マイホームシアター825

2025.10.14ホームシアター施工例, リビングルーム, ■建築タイプ, リフォーム, スクリーンシアター, ■設置場所, テレビシアター, シアタータイプ, 2wayシアター, マンション

120インチ 5.1.4ch 2WAY ATMOSシアター（既存・リビング）

施主情報：東京都 T様邸
担当：松本（アバック新宿）
インストール：松本（アバック新宿）

今回ご紹介させていただく施工例は、現在お住まいのマンションのリビングに導入した2WAY ATMOSシアターです。
もともと5.1ch環境でホームシアターを楽しまれていましたが、今回は既存のシステムをベースに、AVアンプ・プロジェクター・各種ケーブルを一新し、DOLBY ATMOS対応へとアップグレードいたしました。
立体的で臨場感あふれるサウンドを追求した、快適かつ本格的なリビングシアターが完成いたしました。

建築タイプ	集合住宅
部屋の形状	リビングルーム
スクリーンサイズ	120インチ電動スクリーン
サラウンド構成	5.1.4ch

機材リスト

プロジェクター：EPSON／EH-LS11000
スクリーン：GRANDVIEW／GEA-120HDW
モニター：65インチ既存機器
AVアンプ：DENON／AVR-X3800H
UHD+HDDレコーダー：Panasonic／DMR-4T103
メディアプレーヤー：Apple TV 4K
フロントスピーカー：DALI／ZESOLR5
センタースピーカー：ZENSOR／ZENSOR VOKAL
サラウンド：DALI／ZENSOR1
フロントハイト：HomeTheater Factory／HF-SP520T-W
トップミドル：HomeTheater Factory／HF-SP520T-W
サブウーハー：SONY／SA-CS9

右側にキッチンカウンターがあったため、スクリーンの設置位置は慎重に検討しました。
フロントスピーカーのDALI ZENSOR5がカウンターよりも低い位置に収まったことから、スクリーンはお部屋のセンターに配置しております。
プロジェクターは隣の書斎に天吊りで設置しましたが、投写光軸がリビングとの境目で途切れないよう、下見時に計測したデータをもとに図面化し、綿密に計算して取り付け位置を決定しました。
その結果、映像が欠けることなくスクリーン全体に安定して投射できるようになっております。

天井には、弊社プライベートブランドの「HomeTheater Factory HF-SP520T-W」をフロントハイトとトップミドルとして設置しております。
このスピーカーは映画や音楽において立体感のあるサウンドを再現し、視聴体験をより豊かなものにしてくれます。音響効果を最大限に引き出しながら、空間に自然に溶け込むデザインも特長です。
また、工事スタッフの熟練した技術により、各種ケーブルはすべて壁内に美しく隠蔽されております。
視覚的な煩雑さを排除することで、リビング全体がすっきりとした印象となり、洗練された居心地の良い空間を実現しています。

プロジェクターには、4K対応のレーザー光源モデル「EPSON EH-LS11000」を採用しております。
高輝度かつ高コントラストな映像により、昼間でも明るく鮮明な映像をお楽しみいただけます。
本体は隣接する書斎に天吊りで設置し、リビング側へ映像を投射する構成といたしました。
施主様のご要望に合わせて本体カラーは白を選定し、天吊り金具もホワイト仕様とすることで、空間全体の統一感を高めています。

65インチのテレビは、構造上の制約により壁掛け設置が難しかったため、AVラックに卓上スタンドを組み合わせて疑似的な壁掛けスタイルといたしました。
この工夫により、スタンドがないことでリビング全体がより広くすっきりとした印象となり、視覚的なノイズを抑えた洗練された空間に仕上がっています。
また、日常使いの利便性を損なうことなく、映画鑑賞時にはシアターとしての迫力ある映像をお楽しみいただけます。