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【福岡店】リレーブログ/話題の新製品YAMAHA/RX-A8AとRX-A6Aを比較してみました


アバック福岡店 木下です

さて今回は新宿本店を皮切りに、横浜、梅田、福岡、そして最後は名古屋店へと渡していく、一つの商品にスポットをあてた面白い企画 ”AVACリレーブログ” が始まっております。

既にご存知の通りYAMAHA AVENTAGE SERIESから、待望のフラッグシップモデル「RX-A8A」を筆頭にハイグレードモデルのRX-A6A、RXA-4A新たに3モデルが発売となりました。

そこで福岡店では、この3機種の中から価格差の違いによってどの程度表現の差が出るのかを、RX-A8A VS RX-A6Aの比較にて検証してみたいと思います。

今回の検証は福岡店のショールーム、同じセットアップ内容、同じ機材にて実施。
スタッフが実際に視聴をおこなった際の感想を記事にまとめました。

使用したソフトはコチラ

もう、説明不要の有名な映画ですよね。

多数の名曲に乗せて、フレディ・マーキュリーの半生を描いた完成度の高い映画ですが、今回はストーリーのクライマックスとなっている1985年開催「ライブエイド」の伝説となったステージシーン(21分間)を視聴。

今回AVアンプの設定はA8A、A6A共通となり、ショールームの機材構成から5.1.4chとしました。

トップフロント・トップリアの接続は(メーカーにより表現はことなりますが)EXTRA SPへ接続。

角度も測定するので、細かい設定まで行う事が出来ます。

自動設定しましたが、トップのスピーカーはやや+傾向の音量設定となりました。

YPAO(ヤマハ独自の自動補正)機能を使用し、今回この様な計測結果となりました。

さて、ココからが各商品の特徴を伝える内容となります。

まずはフェイスを比べてみましょう(上段RX-A8A/下段RX-A6A)。

今回から液晶のドットが細かくなり、なんと日本語表記にも対応。
シャーシの共振対策となる、5番目の脚も両機種ともに健在。

見た目では違いがわかりません(横から見れば奥行きに違いがあります)。

端子のレイアウトに差はないものの、スピーカーターミナル数がRX-A8Aは2ch増加。
内臓パワーアンプ数に違いあり(数は後ほど説明)。

ここでお気付きでしょうか? 前モデルには無かったバランス端子が搭載されており、RX-A6Aでも入力、出力1系統ずつ対応となっているのが嬉しいところです。

■RX-A6A■ 定価275,000円(税込)
まず、前モデルより解像度も良く明瞭で、一聴して大きな躍動感が感じ取れたので、いきなりの好印象でした。
DACについては、ES9026PROを1基、ES9007Sを1基の搭載で、精度も高く音の輪郭表現も良く聴こえました。

少し高域が気になるものの(好みの差レベル)自然な表現に感じ取れました。
スピーカーは、Monitor Audio GOLD300-5G/GOLDC250-5Gを使用。「RX-A6A」のドライブ力の高さや癖を感じにくい表現からも、スピーカーブランドはそれ程選ばないように感じました。

内臓パワーアンプ数:9チャンネル(プリアウトを使い外部パワーアンプで強化を図るのも良いでしょう)。
スピーカー設定パターンは複数メモリが可能で、RX-A6Aは2パターンまで記憶できます。

音声フォーマットでは「AURO-3D」の11.1ch HEIGHT LAYERに対応(外部で、2ch分のパワーアンプが必要となる)。

前モデルの「RX-A3080」と価格帯はほぼ同じ(若干の値上げ)ですが、総合的にみても変化は非常に大きいです。
デザインはそれぞれの好みはあるので判断は難しいですが、以前のPioneer社のLXシリーズを思い出す光沢ぐあいが個人的には好みです(ボタンもほぼなくなりシンプルなのも良いです)。

■RX-A8A■ 定価418,000円(税込)
全体の音、映画を観ていても空間表現が広く、独特な高さ表現が特徴のYAMAHAのAVアンプ中でも更に高低差を感じ取ることができ、A6Aと比べても空間表現の幅が更に広いです。

