ホームシアターにおける映像再生ソースは、様々なメディアが入れ替わり、
私が経験しているだけでも、
VHS / LD / DVD / Blu-ray / UHD
（※他にも様々なメディアがあったんですが、本題じゃないんで、この辺で勘弁してください(^^））
遂には記録メディア自体がなくなり、
「Amazon Prime」や「NetFlix」といった
「ストリーミング」が登場してきています。
ただ、記録メディア時代にあったような高画質・高音質を追求した「ハイエンド再生専用機」が、
このストリーミングには見当たらないわけです。
かろうじて、スティック型のデバイスよりは、
内蔵CPUスペックに優れる　Apple TV 4K　が他社製品よりもリードしている感覚でした。
それでも「ハイエンド再生専用機」というクオリティに至っているとは言い難い状況。
そこで、ホームシアターのクオリティを追求したい場合、
Apple TV 4K　の画質/音質をアップする方法を考えたりするわけですが、
この度、その可能性のあるアイテムを見つけましたので、
ご紹介したいと思います。

EDISCREATION
FIBER BOX 2 “JAPAN STANDARD MODEL”

先月2021年5月に発売されたばかりのアイテム。
内容としては「光絶縁ツール」となります。
この「光絶縁ツール」とはなんでしょうか？
少し前から、ネットワーク内のノイズを低減するため、
LANケーブルの接続をノイズの影響を受けづらい光ファイバーケーブルに変換し、
「ノイズ源から絶縁」して伝送する
「光アイソレーション」「光変換」が、
ネットワークオーディオの世界で話題となっています。
DELA　ネットワークスイッチオプション OP-S100

なんかがそうですね。
（※コレ私も試したことがありますが、ネットワークオーディオの音はしっかりグレードアップしますよ）
ネットワークオーディオプレイヤーの中にも、
光ファイバーモジュールとなるSFP端子を備えるものが出てきたりしている現状があります。
ただ、この「光アイソレーション」「光変換」、
機材や接続ケーブルが増えてしまう点、対応機器選定の難しさなどがネックとなっていました。

EDISCREATION
FIBER BOX 2 “JAPAN STANDARD MODEL”

は、これを1筐体の中で納めて、LANケーブルのIN/OUTだけで「光絶縁」を実現し、
さらにオーディオグレードの筐体性能、高品位なOCXOクロックの採用、リニア電源搭載で、
ハイクオリティを実現した、というもの。
メーカーではネットワークオーディオでの使用を想定していますが、
ネットワーク内のノイズ低減への効果アリなら、ストリーミング映像プレイヤーにも効くのでは？？
ということで、
Apple TV 4K

で試してみました。
ネットワークハブからFIBER BOX 2　へLANケーブルで接続。
FIBER BOX 2　から、Apple TV 4K　へLANケーブルで接続する、だけです。
FIBER BOX 2　アリとナシで比べてみました。

iTunes movie　タランティーノ監督作品
「ワンス・ア・ポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
マーゴット・ロビー扮するシャロン・テートが、
自身出演映画を封切する映画館を訪れるシーン。
シャロン・テートにあたる陽の明度、陰になる部分がよりはっきりとします。
HDR効果が向上しますね。解像感、質感も向上。
音は、環境音（SE）の空間表現の向上、セリフにも質感が出てきます。

「NetFlix」での個人的なリファレンスにしている
アルフォンソ・キュアロン監督作品「ROME/ローマ」
クライマックスの波のシーン。
画、音ともに差が出ます。
画は全体的に抜けがよくなり、コントラストもアップ。
音は、奥行感があがり、波の実在感がよりアップします。

いずれも画は、コントラスト感のアップ、
音は厚み、実在感のアップ、という効果が見られました。
ディスクプレイヤーのクラスの違いと同様の変化と捉えていいでしょう。

2万円ぐらいのデバイスのアクセサリーに20万弱、は少々高額と思われるかもしれませんが、
デバイスと合わせてハイエンド映像プレイヤーの価格、
と考えていただけるといいのかもしれません。

現在、アバック名古屋店でご体感出来ますので、
ご興味ある方は、ぜひ試聴ご依頼ください。
（※セッティングのため、必ずご予約をおねがいます）

ご来店時は、
密を避けるため、スムーズなご案内のために、
来店ご予約にご協力ください。
お電話、もしくはメール（nagoya@avac.co.jp）
ご予約フォームもぜひご使用ください。

「YAMAHA NEW AV AMP RX-A8A 視聴商談会」
詳細は【こちら】からお願いします。
名古屋店　7月3日(土）　開催です。
第1回：11:00 ～ 12:00 [定員：4名]満席
第2回：13:00 ～ 14:00 [定員：4名]満席
第3回：15:00 ～ 16:00 [定員：4名]満席
第4回：17:00 ～ 18:00 [定員：4名]満席
の計4回　感染対策として定員少なくなっております。
※全回満席ですが、今後もご試聴の機会作りますので、ご希望の方は、別途ご連絡ください。

お電話、もしくはメール（nagoya@avac.co.jp）でお願いします。