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【アバック横浜】Paradigm PERSONAシリーズから PERSONA 3FとPERSONA Bを用意しました!分離感と透明性をダイレクトに感じる優れたスピーカーです。

アバック横浜 渡邉です。

まずはフェアのご案内。

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是非この機会に、新たなお気に入りの一台を見つけてください。
下取りアップも継続になっております。

本題です。

今回は、カナダのParadigm PERSONAシリーズの中からPERSONA 3FPERSONA Bをご紹介します。
PERSONAはParadigmのシリーズとしては最上位に当たり、ベリリウムユニットや音響レンズなどを採用したモデルになります。

当店ではご要望と商談の状況にに合わせて機材をご用意する事があり、今回はご商談の経過でご用意しました。
7/7までの短期間ですが貸し出しになりましたので早速写真と感想をお届けいたします。
まずはPERSONA3Fからご紹介します。

Paradigm PERSONA 3F
https://pdn.co.jp/paradigm/pd_persona_3f.html
外観です。

こちらはカーボンブラックの筐体となります。

ツィーターとスコーカーには25mmと178mmのベリリウムを使用しており、ぞの構造も一般的な蒸着構造の「メッキ」ではない伸張型(純粋な材料を引き伸ばして作成する構造)によるフルベリリウム振動版を使用しており、元々均一な粒子構造を持つベリリウムの材料特性も重なり超軽量・高硬度のユニットはハイスピードに音を伝達してくれます。

そしてツィーター・スコーカーには最大の特徴ともいえるPPA(Perforated Phase-Aligning)「音響レンズ」呼ばれるものを使用しています。

この「レンズ」はドーム型振動版の中央と端で生じる位相のズレ、そして高帯域の音で発生する反射による干渉を幾何学状の模様の様に見える音を光を偏向する「レンズ」の様に透過させる事で相互干渉による音の濁りや歪み、位相のズレを徹底的に排除しつつ、リアにアリティや指向性を向上させています。

結果、 Paradigm全体の特性と言える見通しが良く細部まで美しい音をより高いレベルで再現しています。

ウーファー部分は18㎝ベースドライバーを2機装備しています。
PERSONAの場合最上位のPERSONA 9Hではウーファー専用の電源を用意するなどハイパフォーマンスなのですが、小さめのお部屋で同一レベルのパフォーマンスを実現するためにコンパクトでパッシブ駆動のユニットを用意しました。
ダイナミックレンジを犠牲にすることなく驚異的な低音レスポンスと透明性を提供しています。
PERSONA 3Fは手頃な価格でありつつ、PERSONAシリーズのパフォーマンスエッセンスをすべて持ち合わせる「小さな高性能」のスタンダードとしています。

ホームシアター屋としての目線では、PERSONA 3Fはシリーズ最下位の機種でありながら下位モデルのFounderよりはるかに透明性とみっしりとした音圧を兼ね備えており、能力的に見た場合、高音部分は個性として性能的にはB&W804、805クラスに匹敵するハイレベルフロントスピーカーとして十分な性能を持っているというのが私の印象です。
正直、B&Wの高音の伸びを「堅い」「鋭すぎる」とお感じ鳴る方には音の透明さや音全体の「質量」と言う点で非常優れた音色であり、安いとは言えませんがコストパフォーマンス的に見てもお買い得なスピーカーだと思います。


ただ、ベリリウムの反応の良い素材特性や「ちゃんと鳴らす」為に必要なパワー(3Fの推奨アンプは最大400W、スピーカーの最大入力は300W!)はなかなかのハイパワーが必要で、これを補うにはミドルクラスではなくハイレベルなAVアンプのBi-Ampまたはピュアオーディオの直列繋ぎ(A+Bなど)の透明性を最大源に生かすシステムをご提案する事になると思います。
個人的にはパワー部分についてはあえて少し柔らかめのアンプを組み合わせたいと思います。ハイパワーのMcintosh真空管やNuprimeあたりでしょうか。