YAMAHAにしか出せない空間表現は皆さんご承知のとおりですが、このフラッグシップ機ではより立体的なサラウンド表現が可能となっており、RX-A6Aでは感じにくかった音のエネルギー感、密度感なども感じることが出来ました。

ある程度時間をかけ聴き比べをおこないましたが、「RX-A8A」では、クイーンの演奏やスタジアムの声援が飛び交うシーンでも高域の表現が絶妙に綺麗で、非常に心地よい響きを感じることができました(長時間聴いていても疲れません)。

特に、静寂さの中で一気に演奏が始まり、会場全体に広がっていく立体的な空気感は、これまでのYAMAHAらしさを継承しつつ、より自然なサラウンドを追求した故の表現力であると感じました。

内臓パワーアンプ数は11チャンネル。更に極めたい方は外部アンプへXLR(バランス)出力するのも良いでしょう。

DACについてもRX-A6Aとは違い、より高精度な「ES9026PRO」を2基搭載。
特にサラウンド表現などでは、高域の解像度が格段に良くなっており(それでいてうるさくない)、低域から高域にかけてのバランスもかつてないレベルに達していると感じました。

スピーカー設定パターンのメモリ数に違いがあり、RX-A8Aは4パターンまで記憶できるので、複数の設定をメモリーしておけば音場のとり直しや切換などの手間も抑えることができます。

また、更なる音声フォーマットとして、AURO-3Dの11.1ch HEIGHT LAYERに内蔵アンプのみで対応しており、これまでに無い新しいヤマハAVアンプの一面が見れるかもしれません。

YAMAHA AVアンプ/新製品としての違い、上位2モデルのまとめ

・YAMAHAの立体音場創成技術「シネマDSP」は、最大11.2ch環境までバーチャル再現の「シネマDSP HD3」を搭載。
各シーンをAI技術で解析し、最適なサラウンド効果を生み出す「SURROUND:AI」は健在。

全ての処理性能が向上、その中でも大きな変化としてDSP部は従来、オリジナルのSoCを使用も新モデル3機種では
クアルコム製「QCS407」チップを新採用したことで、「Surround:AI」の処理能力は64bitにパワーアップ。
音響測定の「YAPO」も64bitバージョンと精度が上がり、高性能な仕上がりに。

透明感もありサウンドの輪郭が鮮明に表現できているので、前モデルを大きく超える結果となる。

・バランスの良い低域を生み出す為に、パラメトリックEQオプション「Low Frequency」が新しく追加。
音響測定の「YAPO」を使いつつも、より自分好みを追求することもできるので、調整による楽しみが増えた。

・次世代ゲーミング機能のVRR、QMS、QFT、ALLMなど、新しい規格もサポート。
最新世代の映像やゲームを楽しめ、全スペック対応となっているのでゲーム好きの方には、かなりおすすめ

新製品の大きな変化を説明しましたが、スタッフも楽しみにしていた約3年後越しとなる今回のモデルチェンジ。最新技術を惜しみなく取り入れたその性能は、いずれの機種でも文句の付けようがない仕上がりです。

シャーシ精度などの向上も説明しましたが、最後に言われないとわからない変化として…

トランスからアンプ回路への共振を最小化に、振動を抑制するためにトランスと底板の間にパーツを挟み、底板からの振動がトランスに伝わらないよう徹底した工夫が施されているのも評価したいところです。

クロスフレームも強化、剛性も高めることで安定性も向上。ここでもトランスからの発生源となるノイズを極力抑え、クリアな表現へと確実に繋げています。

前作から価格帯の変化はあるものの、例えば「RX-A3080」から買替の場合は「RX-A6A」でも変化は大きく期待は大ですが、もっと欲張りに変化を期待したい方にはAVENTAGE SERIESが誇る、フラッグシップ/RX-A8Aを、ぜひご検討いただきたいです。

聞き比べの試聴予約も随時承っておりますが、フォームより事前のご要約をお願いします。
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それでは、各店のブログも目を通していただき、ホームシアターの醍醐味、AVアンプの重要性など、再確認してみて下さい。

最後に、スペックなどの案内は弊社スタッフの紹介動画もありますのでご覧いただき、ぜひチャンネル登録もお忘れなく!!

 

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