ショップ
ブログ

【横浜店】Piega 新COAX GEN2シリーズベースの5.1.4CH+AV10&AMP10。久々のハイエンドシアター試聴会です!

横浜店 渡邉です。

先日より今年最後のセール『2023AUDIO VISUALウィンターコレクション』が始まりました!

『2023AUDIO VISUALウィンターコレクション』
https://corp.avac.co.jp/auviwinter_2023
下取り価格にプラスが生じる機材がございます。
お問い合わせください。
いよいよ12月に入りました。
個人的にはなんと言うか、体調が悪くバタバタしている間にあっという間に一年が終わってしまった……そんな感想を持っています。
コロナ禍の後遺症と言うべきでしょうか今年は新製品と呼ばれるものが少なく、値上がりは多くと皆様にとっても逆風は吹き続けておりますが、来年はその辺りの枷がおおむね外れた状態になります。
なんとか前を向ければなと思います。

では、本題です。

さて、明日12月2日から9日まで、横浜店では久々のハイエンドPiegaでシステムを組みます。

PIEGA「Coax GEN2 Series」+Maranz「AV10」「AMP10」試聴会【12月2日(土)~10日(月)】
https://corp.avac.co.jp/event/yokohama20231202
先程設置が終わりましたのでご紹介します。

基本システムは5.1.4chです。
まずは外観です。
今回はアルマイトブラックで統一と言う落ち着いた色合いです。
実機を見るとPiega特徴と言えるオールアルミボディ、アルマイト処理の側面と天板は異なる質感と光沢、そして金属らしいソリッド感を感じます。
そして本来スマートなスタイルを保つPiegaであるが故にグリルを外した今回は中に「詰まっている」システムに驚きます。
では、今回のcoaxシリーズの特徴を書かせて頂きます。
まずは最上段の巨大な同軸リボンユニット「C112+」です。

C112+同軸ユニットは今回のCOAXシリーズから新開発、搭載されたユニットです。

Piegaは過去のモデルから応答性の速いリボンユニットを搭載してきました。
同軸リボンは数十種類の素材を吟味、テストすることで新しい素材を採用しています。
また、リボンユニットをホールドするフレームも見直され、これまでよりも厚いプレートを採用する事で、プレート内にネオジム磁石を取り付けるための溝を加工。
これらの加工でツィータープレート内のセンターにネオジムマグネットをしっかりと固定することが可能になりました。
その結果、ツイーターユニット自体もプッシュプル動作が可能になる事で高域の特性も改善されています。
ネオジム磁石の固定にはマイクロバブルを含んだソフトな接着剤を採用し、フロントプレートのダンピングを改善。
微小レベルの不要なダンプを抑え込む事で、これまで以上に正確に駆動するミッドレンジは、あらゆる種類の音楽をオン・オフの優れた挙動で制御しつつ、Piegaらしい空間性と素晴らしい解像度を皆様に披露します。
そしてもう一つの特徴はUHQDウーファー(Ultra High Quality Driver)ユニットです。
ちなみにCOAX611にはこのウーファーがなんと5つも並んでいます。

Piegaの上位モデルで採用されているUHQD ウーファーは今回のCoax Gen2シリーズ用に最適化されています。
アルミ製のコーンにセラミックコーティングを施されたユニットをチタン製ボイスコイルで駆動するUHQDユニットは挙動スピードが速く、C112+同軸ユニットと共にドライバーの余計な挙動を押さえ、Piegaの持ち味である美しい響きに重さと低音部部にも明確な輪郭を加えます。

では、今回の「All Piega」機材をご紹介します。

まずはフロントから。
フロント:Piega Coax611
https://www.piega.jp/products/coax-gen2/coax611.html

店舗では通常展示の703S3と並べています。
音色の方向性はある意味よく似たスピーカーなのですが、本来800Seriesと同じ価格帯であるCOAXシリーズの澄んだ音はちょっと価格が違うかなと思わざるを得ません。
比較としては間違っていますね……コンセプトや音色を聞いてみると、どちらかと言えばMAGICOに近いのかなと言う印象です。
今回展示させて頂くCOAX611にはTIM2«Tension Improvement Module 2»と呼ばれる旧COAXで採用された「TIM」から進化した「TIM2」共振制御ユニットが搭載されています。

今まではキャビネット内部から外側へフレームを押し当てて圧力で共振を抑えていましたが、今回の「TIM2」ではキャビネット内部へ引っ張る機構も追加する事でさらに共振をコントロールしています。
押出し成形で造られたキャビネット内部のリムを金具で押しつけ・引っ張る。
圧力と張力という反する機構を一つにまとめ、さらにキャビネットの振動をレーザーでとらえてそれぞれのテンションを最適化しています。
611には5枚のTIM2がユニット境界に装着される事でユニットごとの干渉も抑えています。

次にセンタースピーカー。
Coax Center 211です。
https://www.piega.jp/products/coax-gen2/coax-center-211.html

センタースピーカーユニットPiega COAX 211はCOAX811、611のフロントスピーカーそれぞれのセンターとして使用可能です。
結果としてC112+ユニットが1つ、16cmUHQDユニットが2つの構成で、COAX411より上、611より下の構成になっています。
上位モデルと同じ構成よりちょっと上で上位モデルと同じ音色とを作り出す事が可能です。

では、5Chのリアスピーカー、ブックシェルフ……よりちょっと大きいCOAX411です。
Piega COAX411
https://www.piega.jp/products/coax-gen2/coax411.html


