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【横浜店】DENON AVR-X3800H次世代AVアンプ徹底検証試聴会、前後左右のサブウーファー、効果は抜群です!

横浜店 渡邉です。

まずはご案内。
下取強化は現在も開催中です!
なお、現在機材関係は入手に「想像以上に」時間が掛かっております。
お早目の相談をお願い致します。

さて、本題です。

今回は本日から開催の
「新製品「AVR-X3800H」発売記念 DENON 次世代AVアンプ徹底検証試聴会
について機材状況と仕組みについてご案内したいと思います。

機材の準備はすでに終わっております。
今回、ベースとなるAVアンプはもちろんDENON AVR-X3800Hです。
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-avreceiver_ap/avrx3800h


AVR-X3800H
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-avreceiver_ap/avrx3800h
AVR-X3800Hは9.4chのAVアンプとなります。
モデルとしてはAVR-X4700Hの少し下、且つ後継機に当たる機材と言って良いかと思います。
最初に見た目ですがフロントの蓋が無くなっており、代わりに操作ボタンが上に並んでいます。
この辺りは他の機種でも共通で基本的な機能をまとめており、機能的な差はありません。
2000系の筐体がベースで4000のシステムを入れ込んでいるという機材です。
システム構成はAVR-X4700Hの少し下の位置になるMarantz SR6015に似ているような気もします。
背面は……だいぶすっきりしました。

一番変わったのはHDMI部分です。
6入力 / 2出力すべてのHDMI端子が8K / 60Hz、4K / 120Hzに対応(最大40Gbps)
HDR10+ / Dynamic HDR / HDR10 / Dolby Vision / HLG / BT.2020 / VRR / QFT / ALLM / eARCにも対応しております。
今までのモデルでも1端子は8K対応であり、現状では一部のゲーム機が対応しているだけですが、複数の機材を繋ぐ可能性に対応した正常進化と言う所でしょうか。
そして、遂にと言いますか……大事な変更点がもう一つ。
AVR-X3800Hの背面には黄色い端子の端子がありません。
今回の各機種共通ですが、コンポーネント、そしてコンポジットまで、所謂「レガシーデバイス」と呼ばれる端子の装備が無くなりました。

AACSのルールにより既に2014年からコンポーネントからHDMI変換機能は制限されていましたが、救済措置に近いものとして一番身近なコンポジットからHDMIの変換は内蔵されており、既存の機材を繋ぎたい場合「最低コンポジットで繋がる」という逃げの一手が打てておりましたが、遂に今回から全廃と言う事になりました。
実はすでにヤマハの新機種でもコンポジット映像端子が無くなっております。
D端子(コンポーネント変換)、コンポーネント、コンポジットを接続としている既存機材をお使いの方は、今後はHDMI変換が必要です。
音と映像のずれなど問題が出るケースもありますが、今後はその旨ご留意の上機材選択になります。
なお、DENONの場合現時点ではAVC-X8500HA、そしてAVC-X6700Hはまだ各種端子が装備されております。
次にこの各種端子が無くなったスペースに各種フォーマットの記載があります。

Dolby Vision、Dolby Atoms、Auro3D、IMAX ENHANCED、dtsXなどの記載がありますが、ここまでは今までと大枠は変わりありません。
一つだけ気になる文字がありますが、これは最後に書かせて頂きます。
音声についてはもう一歩進みました。
AVR-X4700H以降の機材は新4K/8K衛星放送で使用されている音声フォーマット、MPEG-4 AAC(ステレオ、5.1ch)のデコードに対応する様になり、BS-4Kや8Kで採用されている臨場感豊かなサラウンドサウンドを楽しむことが出来、今回のAVR-X3800Hは将来的にはMPEG-H Part3(360Audio)に対応した事で、将来的にはApple Musicの「立体オーディオ」も含め(DolbyAtoms)Auro3Dなどを含めほぼすべての立体オーディオに対応した事になります。
また、このクラスのアンプではDolby Atmos Height Virtualizer、DTS Virtual:Xにも対応しており、ハイトスピーカーオーディオやサラウンドスピーカーを設置していない環境においても、高さ方向を含むあらゆる方向からのサウンドに包み込まれるイマーシブオーディオ体験が可能になります。
これらのバーチャライザーと呼ばれるシステムは、ステレオや5.1ch信号に対しても適用することができるため、従来のコンテンツも立体的なサウンドで楽しむことができます。
そして今回のフェアでも使用する目玉部分、4系統のサブウーファー端子です。

