ショップ
ブログ

【横浜店】【アバック公式】vol.108~YAMAHA RX-A8Aを聴いてみた~ 補足ブログ後編、比較試聴インプレッションになります。(2021.7.31更新)

2021.7.31追記:追加のご連絡です。
今度はRX-A6Aのフェアを開催します!

https://corp.avac.co.jp/yamaha-rx-a6a-event
横浜店は8月21日(土)となります。
RX-A3080の直系ともいえる機材です。ある意味本命ですね。
もう一つ!2021年8月13日(金)から8月15日(日)までRX-A8Aを再設置させて頂きます。

今回はミニイベントとフリー試聴いずれかで対応しますので、事前にご予約を頂いたお客様に試聴の時間をお作りする事が可能です。
ご連絡をお待ちしております。

横浜店 渡邉です。

最初にフェアのご案内。
8月からスタートの「下取り買取宣言!」です!

下取強化宣言!!
https://corp.avac.co.jp/shitadori_campaign_avac
日頃のご愛顧に感謝を致しまして、Audio & Visual製品の下取査定額を最大30%UP!
ご愛用されていたAV機器を、納得のお値段でお売り下さい。
と言う事で「査定金額」の最大30%プラスキャンペーンです!
その内訳ですが……
【最大30%UP!】3つの下取り特典
【特典①】下取査定を通常査定額より20%UP!!
【特典②】当社店舗にお持込頂いた場合、査定額が更に5%UP!!
【特典③】当社購入の下取品の場合、査定額が更に5%UP!!
となります。
下取り価格アップにはそれぞれ条件等ございますので、専用ページをご覧ください。

では、【アバック公式】vol.108~YAMAHA RX-A8Aを聴いてみた補足ブログの後編です。
前半は機材のご紹介をしております。後半を先にご覧いただいているお客様はこちらから先に前半をお読みください。
【アバック公式】vol.108~YAMAHA RX-A8Aを聴いてみた~ 内容補足ブログになります。前編
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210704

 

今回はRX-A8Aと他機種との比較を行いました。
イベントから返却まであまり時間がありませんでしたが、簡単に比較をさせて頂いております。。
こちらはイベント後の試聴になります。ご参考になれば幸いです。
比較対象は
RX-A8A
AVC-X8500H(HAではありません)
そして1ランク上のAVC-A110です。
順番としては最初にRX-A8A、AVC-A110、AVC-X8500Hの順で聴き、得た印象を固めるためにそれぞれを数回繋ぎ直して聴き直しています。


システムはB&W700ベース7.1.4CH(B&W703S2、HTM71、サラウンド704S2、サラウンドバック:706S2、サブウーファー TD520SW)
音量は-20db(AVC-A110のみ後で+2db)
今回は店舗のシステムが相当デッドと言う事で、ヤマハがフロントスピーカーの後ろに調音板を入れています。
この辺りは同一条件です。

ジョーカーのチャプター4の電車から階段、舞踏までのシーンと、メイクの後、チャプター8の階段で踊るシーンを鳴らしています。
電車のシーンは様々な音が混ざり合う複雑なシーン、舞踏はバイオリンソロベースのシーン、メイクの後の階段はエレキベースの明るい音と重い音が重なってゆくという様々な要素が絡んでおります。


RX-A8Aはあくまで試作機であることを勘案して頂ければ幸いです。

YAMAHA RX-A8A


まず感じるのが高音の低めから中音の上に掛けて脹らむヤマハらしい音の特性です。
AVC-X8500Hの後に聴くと、高音部と低音部で押し切る形になるAVC-A8500Hのパワー感とは反対の様な印象になります。
ツィーターとスコーカーの間部分が一番鳴っている、と言う印象でしょうか。
音色そのものは全体的に滑らかさが前に出ますが、時折ぱっと膨らむような音です。
逆にスピーカーそのものから重低音と言う様な圧は感じる事は少なめなのですが、無音部分の空気感が強いのか、ジョーカーがトイレで舞踏を踏む際のバイオリンソロの音域には非常に厚みと一体感を感じました。
ただ、一定ライン以上の高音域になると印象が変わり、高音部分にパーンとはじけた様な音が響き出します。
特にジョーカーのメイク後の階段に至る部分は、中音の上と高音部分中心で鳴り響くエレキギターと「Hey!」という掛け声が前面に出て来ます。
この辺りはESSのDACらしい抜けの良い高音と言う印象です。

低音については音自体の切れは非常に良く、歪を無くしてメリハリ感を付けるというシャーシの改良を感じます。
一音一音がパン・パン・ドンとキレよく響きますが、AVC-X8500Hの様なパワー感というより響く音→無音までの動きの方を感じるような音と言う言い方をすればよろしいでしょうか。
別の音です。
現時点では抜けの良いDACの特性と、ヤマハらしい味付けの両方をうまく生かしているような印象を持ちました。