NuprimeのSTA-9Xをモノラルで組んで透明感を追求するのもまたありかと思いますが、この辺りは好みの曲次第かなと思います。

では、実際に鳴らした結果がこちらです。

PERSONA 3FをMarantz AV10+AMP10で鳴らしています。
最低でも-15DbからUHD-BDなどのディスクによっては-5db以下というハイパワーを難なく受け止めます。
中高音の分離は非常に綺麗で透明感があり、個人的には分解能がとても高いスピーカーと言う印象です。
低音についてはインパクトのあるサブウーファーを大きくしたような感覚であり、しっかりした重さを響かせてくれます。
何曲か聞いてみましたが、分解能の高さがほぼすべての楽器を別々に鳴らし別々に聞こえるというプラスの面は本当に大きいのですが、ケースによってはマイナスにも働いています。
事例としては星街すいせいさんの「Stellar Stellar」なのですが、適正な音量(今回は-25db)で聴いた時は星街さんの声の透明感が独立して響く事で素晴らしい音になるのですが、音量を上げすぎると反応の良さがそれぞれの楽器の主張が大きくする事になり、ある意味全部鳴ってしまう事で「ノイズ」の様に聞こえかねない部分もあります。
音域や音色そのものでは万能なシステムではあるのですが、購入した後は、個々のシステムに合わせてじっくり音量を考える機材の様に思えます。
オールドの音源(TAKE FIVE)は音源の問題か境を感じず「面」で鳴るという印象でした。
全般的に高音域・中音域が印象的です。

PERSONA 3Fの仕様については下記の通りです。

構成 3ウェイ・バスレフ型
クロスオーバー 2.4kHz/450Hz
周波数特性 48Hz – 45 kHz ±2dB
ドライブ・ユニット 1xφ25㎜ Truextent®ベリリウムドーム型
1xφ178㎜ Truextent®ベリリウムコーン型
2xφ178㎜ X-PAL™コーン型
感度 92dB
インピーダンス 8Ω
推奨アンプ出力 15-400W
最大入力 300W
質量 34kg
寸法 1126 × 241 × 427mm

次にご紹介するのはPERSONA Bです。

PERSONA B
https://pdn.co.jp/paradigm/pd_persona_b.html

PERSONA Bはブックシェルフサイズの唯一のPerosonaシリーズになります。
実はPERSONA 3Fとは約10万円差ぐらいしかありません。

PERSONA Bの構成は、ツィーターとスコーカーの2Way構成ですが、タンデムTruextent®ベリリウムトゥイーターとミッドレンジドライバーを搭載した唯一のスピーカーであり、PERSONAシリーズの中でも最小限のサイズでユニットパフォーマンスを最大限に引き出すことが出来る様に構成されています。

フロアスタンドスピーカーが大きすぎる部屋、または優れたホームシアターシステムのフロントにもリアも使用できるシステムであり、ステレオ再生時には顕著な過渡応答特性、ちょうど良い程度のローエンド、同一素材によるシームレスなブレンドはユニットの純粋さと軽快さが合わさり驚く様な透明感を得る事が出来ます。

では、実際の音です。

Norah Jones Don’t KNOW Why

久石譲 風の谷のナウシカ「メーヴェとコルベットの戦い」

星街すいせい Steller Steller THE FIRST TAKE アコースティックバージョン

理想の音を追求するステレオ音楽メインの方や、スタイリッシュでハイエンド寄りのホームシアターのお客様、どちらにも自信をもってお勧めできるブックシェルフだと思います。
本音として言えば「いい意味でベストバランスなのではないかな?」と思います。
PERSONA Bはステレオだけでなくサラウンドシステム構成の中ではフロントとしてもリアとしても軽快で澄み渡りつつトールボーイの様な低音を目立たせることなくを出す事が可能なユニットであり、低音についてはそのままでも良いと思えるほどの音が出ています。
そしてシアターなどでサブウーファーを組み合わせる場合は時間をかけてしっかり組み合わせる事で(インパルスとクロスオーバーをある程度重ねて変化を緩やかにするセッテイングが大事になると思います)気持ちのいいサラウンドシステムの構築をする事も可能であり、もちろん上位モデルのリアスピーカーとしても十分使用が可能かと思います。
特にSACDや昨今のコンサート系ディスクや配信やサラウンド、そしてAuro3Dなどのイマーシブオーディオ音源では特に効果を発揮できると思います。
PERSONA Bについては、AV10+AMP10クラスのアンプで十分に鳴る機材です。もう少し下の場合は……やはりピュアオーディオアンプ直列繋ぎでしょうか。
個人的にはPERSONA B フロントPERSONA CセンターまたはPERSONA B 3本でサウンドスクリーンを下げるとか、5本でマルチチャンネル対応とかできればすっきりしたサラウンドが出来て面白そうな気がしています。

