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【横浜店】超短焦点プロジェクターの比較イベント『ブログ体験会』をお送りします。

横浜店 渡邉です。

まずはご案内。
3月15日より「大集合!スピーカー特集」を開催いたします!!!

今お持ちのスピーカーからの買い替えでしたら、まさにお得な「下取りUP」が適応されます!!

下取商品については条件により買取の数字が上がります。
商品購入と同時の下取がお勧めです。
さて、それでは本題でございます。

今回は依然告知支えて頂いた「超短焦点プロジェクター比較試聴会」の「ブログ上体感会」と言う形でお送りします。

一昨年から超短焦点プロジェクターは所謂業務用の物から徐々に民生機が発表され始め、現在は先発のVAVA以外にも各メーカーから超短焦点発売されつつあります。
発表される超短焦点プロジェクターは総じて平面性が高いスクリーンの使用が前提にされており、機材の性能を発揮するにはこれまではパネルスクリーンやや耐候スクリーン、そして壁面を使用した使用をお勧めして参りましたが、実際の試聴を行うにはハードルが高くなる部分がありました。
そして実際に展示を始めさせて頂く前、頂いた後、よく頂いた質問がこちらです。
「そもそも超短焦点プロジェクターもいろいろあってみてみないとどれがどうなんだかわからないよ」
それぞれがどの様な画なのか?
本体のスピーカーはどんな音なのか?
本体の大きさは?
実際に設置してみたらどのくらいの距離が必要なのか?
・・・・・・この辺りは確かに実機を見てみないと分からない部分です。
そこで今回は超短焦点プロジェクターのセオリーである
「ロールスクリーンは歪むのでNG」と言う点をあえて無視し、通常のロールスクリーンを使用して各機種を並べてみる方法を取りました。

あえて画面の歪みなどを脇に置く事で、同一条件で複数のプロジェクターを同時に稼働させることにより、実機の映像を比較します。
今回は同時に3機種を展示して比較する事も可能な状態でしたが、世の中の状況が状況です。
まだ直接ご来訪と言う形は難しいかと思います。
そこで今回はブログを使わせて頂き「ブログ上イベント参加」と言う形でご紹介します。
先に結論をお話すると「単独では分からない部分が多い」「随分違う」と言うものになりました。
なお、今回のエントリーはXGIMI Aura、ELITE SCREEN 電動式立ち上がり式耐候スクリーン「ケストレルテンション2CLR」の2つについては別エントリーで再構築です。

では、今回ご用意した機種をご紹介します。

その1、VAVA VAL-T002

VAVA VA-LT002

https://www.vavajapan.com/4k-projector
以前より紹介している超短焦点機種としてはメジャーな機材です。
価格、大きさ、性能、画像のバランスが良く、発売から二年が経過した現在でもコンスタントに販売を伸ばしております。
以前よりいろいろとブログでもYoutubeでも取り上げておりますが、個人的にはサイズとデザインも気に入っております。
画質ついては今回初めて比較対象機種を同時に見る事が出来ました。

フォーカスは少し柔らかめで色表現は若干暖色寄りですが、これはXGIMIとの比較でコアの部分は同じものを使っていると推定される点も含め、調整できる範囲でした。

投射距離は他の機種と比較しても長くも短くもなく、投射光の光源からの位置関係は実はXGIMIと同じ距離だったりします。
投射サイズも最大150インチまでと同様です。
スクリーン投射環境については通常スクリーン、超短焦点用スクリーン、超短焦点用立ち上げスクリーン、どのパターンでも安定した映像を出す事が出来、壁面の時は近くで見ると壁の柄が見えて来ますが、少し離れれば分からなくなる程度の物です。
元々VAVA VA-LT002は超短焦点のリファレンスに近い機種になっておりましたが、今回他機種との比較をさせて頂いた後の印象としては、全体的に「極端なハズレ」がない機種のように思えました。
その2、XGIMI Aura
第三のメーカー、XGIMIです。

XGIMI Aura
https://jp.xgimi.com/pages/aura
最大の特徴はメインシステムに「Andoroid TV」を選んでいるところです。