次にSurround:AIについてですが、処理そのものは変わりないように見えます。
ただ、反応速度や場の変化が速くなり、以前の様な「あっ、今変化したなあ」という感覚をあまり感じません。
この辺りの印象は最初から変わらないように思えます。

全体的に残響音の処理を行う事でオブジェクトを大きくし、今までのSurround:AIと同じ様に音の繋がりを上げる手法を取っています。
この辺りもヤマハらしい部分であり、後述のAVC-A110は同じことをパワーとピュアの滑らかさで対応しているところを処理である程度補っている感じです。
ただ、AVC-A110を聴き続けている耳では、RX-A8Aの持つ音の輪郭の鋭さも相俟って「全体的に細い」と感じるような点は出て来るのかなと言う気がします。

後はRX-A3080との比較、と言う事になるのですが、DACの組み合わせから考えても、本来RX-A3080との比較はRX-A6Aが適当です。
それでもあえて比較をすれば、RX-A3080とは「音の輪郭」が全く違う、と言う言い方が正解かと思います。
単にパワー感だけでなく、シャーシやトランス部分の改良、それとDACをLRをそれぞれ「ES9026PRO」で仕上げていますので、それぞれの音が発生する瞬間的の「出」と「引っ込み」がよりはっきりするようになった気がします。
これは単にS/Nと言うだけでなく、S/Nの「切り替え」が良くなったという印象です
言い方を変えれば、RX-A3080は過去のRX-Aに比較しても比較的輪郭のはっきりした「男らしい」音に聞こえたのですが、そこに「明瞭さ」を加えたような音、という言い方でもよいかと思います。

比較:DENON AVC-X8500H


RX-A8Aと比較すると高音と低音部分に厚みが集中する音です。
音色自体はRX-A8Aの輪郭の決まった低音、抜けの良い高音と比較すると全体的に柔かい、でもパワー感は明らかに上と言うのが感想です。
また、AVC-X8500Hが発売当初から言われている「マッチョ」な音の印象は変わらず、RX-A8Aを聞いた後では高音の張り出しと低音の「圧」は明らかに上ですが、中音部分の張り出しはRX-A8Aと比較すると景色が後ろに感じます。
音色については、音の繋がりそのものはスムーズですが、音の一つ一つが尖がった印象はそのままです。
尤も、この辺りは高音部分と低音部分のパワーで押し切るのがこのアンプの魅力になるかと思います。
やはりこのアンプは爆発音など派手な音であればあるほど魅力は増すのかなと言う印象でした。

比較:DENON AVC-A110


最後は大御所です。
RX-A8Aと比較した場合、AVC-X8500Hと比較しても明らかに持ち上がった中音部分と全体的に柔らかくなった音は、方向性そのものは少しRX-A8Aにも似ているような気がします。
おそらくSurround:AIがオブジェクトの処理で残響音制御を行う事である程度補助しているからだと思います。
尤も、AVC-A110は純粋なパワーをベースにピュアオーディオの音圧と滑らかさが加わるので、音量を上げてもS/Nが良く「煩くならない」と言う形で音そのものが嫌味にならず、耳障りもありません。

また、AVC-A110をAVC-X8500Hと比較した場合、中音から低音に掛けての音に対して全体的な膨らみが増し、それでいて柔らかさが全面に出て来ます。
特にオブジェクト型のオーディオではオブジェクトの響きそのものに幅があり、音の繋がりがAVC-X8500Hとは別物です。AVC-X8500Hの硬さが取れ、オブジェクトの「淵」が柔らかく滑らかに広がる事で、とても「ピュアオーディオらしい純粋さを感じる音色」と言う印象でした。
煩くならないという観点から、あえてボリュームを2db程音を上げると全体の圧が増し、AVC-A110の音色のままAVC-X8500Hの音圧を感じるようになります。
こうなるとサラウンド全体で作る場の雰囲気でRX-A8Aはかなわなくなります。
全体の率直に言えば、他の二機種とくらべるとちょっと役者が違うのかなと言う印象です。

今回の後編では可能な限りの比較を行ってみました。
既存のRX-A系機材とは音の作り自体がきびきびとしたもので、音の輪郭が一回り上になっておりますし、AVC-X8500HAなどの機材とは明らかに性格の違う音になります。
最終的には聴いて頂くしかないのですが、Youtubeでの音には限りがあります。
言葉足らずですが、ご選定の際、参考にして頂ければ幸いです。
納期が延びてしまい残念ではありますが、ご注文の順に対応させて頂きます。
ご相談をお待ちしております。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

★★★横浜店では定期的な換気を行いながら感染予防対策を徹底しております★★★
★★三密とお客様同士の重複を避ける為 事前のご予約をオススメしております★★

お気軽に各種ご相談フォームをご活用くださいませ・・・

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

******************************************************
株式会社アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/contents/shop/yokohama.html
ホームシアター施工例 https://corp.avac.co.jp/blog/
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
TEL  :045-228-9881
メール:yokohama@avac.co.jp
******************************************************

関連記事一覧

最新記事