AVR-X3800Hは独立した4系統のサブウーハープリアウトを装備しており、音量レベルとリスニングポジションまでの距離を個別に設定することができます。
マニュアルでの設定に加え、Audyssey Sub EQ HTTMによる自動設定も可能です。
駆動モードは2つ存在し、4系統のサブウーハーすべてから同じ音を再生する「スタンダードモード」と、各サブウーハーの近くにある「小」に設定されたスピーカーの低音を補完する様に再生する「指向性」の2モードから選択することができます。

「指向性モード」の場合、スピーカーそのものが小さくてもサブウーファーで低音を補完する形になり、ピュアオーディオスピーカーにサブウーファーで低音を補完するという考え方が出来そうです。
「スタンダードモード」の場合、四方から重低音で囲むという所謂「爆音」設定が可能になりますが、お部屋の振動が心配になりそうです。
結果として指向性モードの場合は「Audyssey Sub EQ HTTM」が作動しない様になっています。
最終的には後日対応予定の「DIRAC LIVE」でさらに磨きのかかる可能性があり、将来性を感じるシステムになっております。
で、今回のイベントに繋がるのですが……。

イベントでは7.4.4CHを構成しています。

では、スピーカーとサブウーファーのご紹介。
フロントL+指向性サブウーファーその1、B&W 703S3+Eclipce TD520SW

デンソーテンの中級クラスのサブウーファーです。

低音の打ち出しは左右、指向性の設定はフロントサブウーファーLの扱いです。

センターHTM71S3、HTM72S3
センターは両方揃えております。
HTM71は既存のHTM7シリーズよりむしろHTM8シリーズに近い印象です。
今回の700Series3は全体的に価格が上がっておりますが、総じて1ランク以上の質感向上を示しています。
フロントR+指向性サブウーファーその2、B&W 703S3+B&W DB3D


サラウンドR+指向性サブウーファーSR KEF KC62

小型ですが左右への打ち出し、1KWの出力を持つサブウーファーです。
どちらかと言えばニアな空間の中で強い力を発揮します。
逆に言えば広い部屋では、と言う事になりますが、今回の様な4 SUBWOOFERの一部として部分を受け持つ場合、フィールドカバーとしてとても良い特性のサブウーファーとなります。
余談ですがサブウーファーを3基とした場合、サブウーファーの配置はフロント2基+リア1基となり、これも試してみましたが・・・・・・うーん、KEFでは後ろが足りないと言う印象でした。
DB3Dなどに入れ替えて見れば違う可能性もありますが、2基欲しいですね。
サラウンドL+指向性サブウーファーSL B&W ASW610

そして最後の1基はASW610を準備しました。
このサブウーファーのみ低音を正面に打ち出すタイプです。
そして肝心のサブウーファー4基の設置を行った指向性モードの結果ですが、既存のサブウーファーであるスタンダードなモードは低音部分は比較的指向性がない故、お部屋全体に低音が「増える」と言う感覚、言い方を変えれば「どの方向かわからないけど部屋全体が低音で震える」と言う形でした。
これに対し「指向性モード」は単純な低音だけでなく、寄り添っているスピーカーの低音部分に合わせた出力も行いますので、サブウーファーレベルの低音にもある程度「指向性」が付き、音が集合するリスニングポイントで重なるような感覚になります。


実際に聞いてみるとスピーカーの低音そのものが「ブースト」を掛けつつ前後左右から私を貫く様に低音が響く様な、低音がっガッツリで出るスピーカーで周囲を囲まれるような感覚を覚えました。
まだオーディオ系ではほとんど聴いておりませんが、ずれの間隔もありませんし、DOLBY ATOMS系のソフトでは十分使えるのではないかと思います。
逆に言えばサブウーファーの数をご用意して頂くことが前提になりますので、空間そのものを揺らすのであれば予算を掛けて4基とも左右出しとし、指向性モードを使用する事で前後左右から低音で中心を貫く様にした方がより理想の空間を作り出せると思います。