右がVAVAのオリジナルインターフェイス(Andoroid7.0ベースのオリジナルです)左がAndoroidTVの基本インターフェイスです。
Anrodoid TVはGoogleのオフシャルとなりますので各種アプリもそのまま利用可能です。
Andoroid TVの動作に関してはEPSONのEH-LS500のエントリーをご査証ください。
【横浜店】EPSON EH-LS500超短焦点プロジェクター設置レビューです。(2021.7.旧ブログより転載)
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210415

Andoroid TVであるが故に使い勝手そのものは基本的にEPSONと同じですが、EPSONは既存のシステムとは別にAndoroid TVを「インターフェイス」として使用するのに対して、XGIMI Auraは完全に一体化しており右上にある「設定」の「プロジェクター設定」でそれぞれの機種設定や台形補正などを行います。
また、本体の投射システムはカラーテストをする限りVAVAとXGIMIは同じ色が出ますので、システムそのものはVAVAと同じものを使っているようです。
左がXGIMI Aura、右はVAVA VA-LT002となります。

ほぼほぼ同じです。
しかし、画の味付けはだいぶ異なっております。
実際に見てみる限りXGIMI Auraは「非常にテレビ的な高めの色温度とフォーカス」となっています。

先程も書きましたがVAVA VA-LT002はどちらかと言えば穏やかな色調と濃い色あいでしたが、XGIMI Auraは同じ柄なのですがくっきり感が明らかに上回り、発色の点で少し下がる(写真では逆に見えますが、色温度が高く白が濃い?と思う様な印象です)と言う様な感想を持ちました。
スクリーン投射環境については通常スクリーン、超短焦点用固定スクリーン、超短焦点用立ち上げスクリーン、どのパターンでも安定した映像を出す事が出来、特に超短焦点用固定スクリーンではフォーカスの良さが際立ちます。
壁面の時はVAVAと同じ様に近くで見ると壁の柄が見えて来ますが、こちらも少し離れれば分からなります。

XGIMIとVAVAの動作についてはAndoroidTVによるGoogleアプリの柔軟性ではXGIMIが上(NETFLIXが使えれば完璧です)、純粋なプロジェクターとしての使い勝手はAndoroid7.0ベースでインターフェイスをオリジナルとしているVAVAの方が若干処理が早いと言う所でしょうか。
ただ、両機種とも内蔵ソフトには癖がありますので、基本的に映像送出機材(Fire Stick TV4KやAppleTVNAなど)を別に用意して頂く前提でお考え頂いたほうがよろしいかと思います。
ここまで来ると「じゃあ渡邉さん一体どっちがいいんですか?」
と言うお話になりそうですが、個人的な見解ではテレビ的なくっきり画の運用をメインにするのであればXGIM Aura映画の穏やかな色調がメインスタンスであればVAVA VA-LT0002かと思います。
後はデザインです。
VAVAは全体的に落ち着いたデザインで白と黒の二色でどんな場所にも概ね溶け込めますし、XGIMIは存在感が大きく、部屋の中で「超短焦点機材!」と主張できるデザイン、もしくはモノトーンのお部屋に綺麗に溶け込む両方の要素を持つデザインです。
映像送出機器を外部にする事で両機の差は比べればわかるというレベルであり、極端にはありません。
この辺りも両機材の選択材料として考えて頂いても良いかと思います。

その3、EPSON EH-LS500

此方も以前のブログで紹介をさせて頂いております。
AndoroidTV採用の業務用ベースの民生機で、その特徴は吐出したレンズと光量が4000lmの「パワー」です。


ここで言う「パワー」とは画面を塗りつぶす力の事になりますが、実際の画は黒と白それぞれがスクリーンの地色である若干暗い白を完全に隠し、プ
ロジェクターの黒と白で画面を塗りつぶします。


この効果は特にお昼時間帯にテレビを見るなど「デイライト」の時間帯で効果を発揮します。
時間帯的にはスクリーンにに対して光が入り込む時間帯ですが、EH-LS500では機材の持つ「白」と「黒」自体のパワーと両色で再現されるコントラス
ト「感」が上がる事で、反射光が気にならない距離まで離れれば、仮に100インチ超の画面であってもテレビと区別するのは難しく感じる程の画像を
出してくれます。

