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【アバック横浜】Aladdin marca Maxのホームシアター屋さん的レビューです。「使う側」に特化した優秀機材です。

アバック横浜 渡邉です。

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本題です。

今回は皆様も気になっているかと思われますAladdin marca Maxをホームシアター屋さん的目線での紹介をさせて頂きます。
モデルを比較する - Aladin X – Aladdin X
Aladdin marca Max
https://www.aladdinx.jp/pages/aladdin-marca-max
弊社通販リンク
https://www.avac.co.jp/buy/products/detail/45835
以前書かせて頂いたAladdin Marcaのブログはこちらでご紹介しており、今回のAladdin marca Maxは上位機種に当たります。
まずは開封動画。

内容は本体、リモコン、説明書に電源ケーブル。
ACアダプタの接続ではない所がシンプルでいいと思います。
このクラスの機材はACアダプタがかなり大きいケースが多く、収納に困る事もままありますので。

本体の大きさは144 × 510 × 270 mm、重さは7.9Kgと他の超短焦点プロジェクターと比べてもだいぶ小さくて軽くなっています。

Aladdin Marcaと同じ意匠であるファブリックの質感、本体が電動の蓋で開閉器出来る点も特徴で、一見すると大きなBluetoothスピーカーに見えてしまう程です。
個人的にはなんとなく「枕」と言いそうになりますが……。
そんな外観です。

次に性能です。

今回のAladdin marca Maxも基本的なコンポーネントには投射システムとしてはDLP方式を採用し、光源はレーザーを用いる事で輝度2,500 ANSIルーメンを確保しております。

この辺はホームシアター屋さんの目線ですが、プロジェクターの基本として
「ピーク白色がしっかり出れば出る程『明』のピークが上がり」「画面を塗り潰す」力が増します。
そうなると仮に明るい所や周りの光反射が多い所でも「白は白」として表示されますので、それ以外の色も対角となる黒も視覚的によりしっかり出て来ることになり、実用性が増します。
Aladdin marca Maxは2500lmのパワーを持っており、さすがにEPSON系の機種には及びませんが、直接光の当たらない壁や超短焦点用スクリーンがあれば十分なレベルの映像を作り出す事が出来るレベルです。

実際に同一環境で投射してみましたが、直射入光がなければほとんど同じレベルの画になりました。
(ちょっと暗いかな?という程度のレベルです)
最後に表示性能ですが、部分的にハイエンド機種を超える部分があったりします。

こちら超短焦点用スクリーンに映した画ですが、Aladdin marca Maxの色域カバー率はDCI-P3 99%と十分であり、サポートフォーマットはHDRとHLGの2つで大半の映像に対応できており、それ以外になんとIMAX Enhanced、 Dolby Visionにも対応できてしまいます。
特にIMAX Enhancedなどはサポートしているデバイスはごく少数であり、この辺りは最新フォーマットへの対応と言う点で一歩進んでいる印象です。
入出力については

HDMI2.0が3つ(1つはeARC対応)、Audio、LAN(これは配信等の視聴にプラスポイントです)、そしてUSBはHDD等の接続で映像や音声に対応しています。
次に付属物です。
まずACアダプタの無い点は特筆できる点です。
30万円クラスの機材のほとんどは本体大きさを小さくするためにACアダプタを別にしており、アダプタはかなり大きくなります。
この筐体にACをうまく内蔵したのは素晴らしいと思います。
実際、超短焦点機材を壁面に設置する時にACアダプタはかなり邪魔になりますので……。
機材的に見ても「Aladdin Marca」はPopin Aladdinのコンポーネントを利用した超短焦点機材でベースを作っていると思われ、どちらかと言えば「暗い所で使う超短焦点プロジェクター」としての位置づけでしたが、今回の「Aladdin marca Max」は性能に定評のあったDLP系4K対応超短焦点プロジェクターの実質的な後継機としての位置付けにしつつ、Aladdin Marcaの上位機種という形になっています。

そんな機材の素性もあって画質は優秀です。
他機種から見てもかなり綺麗なフォーカスを持ち、画は引き締まっています。
発色については他機種や上位機種と比べると少し薄い印象はありますが、これは白ピークを優先し、壁面への投射を優先した事、テレビ的な画を作り出す事を優先したのではないかと思います。
後は音ですが、こちら安定のHarman Cardonのライセンス品。

高音スピーカーが20W + 20W、中低音スピーカーが20W + 20Wで実用最大出力 80Wとかなりの出力です。
次に操作系です。
こちらは所謂「Aladdin OS」となっており、AuraまでのAndoroid TVとは一線を画しております。
Aladdin Marca Maxに搭載しているアプリアイコン
実際の動作映像です。