後はサブウーファーを正面から打ち出すものか、左右から空間を鳴らすタイプの物かと言う事になりますが
単純に考えれば新規に複数のサブウーファーを用意するという条件ではASW610の様な形状で正面から低音を打ち出すタイプの方が効率が良いように思えます。
逆に今までの中級以上のサブウーファーは1台・または2台で「全体を鳴らす」という前提で作成されており、システム構成は部屋に広がる様に左右打ち出し式となっています。
今回の4サブウーファー設置の際、正直な所「これで大丈夫かな?」と思っておりましたが、杞憂でした。

結果的に指向性のセッティングを行った場合、サブウーファー単体の低音自体は確かに左右に広がるのですが、寄り添っているスピーカーがしっかりと指向性を出す事から、まるで低音の音場が指向性の方向に引っ張られる形で前後左右からリスニングポイントを貫く様に真ん中まで伸びてきました。
低音そのものはちゃんと全体的に響いているのに、低音の「芯」が座席でクロスしているような、と言う言い方でもよいでしょうか。
何と言えばいいのか、重い音が輪になり、球になり、真ん中がどんどん音で埋まってゆく、そんな感じです。

思った以上の効果が出た4サブウーファー。
簡単に試せると言う訳ではありませんが、本日と明日は横浜店で体感可能です。
新製品 AVR-X3800H 発売記念
DENON 次世代AVアンプ徹底検証試聴会
開催日時:2022年11月5日(土)~11月20日(日)【予約制】
開催店舗:アバック新宿本店、横浜店、名古屋店、梅田店、福岡店
今回はイベント形式になりますので人数には制限がありますので、お早めにご連絡下さい。
ご来訪をお待ちしております。

なお、当店では現在来店に事前予約を取らせて頂いております。
来訪をお考えのお客様は是非事前予約をお願い致します。
なお、連絡なし飛び込みの場合、店舗の人員状況に寄りお断りせざるを得ない場合がございます。
最後に実際のご相談方法についてですが、一番簡単なのはメールです。
お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。
横浜店 スタッフ紹介はこちらからとなります。
★★★横浜店では定期的な換気を行いながら感染予防対策を徹底しております★★★
★★三密とお客様同士の重複を避ける為 事前のご予約をオススメしております★★

ご来店予約は上記のナバーをクリックください!
先程のStorm AudioやGenelecのパワードスピーカーサラウンドなど、横浜店のみが持ち合わせておりますプレミアムシアターのご案内をさせて頂きます。

アバック横浜店では今回ご紹介したプレミアムシアターROOM1を含めROOM3まで全く違う3つの極上シアターが稼働中です。

パワードスピーカーで構成された5.1.2ch構成による圧倒的なパワーが部屋を埋め尽くすRoom1。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room1 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220218ROOM2は「音楽とデイライトシアターの融合」をテーマに7.1.4CHをベースにピュアオーディオを直列繋ぎでシステムを組み込んだ上質なお部屋。
【横浜店】プレミアム・シアタールーム Room2 OPEN!
https://corp.avac.co.jp/news/20220104
そしてRoom3は民生ホームシアター最高峰の一角「StormAudio」を使用し、Monitoraudioの11.1.4CHシステムを構築しております。
【横浜店】プレミアム・シアターROOM3稼働開始。Storm Audioの常設設置を開始しました!
http://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/yokohama/20211213
(2022.9.25情報追加:Storm Audio ISPMK2の店頭展示品販売を開始しております!

【展示処分品】STORM AUDIO ISP.16MK2+PA16MK2 【03-000037】

それぞれ機材準備がありますのでご予約制です。
よろしくお願いします。

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株式会社アバック横浜店
https://corp.avac.co.jp/contents/shop/yokohama.html
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