【新宿本店】Victorプロジェクター新ファームのココが凄い!!

新宿本店 明石(あかし)です。
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Victor 4Kプロジェター
の2022年新ファームアップについてご説明してみようかと思います。
Victorプロジェクター Vシリーズ 発売から約1年経った2022年11月中旬に公開された
今回の最新ファームのトピックは以下の3点
● 「FILMMAKER MODE」の追加
● レーザーダイナミックコントロールに新モードを追加(DLA-V50を除く)
● 「HDRレベル」に「Auto(Wide)」が追加
それではひとつづつご説明していきましょう。
「FILMMAKER MODE」は、
映画やテレビ制作スタジオ、コンテンツ配信会社ほか家電メーカーやデバイス開発メーカーなどが加盟する団体「UHD Alliance」が提唱する
『制作者の意図を忠実に再現する設定』
要するに、
機材由来のフレーム補間やノイズリダクションなどの画質補正機能をオフにして、
『制作者が制作した状態で』 映像を観ましょう、という機能です。
一時期、トム・クルーズが提唱した「映画は24フレームで観ましょうよ」というのに通じる考え方ですね。
色温度は、画調に直接的な影響が大きいので、
映画などの映像コンテンツ制作時の基本である6500K(ケルビン)とされます。
既に、LGのテレビなど、
フレーム補間やノイズリダクション等の、元来補正を強くかけているものにも搭載されていますが、
今回 Victor のようなハイエンドモデルにも搭載されてきたのは、
実は少々意外でした。
正直、Vシリーズのようなハイエンドプロジェクターにおける画像調整/補正機能は、
よく出来ていますので、積極的にご活用いただいても、画の破綻があるとは思えません。
「FILMMAKER MODE」では、
DLA-V90R/V80R/V70R の「ウリ」でもある、
MPC/8K e-shift も、微調整が出来ない状態になってしまいます。(ON/OFFは可)
「Theater Optimizer」も項目自体がグレーアウトします。
ただ、他の設定すべてが調整できなくなるわけではありません。
「Motion Control」は、「Motion Enhance」のみ調整可。
こうしてみていくと、
Vシリーズでの「FILMMAKER MODE」は、画質向上のために積極的に使用する、というよりは、
「基準の画を知る」「基準の画を体感して調整に生かす」というスタンスでお使いいただくのが、お勧めなのかな、と思います。
Panasonicのブルーレイレコーダー/プレイヤー(DMR-ZR1やDP-UB9000など)で
映画ソフトのUHD/Blu-rayディスクを再生してみるとほとんどのソフトで、
「FILMMAKER MODE」として感知されます。
(※現状 SONY と REAVON のUHDプレイヤーではフラグは出てないみたいです)
メニュー上で、
「FILMMAKER MODE」を「オート」としておくと、この感知で、
自動的にピクチャーモードが「FILMMAKER MODE」となってしまいます。
「FILMMAKER MODE」は「手動」としていただき、使いたいときに変更するほうがお勧めのような気がします。
左上に「FILMMAKER MODE」と出るのは、特に気にしなくてオーケーです。
「FILMMAKER MODE対応コンテンツとして認識してますよ」ぐらいの感じで、捉えてください。
ちなみに、ディズニープラスやアマゾンプライム、Netflixなどでは映画コンテンツであっても「FILMMAKER MODE」の自動感知はしないようです。
次に、
『レーザーダイナミックコントロールに新モードを追加』
「レーザーダイナミックコントロール」は、レーザー光源の明暗制御機能。
ハロゲン光源時代は「アイリス」(機械絞り)で行っていた明暗制御も、
光源がレーザーになると、光量のコントロールで行うことになります。
いままでの
階調優先(「モード2」よりもコントロールが控えめで緩やかな変化)である「モード1」
コントラスト優先(「モード1」よりも大きめのコントロールでハッキリとした変化)である「モード2」
に加え、
よりダイナミックにコントロールする(要するにピーク輝度をターゲットに、明暗無制限に駆動する)「モード3」
が追加されました。
「モード3」は、輝度バランスが非常に大きく動くことになり、特に明るいピークのある画は「映える」でしょう。
メーカーデモでは、「レヴェナント: 蘇えりし者」(本作は全編自然光によるライティング)
などでデモンストレーションされていましたね。
ライティングが凝っている映画ほど、その効果の違いが判るかもしれません。
いままで1つだった画質モード「Frame Adapt HDR」が
「Frame Adapt HDR1」「Frame Adapt HDR2」「Frame Adapt HDR3」
と、3つになりましたので、
それぞれのモードに「モード1」「モード2」「モード3」を割り当てて、
コンテンツ毎に切り替えるなんてことも出来てしまいます。
ただ、「レーザーダイナミックコントロール」は、「ハロゲン光源」では機能しませんので、V50には適応されない機能となります。ご注意ください。
最後にご紹介するのが、「Frame Adapt HDR」の「HDRレベル」に「Auto(Wide)」が追加
こちらの画は、従来設定されていた「Auto(ノーマル)」とくらべ、
全体的に明るくなりますので「SDR」(スタンダードダイナミックレンジ)に近づく方向です。
これもコンテンツによっては「観やすさ」に繋がることもあるでしょう。
結構大きな内容となりますので、実際のファームアップにかかる時間は約55分程度、
お時間に余裕のある際のアップデートがお勧めです。
ちなみにファームアップには「USBメモリ」が必要になります。
こちらのモデルに限らず、最近の機器は発売後も「ファームアップ」は『必須』ですので、
ファームアップ用の「USBメモリ」を一個持っておくといいのではないでしょうか?
ファームアップのファイルサイズ自体は大きくはないので、
そこまで容量の大きなものでなくても大丈夫でしょう。
(※逆に大きすぎる容量のモノだと読み込めなかったりする場合もありますし)
今回のファームアップは、
既にお持ちの方には選択肢の幅が増えるうれしいアップデート、と言えるでしょうし、
V90R/V80R/V70R/V50 の導入をこれからご検討の方にも、
発売1年経ってからも、しっかりこういったアップデートをしてくれるブランド、
というのは信頼度が増しますよね。
もちろん、アバック新宿本店の展示品は、
V90R/V80R/V70R/V50 いずれも新ファームにアップデート済み。
ご視聴ご依頼もお待ちしております。
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こんなイベントも開催していますので、
ぜひお近くのアバックまでお問い合わせください。
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