次に外観ですが、こちらは業務用のシステムを転用している事もあり、レンズ部分が出っ張っております。
普通に考えればレンズ部分が出っ張るのであればVAVAやXGIMIの様に本来は本体自体は小さいはずなのですが、実際には本体の大きさ、特に奥行きが
大きく、他の機種よりも設置位置はそれなりに前になります。
この辺りは業務用のシステムからの流用(全く同じ形の機種があります)と言う所でしょうか。
なお、他の二機種と違い、EH-LS500はフォーカスが手動です。
適応サイズなどもDLP系の機種より幅が狭くなりますので、設置前の機材適応可否と設置時の本体固定をされた方がよろしいかと思います。

ここからは追加要素になります。
ブログ作成の後で到着したELITE SCREEN様の電動式立ち上がり式耐候スクリーン「ケストレルテンション2CLR」をご紹介します。

実機の梱包がこちら。

大きさは……平面性を求める為のサイドテンション(左右から引っ張る方式)になりますので、パッと見は120インチクラスの箱です。
出してみます。

下にEH-LS500を置いてみましたので大きさのイメージは掴んでいただけるかと思います。
スクリーンの左右が真っ直ぐでないのは「タブテンション」という左右から引っ張りを入れているからです。
特に生地の端に当たる上下部分は引っ張っても弛みは出てしまう事から幅を多めにとり上下左右に引っ張る事で有効面積の平面性を増しています。

写真の様にロールスクリーンでは生じる歪みはケストレルテンション2CLRでは生じません。
実際にXGIMIのAuraで投射をしてみました。

元々フォーカス感の強いAuraでは非常に鮮明に絵が映ります。
ロールスクリーンと違い歪みもありませんので、中心部はまるでパネルの様な映り方です。
厳密には上下左右の端に歪みが出ますが、私達の様な店員で辛うじて気が付くレベルであり、普通に使用される皆様にはまず分からないレベルかと思います。
このスクリーン立ち上げと固定しかありませんが、おそらく立ち上げは上下にテンションを掛けられる(吊り下げではスクリーン上部の引っ張りが上手くいかないと思います)事からかと思います。
最後はほぼ究極の絵となるEPSONのEH-LS500とキクチ科学の「SPA-UT」超短焦点用固定パネルスクリーンです。

焦点の関係で全画面ではありませんがここまで出ます。パッと見ではなく、実際に艶消しのテレビ映像になります。
同じ様な映像が……あ、DLA-V90Rですね。
流石にフォーカスや空間表現性ではとても追いつきませんが、雰囲気は似ています。
カチッとしたXGIMI Auraのフォーカス感と組み合わさって、一回り上の映像になります。
個人的にも安定性を考えばやはり固定超短焦点スクリーンが一番です。

さて、今回のブログ展示会はこの辺で終わらせて頂きます。
アバック横浜店では超短焦点プロジェクターについて豊富な経験を持ち、ご相談に乗る事が可能です。
今回の展示内容質問点・疑問点などありましたらご連絡下さい。
よろしくお願いします。

最後は横浜店のみが持ち合わせておりますプレミアムシアターのご案内をさせて頂きます。

アバック横浜店ではプレミアムシアターROOM1からROOM3、全く違う3つの極上シアターが稼働中です。

パワードスピーカーで構成された5.1.2ch構成による圧倒的なパワーが部屋を埋め尽くすRoom1。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room1 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220218ROOM2は「音楽とデイライトシアターの融合」をテーマに7.1.4CHをベースに布団とにピュアオーディオをシステムを組み込んだ上質なお部屋。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room2 OPEN!
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そしてRoom3は民生ホームシアター最高峰の一角「StormAudio」を使用し、Monitoraudioの11.1.4CHシステムを構築しております。
【横浜店】プレミアム・シアターROOM3稼働開始。Storm Audioの常設設置を開始しました!
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20211213
是非ご予約下さい。

最後に実際のご相談方法についてですが、一番簡単なのはメールです。
お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。
横浜店 スタッフ紹介はこちらからとなります。
★★★横浜店では定期的な換気を行いながら感染予防対策を徹底しております★★★
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お気軽に各種ご相談フォームをご活用くださいませ・・・

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