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【新宿本店】MAGNETAR UDP900 VSシリーズ『Panasonic DP-UB9000』編

新宿本店 明石(あかし)です。

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先月3月1日に発売となりました待望のハイエンドUHDプレイヤー

MAGNETAR UDP900

おかげさまで、この価格ながら(この価格だからこそ?)大ヒット中です。
ただ、他社UHD現行モデルとの比較、さらに過去モデルとも比較してから考えたい、
というお声も多くいただいておりますので、

『MAGNETAR UDP900 VSシリーズ』と題して、現行モデルや過去モデルと

MAGNETAR UDP900 とを比較していこうかと思います。

ということで、今回比較するモデルは、

Panasonic DP-UB9000  です。

既に完了している本モデル。2018年冬に発売されたUHDプレイヤーです。

・映像/音声の分離出力可能な2系統のHDMI出力端子を搭載

・アナログRCA/XLR ステレオ出力端子を搭載

・アナログ7.1ch RCA出力端子を搭載

と 端子上のスペックは、MAGNETAR UDP900に近い仕様となっております。

それでは、比較視聴にいってみましょう。

まずは、HDMI出力による映像評価から。
使用するソフトはUHD「マリアンヌ」

いつものチャプター:2、チャプター:7、チャプター:11 あたりでチェック。

DP-UB9000 自体の画に不満があるかと言えば、別段ないのかもしれませんが、
比較するとやはりMAGNETAR UDP900 のほうが雑味の無いスッキリとした画。
シーンによってはもう一段フォーカス感があがったようにも思えます。
暗部諧調はもちろん、輝度の高いほうも十分諧調が出ています。

BD「ブレードランナー」でブルーレイの4Kアップコンバートも比較してみましょう。

冒頭の街に炎が昇るシーン周辺に出るノイズ感もUDP900 のほうが、
スッキリと処理されています。

次はHDMI出力による音質評価です。
使用するのは UHD「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」

チャプター:4 のカーチェイスからの銃撃戦シーン。
UDP900 のほうが冒頭から低音がグワッと広がります。
教会の鐘がなるシーンではアトモスの音場空間が明らかにUDP900 のほうが広く,奥行きも感じます。
また銃で防弾ガラスにドンドン打ち込んでいくのですが、UDP900 のほうが、この音がハッキリしているうえに「重い」です。

続きまして、アナログアウトによる音質評価。
まずはRCAステレオから。
音源はCD「上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト/SPARK」から「SPARK」

ソロピアノから始まって、ベース、ドラムと音が増えていく構成ですが、
ピアノの透明度の高さ、各楽器のセパレーションは明らかにUDP900 が上でしょう。
DP-UB9000 だとやや「団子」になっているように感じます。
また映画サラウンド同様、低音の重量感が印象的でした。

続いてXLRステレオ。
音源はCD「宇多田ヒカル/First LOVE 15th Anniversary Edition」から
「time will tell」
(※この曲個人的には好きなんですが今回のベストには選曲されてないですね)

あくまで比べると、ではありますが、UDP900 のほうが、より声に厚みがあり、
低音にも解像度の高さを感じることが出来ます。
音場も広くなるようです。

ちなみに先日発売されたベストアルバムが、デビュー25周年記念盤ですので、約10年前のディスクです。
SHM-CD仕様になっていました。

Panasonic DP-UB9000 は、アナログ7.1ch RCA出力端子を搭載しているのですが、
SACDディスク再生には対応しておりません。
今回はこちらの端子での比較試聴は行いませんでした。

Panasonic DP-UB9000 は、「MASTER GRADE VIDEO CODINGの対応」や「HLG/PQ変換機能」など、
MAGNETAR には無い機能もありますし、操作感も悪くありません。
価格対比では総合的に優れたモデルだったとは思います。

ただ「ホームシアターのディスク再生のクオリティを上げたい」といった場合には、
MAGNETAR UDP900 へのお買い替えをご検討いただいてもいいのではないか、と思いました。

いかがでしたでしょうか?

DP-UB9000 を下取りに出して、MAGNETAR UDP900 を購入も、もちろん可能。
アバックならいつでも下取りアップ中です。

皆様の導入のご参考になれば幸いです。

ひとまず今週末 比較試聴可能としておきますので、
ご興味ある方はご試聴ご依頼ください。

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