Andoroid TVと比べても最近のGoogle TVと比べても上下左右の直感的な動きで対応が可能な点は、初めての方にもわかりやすくなっており、最初から選ばれているコンテンツも比較的家族や子供向けの物が多い様で「美風景」や「アクアリウム」など超短焦点プロジェクターをインテリアの一部として使用する事も念頭に入れられており、スクリーンセーバーも「つけっぱなしで様々な情報が」というAndoroid TV以上の機能を持っており、NETFLIXなどには対応できていないものの「これだけで一通りは出来る」と言える汎用性をしっかり持っていると感じました。
なお、一時期は世間でやりました「スイカゲーム」はこのAladdin(Popin Aladdin)が最初に採用し、今回もしっかり高画質で入っております。

最後に画像調整能力ですが、こちらもかなり広範囲で調整が出来ます。

壁色自動調整

凹凸自動補正

自動台形補正

オートフォーカス

スクリーンへの自動アジャスト

インテリジェント アイ・プロテクション

こちらはホームページからの転載ですが、実際の設置では壁だけでなくいろいろな環境に合わせられる機材だと思います。
自動調整・手動調整・フォーカス・壁色対応・カラーモードなどインターフェイスの簡素さと比べると調整項目が多く、突き詰めれば相当画を詰められると思われますし、敢えて弄らなければテレビ的な画を簡単に且つ精彩に映す事が出来ます。

今回はテレビチューナーをお借りしておりませんのでテレビの画質などはYOUTUBEで見るしかないのですが、この精細感であればブロックノイズも出る事もなく十分な画が出ると思われます。
これらの補正ですが、正直な所超短焦点の場合「何もない壁」に映すのは簡単です。
しかし、超短焦点用スクリーンなどの固定されたスクリーンやサイドテンションスクリーンに映し出すのは計算ずくになりそれなりに難しい部分があります。
この辺りは実機合わせをするか専門店にお任せいただく必要があり、Youtuberの皆様はほとんど壁面ベースであり、そうでない場合は実機合わせをしているのだと思います。
なお、この機種の自動補正については基本的に壁に対しての歪みに有効であり、超短焦点用スクリーンなどの機材に自動で合わせるような機能とは言い切れません。
それでも手動調節機能はかなり幅があり、ちょっとした手間を掛ければ綺麗に合わせられると思いました。
なお、フォーカスはほぼ自動で勝手に合わせてくれるので、あまり気にする必要はないと思います。

最後にAladdin marca Maxの総評です。
Aladdin marca MaxはOS部分が非常にフレンドリーな事で導入のハードルの低さは他機種を上回る部分があります。
初期導入されたアプリも「使う側の理屈」が徹底されており、有償・無償を含めて概ねどのような使い方が出来る柔軟さがあります。
他方、基本的には壁投射が前提の調整システムであり、超短焦点用スクリーンなどの専門的な機材への投射は「プロジェクターの位置」を画面に合わせるか実機調整を行う事が前提となり、専門の知識が必要になる部分もあると言う印象です。
本体の価格はEH-LS800と同じくらいの価格になりますが、150インチまで投射できることなどEH-LS800と比較しても優秀な部分も多くあり、昨今性能の上がって来たDLP系の超短焦点系プロジェクターの優秀さを引き継ぎつつ小型化に成功したAladdin marca Maxは「元の素材・性能」が良い事から調整幅も大きく、ホームシアターのメインの映像機材としても、寝室や子供部屋などへのサブ機材・寝シアターとしてもかなり幅広い使い方に合わせられる良い機種だと思います。
簡単に使うにも突き詰めて使う事も出来る、時間をかけて付き合える機種ではないでしょうか。
実機については貸し出しをお願いしており、基本的に店舗に常駐しておりますので、事前のご予約を頂いてご来訪下さい。

では、ご連絡・ご相談をお待ちしております。

なお、今回ご紹介の商品は地方の皆様も通販サイトからの購入だけでなく、アバック横浜へのメール・お電話で機材設置も含めご相談の上で購入が可能です。
支払方法は振込やクレジットカード、Webクレジットとなります。

お問い合わせはこちらから。

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弊社は2023年8月25日をもちまして創業40周年を迎えることができました。
この節目を迎えることができましたのも、これまでご愛顧いただいた皆様からの
多大なるご支援の賜物であり、ここに改めて深く感謝と御礼を申し上げます。

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株式会社アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/contents/shop/yokohama.html
ホームシアター施工例 https://corp.avac.co.jp/blog/
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
TEL  :045-228-9881
メール:yokohama@avac.co.jp
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