実機はこのように展示しています。

こちらはC112+ユニットが1つ、16cmUHQDユニットが1つ。
能力としては十分フロントにも使えますが、今回はCOAX611を用意しておりますので、リアで使用します。
後はサブウーファーにPS101
Piega Subwoofer PS101
https://www.piega.jp/products/subwoofer/ps101/

実機はこちら。

最後にハイトスピーカーは店舗常設の天吊りスピーカー piega AP1.2を4基使用しています。

AP1.2についてはブログ・Youtubeを作成しておりますので、こちらからご覧ください。

【横浜店】Piega AP1.2 天吊り・壁掛け、何でもできる高品質スピーカー
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/202100830

Youtubeはこちら。

AP1.2はそのシステム構成から設置の柔軟性がとても高いスピーカーです。
特にミドルエンド以上のホームシアターシステムでハイトスピーカーとしてとてもよく使用されています。
また、AP1.2自体が他のpiegaと同じAMT-1リボンツィーターとMDSウーファーを搭載した優れたスピーカーと言う事もあ吊りスピーカーのみで構成されるシステムとしては最上位の機種になります。
マイホームシアター467
https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20210207

そして最後にAVアンプ。
Marantz AV10AMP10の最強システムで構成しています。

MarantzAVアンプの持つ高音が伸び澄んだ音は、Piegaのシステムととてもよく合います。
パワー的な問題も含め、適格かと思います。
なお、素の性能を見て頂きたいと言う事で、あえてBi-Ampなどは行っておりません。
そして出来上がった音がこちらです。

全体的な印象としては「スピードと変化」という所でしょうか。
音の立ち上がりから引っ込み、そして残響までの変化が柔らかで、異なる仕組みのユニットにもかかわらずシームレスに変化してゆく音色は全体のチューニングがなされたハイエンドスピーカーらしさを感じました。
ただ、聞いてしまうと嫌でも感じでしまうのですが「これは余裕のある駆動力がないと実現できない『力押し』の部分が必要なスピーカー」という感想も同じように感じましたが。
駆動機器としてはピュアオーディオ機器であれば4Ω150w以上、AVアンプでは最低でもAVC-X8500HAやRX-A8A、VSA-LX805クラスでないと難しい、理想を言えばAV10+AMP10、AVC-A1Hクラスかなと言う印象です。
また、A級アンプの細やかさや真空管の柔らかさはどちらもとてもよく合うと思うのですが、パワーアンプ段をどうするかと言う問題は残ります。
全体的にパワーがあればあるほど連続性が増し艶やかに鳴ると思いますので、Bi-Wireling、Bi-Ampの効果を出しやすいスピーカーかと思います。
逆にローパワーアンプで駆動する場合は中から低音の残響感が無くなる事で連続性が途切れてしまい、ブツ切れの音になってしまうと思います。
現実的な音としては、特に弦楽器で感じるのですがバイオリンの響きと弦を引いた後の澄んだ残響、スッと空間に溶けて引っ込む重み、会場の空気感など様々な音が混ざり合った「空間全体」をはっきりした音色と柔らかい変化で作り出して行くところに好感が持てました。
個人的には空間表現や質感に優れており優れたデザイン性もありますので、ピュアだけでなくサラウンドやイマーシブで音を感じて頂きたいと思いますが、この辺りは順番に機器を揃えて頂くことをお勧めします。
店舗に元々設置されていたAP1.2×4基に5.1Chが組み合わさり作り出される5.1.4Chはそう簡単に実現できるものではありませんので、今回の視聴は貴重なものになりました。

今回は土日だけでなく翌週の土日まで展示システムを稼働させておりますので、平日でも予約ののちご来訪ください。

では、ご連絡・ご来訪をお待ちしております。

******************************************************
弊社は2023年8月25日をもちまして創業40周年を迎えることができました。
この節目を迎えることができましたのも、これまでご愛顧いただいた皆様からの
多大なるご支援の賜物であり、ここに改めて深く感謝と御礼を申し上げます。

ハイエンドヘッドホンに特化した試聴型セレクトショップ「ヘッドホン横浜店」OPEN。

展示機器は下記リンクからご確認ください。
アバックヘッドホン横浜店|ホームシアターとオーディオの専門店 – 株式会社アバック (avac.co.jp)
圧倒的遮音性、静粛性を備えるだけでなく、調音を施した業界初のルームインルーム視聴室で、
国内外にわたる人気ヘッドホンブランドのトップエンドモデルの性能を余すことなくご体感頂けます。

完全ご予約制となっておりますので、下記バナーよりお申込みください。

アバックは いつでも「下取り」でのお買い物がお得です!!
【詳細はこちらをご覧ください】

下取をご利用でのご購入なら年中お得! 
Audio & Visual製品の下取り査定額をいつでも最大30%UPでお引き取り致します!
お目当ての製品も下取り交換でのご購入なら大変お得にお求めいただけます。
【特典①】下取査定を通常査定額より20%UP!!アイキャッチ画像を設定
【特典②】当社購入の下取品の場合、査定額が更に10%UP!!

株式会社アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/contents/shop/yokohama.html
ホームシアター施工例 https://corp.avac.co.jp/blog/
〒231-0033 神奈川県横浜市中区長者町3-8-13 TK関内プラザ1F
TEL  :045-228-9881
メール:yokohama@avac.co.jp
******************************************************

 

関連記事一覧

最新記事