PERSONA Bの仕様としては下記の通りです。

仕様
構成 2ウェイ・バスレフ型
クロスオーバー 2kHz
周波数特性 60Hz – 45 kHz ±2dB
ドライブ・ユニット 1xφ25㎜ Truextent®ベリリウムドーム型
1xφ178㎜ Truextent®ベリリウムコーン型
感度 92dB
インピーダンス 8Ω
推奨アンプ出力 15-250W
最大入力 150W
質量 14kg
寸法 435 × 225 × 330mm

最後にPersonaだけの大きなシステムをご紹介します。
それは「色」です。


Paradigm DESIGN STUDIO カラー シミュレーション
Personaシリーズは全モデルで「カラーオーダー」システムを採用しており、通常ラインナップの色以外でも本体カラーは標準5システム以外に18種類の色をオーダー可能、バッフル(ユニットの外の色)、ツィーターとスコーカーの音響「レンズ」やウーファー、グリルについては黒と銀から選ぶ事が可能です。

なお、実際の商談では画面上ではなく本来の色を見て頂く為のユニットを用意しており、こんな感じになっています。


お確かめ頂きながら「ご自身だけのPERSONA」をご注文いただけます。
(標準モデル以外は2-3か月の納期が掛かるのはご容赦下さい)

なお、PERSONA5F以上の機材は40Kg以上の重量があり、通常の宅配便では輸送が出来ない重量になります。
Paradigm PERSONA 5F

https://pdn.co.jp/paradigm/pd_persona_5f.html

Paradigm PERSONA 7F

https://pdn.co.jp/paradigm/pd_persona_7f.html

Paradigm PERSONA 9H

https://pdn.co.jp/paradigm/pd_persona_9h.html

Paradigm PERSONA

https://pdn.co.jp/paradigm/pd_persona_c.html

Paradigm PERSONA SUB

https://pdn.co.jp/paradigm/pd_persona_sub.html
重さですがPERSONA 5Fで43kg……2人でギリギリ、PERSONA 7Fで65kg これは無理です、そして PERSONA 9Hはウーファー部が別電源駆動で86kg! 専門業者でお願いします。 そしてPERSONA SUBもなんと56kg!

ご自身で作業するのは危険な重量であり、経験が少ない方で扱いうには最低でも3人は必要になりますので、設置については弊社または専門業者にお任せいただく事を強くお勧めします。
費用については弊社の設置作業では設置+重量物費用+フロア費用などが追加、または重量物専用業者(別途費用算定)で取り扱う事になります。
まずは一度店舗にご相談いただいた方が良いかと思います。
進め方としては商談の後試聴機の試聴、またはメーカーでの試聴を行っていただくことになると思います。
なお、今回ご紹介の商品は地方の皆様も通販サイトからの購入だけでなく、アバック横浜へのメール・お電話でご相談の上で購入が可能です。
搬入等は別相談になりますが、支払方法は振込やクレジットカード、Webクレジットで対応可能です。
お問い合わせはこちらから。
では、アバック横浜までご連絡・ご相談・ご予約をお待ちしております。


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弊社は2023年8月25日をもちまして創業40周年を迎えることができました。
この節目を迎えることができましたのも、これまでご愛顧いただいた皆様からの
多大なるご支援の賜物であり、ここに改めて深く感謝と御礼を申し上げます。
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株式会社アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/contents/shop/yokohama.html
ホームシアター施工例 https://corp.avac.co.jp/blog/
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
TEL  :045-228-9881
メール:yokohama@avac.co.jp
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