名古屋店 明石(あかし)です。
その個性的な音で、じわじわユーザーを増やしているカナダのスピーカーブランド
Paradigm(パラダイム)より、
センタースピーカー
PREMIER600C
を試聴する機会がありましたので、軽くレポートをば。
センタースピーカーの実力を測るために、私がよく使用しているソフト
「セッション」
(※ドルビーアトモス収録UHD盤まだ持っていないので、ブルーレイDTSマスターオーディオ5.1chで)
センタースピーカーを紹介する際に「主にセリフを担当する」とされることがありますが、
この作品は、物語の核になるドラムの音もセンターに持ってきています。
下手なセンターだと力負けしてしまうわけです。
一見したところの感想が「デカイ・・・」(本体ワイドサイズ:908mm!!)
だったので、予想はしていましたが、
やはりこの大きさのセンターはイイですネ。
このセンタースピーカーにとって難しいコンテンツでも力負けしていません。
小型のセンターに比べてボリューム感、広がりが違います。
加えてParadigm(パラダイム)の良さである
クッキリとした輪郭、低音域でもはっきりとした解像感を得られる点が生きています。
このシリーズ中、センターの2機種だけがバスレフポートの無い密閉型。
タイトな質感でドラムの音が「パシッ」と決まるのが心地いいです。
続いて
「攻殻機動隊/GHOST IN THE SHELL」
北米盤ドルビーアトモス音声で。
押井守監督節炸裂の、
草薙素子:田中敦子
バトー:大塚明夫
人形使い:家弓家正
レジェンドクラス超一流声優の豪華共演シーン。
これもセリフの明瞭度がいいです。声の書き分け、セリフのニュアンスまでしっかり聴き取れます。
大きさがネックではあるかと思いますが、
逆にそれがクリアになるなら、かなりオススメのセンターだと思います。
もちろんフロントは同一シリーズで揃えましょう。
PREMIER800F
PREMIER700F
は、名古屋店常設展示品となっております。