【横浜店】JVC LX-NZ30展示開始です。変わっていない様でいろいろ変わったリーズナブルプロジェクターです。
横浜店 渡邉です。
今回はLX-NZ3の後継改良機「LX-NZ30」をご紹介します。
LX-NZ30
https://www.jvc.com/jp/projector/lineup/lx-nz30/
カタログ：https://www.jvc.com/content/dam/jvc/jp/projector/download/catalog/projector_lx-nz30/web/lx-nz30.pdf
通販リンク：https://www.avac.co.jp/buy/products/list?category_id=&name=LX-NZ30
すでにCES2023で機材そのものは紹介されておりましたが、今回日本でも発売しました。
基本的にはゲーミング方向に進化した改良機＋画像補正関係がちょっと進化した機材というところでしょうか。
実機開封は……外観上の変化はありませんので割愛。
開封しました。
今まで展示していたLX-NZ3を横に並べています。
色は白と黒の二色となりますが、今回は黒を選んでいます。
後継改良機と言う事もあり、外観には変化はありません。
外形寸法は405×341×145.8mm(幅×奥行き×高さ)。重量は5.9kg。
消費電力は360Wで、待機時は0.5W。動作音は標準時が34dB、エコ時が29dB。
この辺りも変化はほとんどありません。
DLPデバイスは0.47型DMDを踏襲し、ベース解像度は1,920×1,080でE-Shiftを用いて3,840×2,160の投射解像度を実現します。
4K時のHDR10はもちろん、国外メーカーとは違いNHK BS4KのHLGもサポートしています。
次にこの機材の特徴ともいえるレンズシフト量にも変更なし。
上下±60%・左右±23%の手動シフトが可能であり、他のDLPデバイスプロジェクターより一回り大きなレンズシフト量により、設置の柔軟性を持ちます。
100インチの投射距離は最低3.0m、最高4.8mと1.6倍の手動ズームは変化なしです。
斜め投射や角度をつけた商社の際に必要な台形補正機能は既存の垂直に加え水平・傾きの補正が追加され、さらに四隅の調整も可能なコーナーアジャストと任意のエリアごとに歪みを補正するワーピングなど、どちらかと言えばプロジェクションマッピングなどで使うものですが、円筒への投射が可能などかなり細かいレベルの補正機能が追加されました。
この辺りはだいぶ機能が向上しています。
搭載端子はHDMI入力×2(HDCP2.3)、DisplayPort入力×1、USB-C（DP Altモード）×1に加え、電源供給用USB-A×1（主に光HDMIケーブル用）トリガー×1、RS232C(D-Sub 9pin)×1、LAN×1を備えています。
DisplayPortとUSB-Cが追加されているのが最大の特徴です。
DisplayPortはVer1.2で2K 240hzまで対応しており、ここ最近のFPSゲームに十分対応できます。
USB-CについてはDisplayPort Alternate Mode対応ですが、USB2.0Aの表記がありますので、Display Port1.2相当だと推定されます。
ThunderBoltのは及びませんが、普通の使用方法では支障が出ることはないと思います。
こんな感じです。
映像はPS5 HD-120hzでホグワーツを動作させています。かなりスムーズです。
今回はいわばマイナチェンジの範囲ではありますが、PCユースでフルHDでFPS等を行うお客様には便利になったことははっきりしています。
また、画像補正機能がかなり充実しておりますので、この辺りは壁への投射を行う方などへの「壁の凸凹対策」やいわゆる「サイドショット」をを行う方には適正範囲が増えています。
LX-NZ30は価格が少し上がっているのがネックですが、お勧めがしやすい機材かなとおもいます。
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