitの商品作れば最高だよね!」と言うお考えも出てくるかと思いますが、10,000nitは実質的に「外光(コンクリートの照り返しレベル)」そのもの差して変わりないものとなります。
仮にこのような商品が発売された場合、おそらく明るい画面は目を開けていられない程の画になります。
これを見続けるという試聴方法はもはやそれは映画でもテレビでもなく単に「外」です。
実際には10,000Nitの表現は部分的であり全白と言う事はまずありませんが、明るい画面や暗い画面のコントロールは難しいようです。
結局、HDR10の明るさをそのまま出すと言う事は技術スタディ的には素晴らしいものですが、消費電力や実際の画を見ても実際の商品としては現実的ではないと言う事になります。
ここまでの結果論ですが「HDR10の規格上の数字と実際に表現する機材の数字はかなり離れている」と言う事になり、コンテンツの作成を行う場合そのままの基準を実際の受像機に適用すると「表現者の表現したいもの」と「現実的に表現できるもの」には差が出て来る事になります。
もし、その点を考えないで「HDR10のPQは機材ごとに違うからどうしようもない」と言う前提でコンテンツを作り上げると……
「こういう風に見えるように作ったのに、実際の画面では全然違う絵になってしまった……」
と言う事になる訳です。
特に映画やゲームの場合、明光と暗部の表現差などは奥行きや立体視の観点から見ても重要です。
「映像で奥に人がいるはずなのにわからない」「ゲームでトンネルの全く先が見えない」
なんてことになれば映画やゲームの楽しみ自体が無くなります。
じゃあどうすればいいんだ?と言う事になりますが、そこで登場するのが「マスターモニターディスプレイ」です。

マスターモニターディスプレイはコンテンツ制作の現場で用いられるディスプレイです。
今回基準とされるBVM-X300は30型有機ELマスターモニターとして世界各国で採用されており、テレビなどで表現される映像の「基準」として概ね上限1000nitの範囲で合わせるものと認識して頂ければよろしいかと思います。
ここはとても噛み砕いた話になりますが、こちらのモニターで「表現者」が「表現したいもの」をこのモニターの範疇で調整すれば基本的にテレビの表現の範疇の中で「表現者が表現したい表現」を出すことが可能とお考え下さい。
もう少し具体的なお話をすれば「白」に対応する「黒」の範疇を調整する事で、概ね700Nit程度のレベルで可能な限りHDRの表現を出そうという調整を行います。
基本的にテレビが基準になりますが、表現者と実際に見る方との「受け取る情報の差」をマスターディスプレイは埋めてくれる、と言う事になります。
だいぶ話が細かくなりましたが、これが「HDRリファレンス」に関してのお話です。

今回のVPL-VW875/275の発売でHW系以外すべての機種に搭載された「HDRリファレンスモード」はBVN-X300のカラープロファイルを出来る限る表現する事により「表現者が表現したいコンテンツ」をソニーらしく「それぞれのプロジェクターで可能な限りそのまま」を表現するには最適なモードとなる、と言う事になります。
既存のVPL-VW775やVPL-VW575をお持ちのお客様にも是非お試しいただければと思います。

さて、今回の二機種、価格帯はどちらもオープン価格ですが、市場予想価格はVPL-VW275が55万円程度、VPL-VW875が300万円程度のラインを想定しております。
発売は5月の連休明けを予定しております。
展示についてはVPL-VW275は4月中予定。
VPL-VW875はご要望に応じて対応させて頂く予定です。
275については到着をお待ちください。
なお、4月12日に発表になりましたBRAVIAの新ラインナップについてもご相談を承ります。

これら新機種に搭載された「XRプロセッサ」は認知特性を利用した映像処理が行われます。
一般的には「認知特性」とは,人間が目で見る,耳で聞くなどの五感を中心とした感覚器から入ってきた様々な情報を,脳の中で「整理」「記憶」「理解」すると言う事になるのですが、XRプロセッサの場合、映像そのものや音声の情報を横断的に処理し、映像や音声に反映するシステムになります。
それぞれの映像についてコントラストや色相・彩度を個別ではなく連続的に読み取りながら映像を鮮やかに処理し、映像の注視点を「人間の脳」の様に見つける事で注視点を際立たせる処理を行います。
また、テレビらしく処理は映像だけでなく音声にも及び「XR Audio」はDolby ATOMSを含む音響システムで更なる試聴環境の向上につなげています。
ある意味HDRリファレンスモードとは逆の発想になりますが「最高の映像」と言う観点では変わりません。
こちらもまた実機の画、特に83インチの有機EL、4K120Pの映像がこの大きさで動くと言う事は全く新しい画になると思いますのでそちらも楽しみです。
導入のご相談をお待ちしております。

あ、それと大事なこと忘れておりました。

二つほど情報を追加します。
その1、ソニー純正の無線方式3D眼鏡「DTG-BT500A」が生産完了しました。

https://www.sony.jp/bravia/products/TDG-BT500A/
在庫が終了次第生産完了となります……が、こちらは「Full HD 3D Initiatives」規格に沿っておりますので、ソニー純正以
外の商品でも規格に対応していれば「保証はありませんが動きます」との事です。
これも時代の流れなのでしょう。
その2、ソニー純正金具「PSS-H10」も終了です。

https://www.sony.jp/video-projector/products/PSS-H10/
こちらはキクチ科学の金具「SPCM」シリーズで対応させて頂きます。
購入ご検討の相談は本日より承ります。
ご相談をお待ちしております。

来店ご予約フォームについてはリニューアル後の日程で受付をさせて頂きます。
その旨ご容赦ください。


https://corp.avac.co.jp/contents/reservation_form
それではみなさまのお問い合わせ・ご予約を心よりお待ちしております。

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株式会社アバック横浜店
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メール:yokohama@avac.co.jp
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