【アバック横浜】ユネスコ・マグネティック・テープ・アラート 所謂「2025年問題」について大事なのでちょっとだけ。
アバック横浜 渡邉です。
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こちらも合わせてご参照ください。
本題です。
本日は閑話休題に近い内容です。
Yahooニュースでも話題になりましたが「ビデオテープの2025年問題」ご存じでしょうか?
元々の情報としては2019年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2021年に開催された マグネティック・テープ・アラートの中で「2025年までにデジタル化しないと永遠に失われる可能性がある」と警告しました。
と言うものです。
【ビデオレクチャー】「Deadline 2025について」(「[緊急フォーラム] マグネティック・テープ・アラート: 膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること」にて上映)
今回特に問題になっているのはビデオテープです。
VHSテープ(VHS-C、S-VHS、β、Hi8、などあらゆる磁気テープ録画素材も含まれます)は磁気テープへの記録ということでVHSテープの耐用年数が概ね20年とされており、2025年で概ね20年を超えます。
ユネスコとしては2025年以降、テープの元素材劣化などの問題から磁気部分に支障が生じてしまい、結果としてテープ自体は残るものの録画されているビデオが見られなくなるという問題が頻出する事になると警告を出しています。
これが「2025年問題」です。
この問題、私がお勧めする回避方法は「専門業者様によるメディアコンバート」です。
「専門業者様」としたのは、テープにダメージが及んでいるケースが増えているからです。
特にカビ・汚れがある場合は単純なコンバートと言う訳にはいかずにクリーニングなどの作業が必要になります。
こんな状態のテープを無理にダビングを行うと最悪テープが破損して使用不能になるケース(絡まって出てこない、切れてしまう)が多く、ご自身でのダビング(PCの知識があれば比較的簡単に出来ます)が難しい事が最大の理由です。
じゃあ、専門業者様ってどこ?と言うお話になりますが……今回は著作権などいろいろな問題がありますので、具体的な業者様へのリンクは避けます。
大手では富士フィルム様(大体対応できます)、株式会社リンクイット様、エイペックスダビング様、メディアリース様、蛇足ですが酢酸処理が必要な8mmフィルムなどは吉岡映像様などが専門業者かなと思います。
今回の問題は料金や速さを問うものでは無く、VHSやS-VHS、Hi8、古いものでは8mmなど「思い出のある映像」は万が一があってもいけません。
こうなると金額の問題ではありませんので、業者の選定は「納期より技能」「費用より技能」で考える必要があります。
ただ、著作権のあるものについては各業者様共基本的にダビングを受け付けておりません。この辺りは注意です。
こちらについてはNHKと言う条件限定になりますが、1980年以前の映像且つ1/2オープンリール、Uマチック(3/4インチ)、α型カートリッジビデオ、Vcord、VX型カートリッジ、ベータ、VHSであれば、手元に映像が戻るかどうかはさておき、NHKアーカイブに問い合わせて頂く、または番組を調べて各放送局に問い合わせて頂く方法もあるかと思います。
余談ですが、テレビ局が番組をほぼ完全に保存するようになったのはNHKは1981年以降、2番目の民放である日テレだと1990年前後(なんと30年前)からようやくと言うのが実情です。
どの局にもアーカイブはあるのですが、保存点数や対象時期などの詳細は公開されておりません。
先方からすれば意外なお宝映像があるかもしれませんのでこれを気にビデオのレーベルだけでもチェックしていただくと良いかと思います。
なお、NHKアーカイブスでは明治・大正時代~1964年(昭和39年)までのフィルム映像(8ミリ、16ミリ)などのプライベートビデオも募集しています。
最後にW-VHS、D-VHSについてですが、
これは……特殊な方法や機材をつかって「不可能ではない」というレベルですが、具体的な方法は書きません。
google等で調べて頂く(機材の入手が難しいと思います)しかありません。
どちらにせよ著作権が入っているものはまずダビング不可能なので、ほとんどの映像は不可能なはずです。
同じ内容のDVDやBDを収集していただくのが早道かと思います。
この問題、まずはプライベートビデオでテープの物が残っていないか確認の上、専門業者様に依頼していただく事をお勧めします。
なお、今回の問題は横浜での対応は出来かねますが、これ以外の問題でご質問がある場合は可能な範囲で回答させて頂きます。
お問い合わせはこちらから。
そして……。
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